20代で起業したストーリー(経緯)

ノートをチェックをする人の中には学生や若くして起業したいと思う人も多いと多います。
私は28歳の時に起業しました。学生時代からずっと20代で起業をしたいと思っていて念願叶ってスタートした感じです。ただし、会社を作ってから軌道に乗せるまでが苦労の連続でした。

ここでは、私が起業した経緯などを綴っていきたいと思います。

なぜ起業した?

私は自営業の長男として育ちました。父親が当時としては珍しいソフトウェア開発で20年岐阜で経営をしていました。
私の中では大企業に就職する事よりも社長になることに興味があり、社会に出たらいずれ起業したいと高校、大学と思っていました。
将来経営がしたいので、大学も経営学部。でも、志はあっても努力できないグータラ大学生でしたので、単位で経営や簿記がありましたが何一つ起業時に役立つ勉強はできていませんでした。

ノープランの学生時代、就職先は課題図書

大学生活はグータラでしたがありがたいことに、ゼミのカリキュラムが割と厳しく、ゼミ履修中に課題図書としてビジネス本をレポートする宿題がありました。確か30冊ぐらいあらゆるジャンルで指定があったはずです。
その中で私が興味を持ったのが以下の書籍。

・自分を活かせー僕はどうやって自己実現したか 南部 靖之(著)

当時は行きたい業界もなかったのですが、急成長のサービス業で勉強をすれば、自分も起業しやすい!と思いましたし、書籍の内容もどんどん若手が新しい事業を起案し社長になっているストーリーで、学生の私は「これだ!」と思った訳です。
書籍の中に業界No.1で経験すればどこでも通用する記載があったのですが、この会社が当時業界ではNo.1だったことも入社したいと思ったきっかけになりました。
どんなことでも振り返れば人生の転機は些細なことですが、学生の私が書籍を読んで実直に就職活動へ行動を移して実現できたのはよかったことだと思っています。

どうやって就職したか?

普通はこれだと思っても、そこに行けないですよね?ただ当時この会社は採用枠が当時2,000名の会社で、新卒採用枠が250名もあった幸運もありましたが、以下のことを行動しました。
・学生の就職課で採用情報を確認する
・OB訪問用に名刺を作る
(当時はeメールアドレスが1人1個なかった時代に自分のアドレスを印刷)
・面接の練習をひたすらロープレする
努力が伝わったのか、グループ面接でOB訪問した先輩が評価することになり晴れて内定となりました。ちなみに自己アピールも会社に一切媚びず「いずれ起業したいので・・・」と言う内容でした。

配属も起業の意思を貫く

内定を頂いてからインターンをしていたのですが、インターンは本社の飛び込み営業でした。ここで大企業のスタイルを少し見ることができたのですが、入社時に配属希望を出す機会があり、そこの希望には皆が本社の王道を希望するのに対し「一番小さな会社で経験したい」と書きました。
その結果、2,000名の大企業に入社をしたのに、私と新卒の2名、派遣スタッフ2名を足して計7名の一番小さなグループ会社配属になりました。
当時は自分で希望を出しておきながら、花形配属でない気がして少々落込んだのを記憶していますが、チラシや契約書、提案サービスまで自分で企画でき会社のお金で本当に良い経験ができたと思っています。感謝しかありません。

次は、起業の気持ちを持ちながら社会に出てからの経験についてまとめたいと思います。

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