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リワーク内でストレスコーピングを学ぶ①

リワーク内でストレスコーピングについて学んだので、私の中でまとめてみたのでよろしくお願いいたします。

ストレスコーピングとは

まずコーピングの定義を考えてきます

コーピングとは、「対処する」という意味の英語「Cope」に由来する言葉で、困難な状態に対処するための行動や方法を指します。

ストレスコーピングとは、ストレスのもとになっている刺激(ストレッサー)に対して、うまく処理したり上手に付き合おうとしたりする行動や対処方法で、メンタルヘルス用語のひとつです。

コーピングとは?ストレスがたまる理由や対処方法を紹介
https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/what-is-coping?aceid=

コーピングとはどんな事をするのか?下記に3種類を示します。

  1. 問題焦点型コーピング

  2. 情動焦点コーピング

  3. 気晴らし型コーピング

一つづつ一緒に考えてきましょう。

問題焦点型コーピング

問題集点型コーピングは、外部からの刺激を避けることになります。
自分の力を解決するだけではなく、人の手を借りたり、解決せず逃げ出すこともさします。

例えば、相性の悪い人と話すのが嫌であれば、話すのを避けることや、他の人(上司等)をいれ対人関係として解決することを等を指します。

認知的再評価型コーピング

認知的再評価型コーピングとは、ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方を変えようとする方法とする方法となります。

例えば、相手がどのようなことを考えて発言したのだろうか?とか、それに対して自分はどのように対応すると良い結果が生まれるのだろうか?とか色々考えてみます。

そうすると、頭の中が整理されていき、自分にとっての立ち位置や振る舞いを考えることが出来ると思います。

これは前回記事にした「アサーション」のしずかちゃんの考えをに持っていくことが重要です。

アサーションについては下記に一度まとめましたので参照のほどお願いいたします。

気晴らし型コーピング

気晴らし型コーピングとは、いわゆるストレス発散方法を指します。カラオケ行ったり、美味しい物を食べたり、買い物したりと色々ありますが、気持ちをリセットすることはできますが、根本的な解決方法を得るには難しかったりします。

どの様に使うべきか考えて行くと、下記の2つの方法が考えられます。

  1. 認知的再評価型コーピングを使用して考えて行く方法

  2. 気晴らし型コーピングと認知的再評価型コーピングを併用して考えて行く方法

実際どんな感じで使用するか検討する

どんな感じに使っていくのか?考えて行きます。
簡易的ですが、フローに落としてみました。

ストレスのフロー例

ストレス反応としては、
①ストレスの刺激を受けた後、④ストレス反応をダイレクトにつながっているように思われますが、その間に無意識に行っているのが②と③となります。
②は認知としての評価をし、
③の②の評価としてストレス反応をします。
④はその結果となります。

例えばこんなものはこんな例はどうでしょうか?

上司に結果を報告する際にこんなことを言って去りました。


①上司:「君、よく考えているけど、結果が遅いよね。どうしたの?」
②自分:それって結果の報告を出すのが遅いのか?
③自分:そんなこと言われても、これって自分には時間が掛かるし、いい加減な結果は出したくないし
④自分:何だよ、無理なことを言いやがって自分はどうなんだよ


そんな感じで考えると④のストレス反応は下記のようになるのではないでしょうか?

心理面:
 ムカつく
 悲しい
身体面:
 暗い気持ちになる
 頭がムカムカする
行動的:
 上司に対しての反発
 上司に対して口調が強くなる

このような形で行くと、今後の上司との話し合いがうまくいかない状態になりそうです。

ストレスコーピングを使用する

それを下記にコーピングを加えたフローに書き換えてみます。

ストレスに対してコーピングしたフロー例

上記に対して、②→②'に対し、ストレスコーピングを入れた形となります。それは一度頭で考えてみることになります。


  1. 上司:「君、よく考えているけど、結果が遅いよね。どうしたの?」

  2. ②自分:それって結果の報告を出すのが遅いのか?

  3.  ストレスコーピングとして 気晴らしコーピングを行い頭をリセットする

  4. 認知的再評価型コーピングを使用し、改めて問題を考える。

  5. ②’自分:いや待てよ、時間が掛かる報告なんだけど、上司は理解していないのかなぁ

  6. ③’自分:だったら、上司に時間が掛かることを伝えて、見てはどうだろうか?けどわからない場合もあるなぁ

  7. ④’自分:とりあえず説明してみるか。


そんな感じで考えると④’のストレス反応は下記のようになるのではないでしょうか?

心理面:
 しょうがないかも考えることで、
 ムカつく → 現象
 悲しい → 現象 
身体面:
 イライラ → 現象
行動的:
 説明してみようかなと思い、
 上司に対しての反発 → 現象

こんな感じで上司に対する負の気持ちが下がることがイメージできます。

ポイントを整理する

ここでポイントなのが、②→②’に移動したことです。この時にストレスコーピングを行ったのがポイントです。

気持ちをリセットすることにより、冷静に考えることが出来、上司の考えを自分の中で想像することが出来ています。

気晴らしコーピングはどのようにしていくか

上記で触れたのですが、上司にイライラした時に、カラオケ行ったり、買い物に行ったり、おいしい物を食べたり、していたら普通の人は破産していきます。

そんな中の解決方法として、次回気晴らしコーピングめっちゃ増やす方法を検討していたいと思います。

よろしくお願いいたします。


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