イノシシときどき天使の3歳男児と向き合うLifeHack
我が家の王子様こと、つむぎさん、3歳。
4月10日から幼稚園バスに乗って、毎朝8時前に元気に登園している。幼稚園バスに乗るのは楽しいらしく、送り迎えをしていた頃と違って全くぐずることなくニコニコ家を出る。園バス、最高だ。
預かり保育までお願いしているので、お迎えの時間は車でお迎え。そのときも元気に帰ってくるので、きっと園は楽しいのだろう。
そして、帰宅後。ぼくと幸枝さんが忙しくなる時間だ。王子様は機嫌がいいときは天使のようだが、疲れていたり、お腹が空いていたりするとイノシシとなる。
「テレビ変えて!」
「あれとって!」
「おなかすいた!」
「おかしー!」
「もぉう、ぼくは怒った!ほんとうに怒ったぁ!」
イノシシの日はなかなか大変だ。ぼくと幸枝さんの体力と精神力は真ん中のくびれが甘い砂時計のように見る見る減っていく。
きっと全国に同じような状況の人たちが5万といることだろう。そんなパパママにおすすめできる(かもしれない)LifeHackを幸枝さんは実行している。
「テレビー、変えて!」
つむイノシシが荒ぶる。穏やかに近寄る幸枝さん。
「そうじゃないでしょ。テレビ変えてください。大好きなママ、でしょ?」
イノシシは少し考え、少し不機嫌な感じで、口早に言い直す。
「テレビ変えてください。大好きなママ」
「分かったよ、大好きなつむちゃん」
これが3歳児イノシシに削られる親の体力を盛り返すライフハックだ。正直ぼくは照れくさいので使っていないが、幸枝さんは結構使っている。きっと何かしらの効果があるのだろう。
こんな感じでだでぃ、ママ、つむ、かい、スピカの日々は進んでいくのであった。
イノシシときどき天使の3歳児を育てている全国の皆さま、気が向いたら試してみてください。
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