見出し画像

バンザイしながら悩める? 書籍「あなたの不安を解消する方法がここに書いてあります。」 #全文公開チャレンジ 第30回

こんばんは。ニッポン放送・アナウンサーの吉田尚記です。

#ふあかい 全文公開の第30回。本日も前回に引き続き「メソッド3」のつづき、そして実践編をお送りします。

購入はこちら

メソッド3 “深刻ごっこ”禁止

実践編① バンザイして悩んでみよう

「悩んでも仕方ないから、今日から悩まないようにしましょう」とは、なかなか割り切れませんよね。繰り返しになりますが、それはこの本で禁止している精神論ですよね。
 まずは悩まないための超実践的な対処法をお伝えします。
 メソッド1でもふれた『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』という本で、共著者の石川先生と感情コントロールについての話をしたことがありました。
 学生時代、ラクロス部だった石川先生は、なかなかレギュラーになれなかった。そのとき先輩から「お前は自分がダメだって本気で思っていない。人は自分はダメだって本気で思えたときにはじめて成長するんだ」ということを言われたのだそうです。石川さんの明るい人格が滲んでるエピソードですよね。さらに石川先生がユニークなのが、この言葉に「確かに!」と素直に感銘を受けて、真面目に落ち込んでみようと考えたのだそうです。
 とはいえ、本当は悩んでない。そこで何をしたかというと……「階段に座って下を向いてみた」。完全なる、単なるポーズです。でも、そのポーズを続けているとだんだん本当に落ち込んだ気持ちになってきたのだそうです。そして落ち込み続けるうちに自分のプレーのどこがダメだったかが見えてきたとか……。さすが! 石川さんは研究者ですから、こういう行動に出るわけです。

 この例を逆手にとって、すごく単純に悩みを解消する方法を思いつきました。ポーズから入って悩みをうやむやにしてしまう方法です。
 何か悩みが襲ってきたら、とりあえず両手を挙げてバンザイした状態で悩んでみましょう。
 そのまま自分は何について悩んでいるかを口に出して話してみてください。
 ─どうです? 案外難しくないでしょうか?
 ただ両手をバンザイしているだけでなぜか暗くなれない。実は、悩みってそういうものなんです。「悩まないようにする」っていうのは、一見難しいことのように聞こえますが、実はすごく簡単。思考は行動についてくる。

 メソッド1で、アドラー心理学から引用した、「性格は変えられる。性格が変わらないというのは、性格を変えないという決断を常にし続けているだけだ」という考え方がありました。
 ぼくたちは自分の意志で行動することができる。そしてその人の性格は行動によってのみ判断されます。性格とは、行動のこと。行動を変えられるということは、性格はいくらでも変えることができるんです。
 本当は早起きが苦手な人間だったとしても、努力で毎朝早起きを続けていれば、それはもう「早起きする人」でしかありません。
 自分は暗い人間だから、悩んでしまうのは仕方ない、と思っている人。どうでしょうか? 悩みが生まれる度に両手を挙げて大声でその内容を叫んでいたら、暗いどころか、面白い人ですよ。

もくじ

はじめに
メソッド1
「不安」の正体を明らかにしよう
 -不安はどこからわいてくる?
 -不安は社会の原動力

 -不安の先には、死しかない
 -コミュニケーションからの完全な断絶が、死

 -「不安」はまったく役に立たないもの?
 -不安への対症療法は、「これからどうするか」

 -とりあえず、具体的にやってみる
 -具体化って超大事

 -「なんか大丈夫」感=セルフエスティーム
 -考えるよりも、行動しよう

 -人生で一番役に立たないプライドの話
 -手っ取り早くセルフエスティームを上げるには
 -COLUMN① パソコンは生産の道具、スマホは消費の道具
メソッド2
知らない人に話しかけてみよう
 -「モテたい!」は、叶うのか?
 -コミュ力は才能じゃない

 -知らない人に話しかけるために必要な持ち物
 -コミュニケーションとは、協力型のゲームだ
 -聞いたらダメ、やったらアウトってなんだろう?
 -人に好かれる方法はない
 -彼氏・彼女がほしい! だったら知らない人に話しかけよう
 -実践編① コミュニケーションに最も必要なのは「質問力」
 -実践編② 質問はWhyよりも、Who・When・Where・What・Howが有効
 -実践編③ 会話のきっかけ「木戸にたちかけし衣食住」
 -実践編④ 会話を「えっ!」でトラップする
 -実践編⑤ 間違った情報でもぶつけてOK
 -実践編⑥ 自分の気持ちを表現する=説明力
 -実践編⑦ あいさつをしよう、時間を守ろう
 -実践編⑧ 大きな声が出せていれば、なんか大丈夫
 -COLUMN② 「集中力」は「無視力」
メソッド3
“深刻ごっこ”禁止

 -悩みは自分に何をもたらす?
 -「みんな悩んで大きくなった」はウソ

 -深刻さとはエンタメである
 -決断だけが、人を成長させる
 -承認を目的とすることはできない
 -きみが不機嫌になるのはなぜ?
 -実践編① バンザイして悩んでみよう
 -実践編② 悩みから「暗くなる」をとっぱらってみる
 -実践編③ 適度に“深刻ごっこ”を楽しむ
 -実践編④ 悩むの禁止
 -実践編⑤ やりきることを目的にする
 -実践編⑥ 他人に期待しない
 -実践編⑦ 愛嬌最強説
 -COLUMN③ 引き出しを増やす方法
メソッド4
「面白そう!」さえあれば、人生は大丈夫
 -「夢を持て」って言うけれど
 -100個やって、どれか1個ハマればラッキー
 -今しかできないことをやろう
 -〇〇をやりたいのか、〇〇家になりたいのか
 -楽しむってなんだろう?
 -完全な自由はないけど、どの不自由にとらわれるかを選ぶ自由はある
 -結論。不安を解消する方法=知らない人に話しかける
おわりに

というわけで、今日はここまで。明日もよろしくお願いします!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
コミュニケーション成立!最大のヨロコビ。
22
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記ですー。

こちらでもピックアップされています

吉田尚記 #ふあかい #全文公開チャレンジ まとめ
吉田尚記 #ふあかい #全文公開チャレンジ まとめ
  • 40本

書籍『あなたの不安を解消する方法がここに書いてあります。』#全文公開チャレンジのまとめです

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。