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noteの毎日更新をお休みします

タイトルどおり、noteの毎日更新をストップすることにした。

私のおちょこ程度のキャパシティから、ついにタスクが溢れてしまったのだ。

昨年の2月26日から1年3ヶ月続いている毎日更新。途絶えさせるのはすごく悔しい。

だけど、今の状況をクリアするためには休止せざるを得ないと判断した。


ここ数週間、調子が悪い。

頭がぼーっとして働かない。普段なら難なくできる作業の手順がわからなくなり、頭が混乱してフリーズしてしまう。物忘れも激しいし、うっかりミスも増えた。ひどいときは、数時間の記憶がすっぽり抜け落ちている。

ずっとではなくて、かろうじて頭が働くときもあるのだけど(そういう瞬間を狙って仕事をしたり、noteを書いたりしている)、できることの量が今までより減ってしまった。ひとつひとつの作業に、普段の5倍くらいの時間がかかる。

先日は、メールで送られてきた画像フォルダをどうしたらいいのかわからなくなり、パソコンの前で固まってしまった。

私は、その画像を記事に挿入したかった。作業手順としては、フォルダをダウンロードし、解凍し、入稿システムにアップロードし、記事内に挿入する。

いつもは考えなくても行えているその手順が、まるきりわからなくなってしまったのだ。

私はどうしてしまったのだろう?

気づけば、パソコンの前で「わからない」と繰り返しながら、ぼろぼろ泣いていた。

一年以上前から私のnoteを読んでいる方はご存知かと思うけど、昨年の春もこういう状態になり、4月からは実家で療養していた。

結婚前に通院していた精神科に行くと「初期のうつ病」と言われた。頭が混乱するのは「仮性認知症」と呼ばれるうつの症状らしい(認知症に似た症状があらわれること)。

そのときは主治医と相談し、投薬治療を行わないことにした。働かない頭を無理やり働かせて、なんとかnoteの毎日更新を継続していた。

その2ヵ月後にcakesの連載が決まり、通院を中断して東京に帰ってきた。

その後は少しずつ仕事が増えていき、気づいたら「ライターと名乗ってもいいかな?」と思える生活になっていた。

それから約1年。ありがたいことに、6/21に本を上梓した。

それによって、PR関連の取材や対談、献本の発送や公式アカウントの運用など、やることが増えた。今後はイベントもあるし、書店営業にも連れて行ってもらう。初めての媒体で書かせていただく機会も増えた。

心底ありがたいし、嬉しい。けれど、どうしても思うように動けない。

相変わらず頭はぼーっとするし、めまいや吐き気を催すことも多い。呼吸困難や動悸の発作もしょっちゅうだ。

こんなことを書くと、仕事いっぱいの売れっ子ライターと思われそうだけど、そんなことはない。今の仕事量だって、私がTwitterで交流させてもらっているライターさんたちと比べたら、とても少ないと思う。

ただただ、私のキャパシティが小さいのだ。もともと小さなキャパが、調子の悪さでますます小さくなっている。

こんな私はライターに向いてないんじゃないか。頭がぼーっとするなんて言い訳で、ただの甘えじゃないか?

そんなことをぐるぐる考えていた。

けれど、これが病気でも甘えでも、それは今考えるべきことではない。

今考えるべきなのは、この局面をどう乗り切るかだ。今のコンディションでやるべき仕事をこなすための、具体的な対策。

考えた結果、私は3つの対策をとることにした。

・精神科の病院に行く
・母を召喚
・noteの毎日更新をやめる

毎日更新をやめるのは悔しいし、いい年して母を呼ぶのは情けない。だけど、この状況を乗り切るのが最優先だ。

……と書いている今も、どこかで「いや、頑張ればもうちょっと毎日更新いけるんじゃね?」と思っている。

ギリギリの状態でもがき続けることと、いったん手放すこと。

天秤にかけたとき、今は後者のほうがいい気がしてるのだけど、自分のその判断に自信はない。

どうか、後悔しませんように。近い未来、「あれは英断だった」と思えますように。


あ、毎日更新をやめるだけで、noteはやめません。余裕があるときは書きます。

お仕事のご依頼も受け付けております(納期によってはお受けできない場合もあります)。



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