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映画「えんとつ町のプペル」の感想

話題の「えんとつ町のプペル」を観てきました。

はい、そこニヤニヤしない!
新しく収監される新人受刑者を檻から覗くベテラン受刑者みたいな顔になってますよ。新人が、やべぇ奴と同じ檻になった様子を遠巻きに見ている受刑者と完全に同じ表情になってますよ。

吉田粘土のやつ、ブログに書くことがなくて、いたずら半分に観にいきやがったとか思ってたら大間違いですからね。
そうやって思考回路に煙がかかっている人間は、純粋に映画を楽しみたいという私のキラキラした星のような気持ちが信じられなくなってしまっているんです。

「1プペ達成」と言いたいがために1900円払ったとかでは断じてないですし、私はそんなバカみたいな理由で映画を観ませんからね。
イラストを趣味にしている自分としては、クリエイティブな作品には積極的に触れた方がいいと常々思っていて、今回もその指針に沿った行動をとっただけで、信者もアンチも熱量が冷めてるこのタイミングで急に観に行ったら面白いんじゃないかとか、私はそんなクソみたいな理由で一人で1時間半を無駄に過ごしませんからね。

以前から観たいと思っていたのに仕事が忙しくてなかなか観られず、たまたまこのタイミングになっただけで、余計な邪推はやめていただきたい。




まぁ、とにかく私はもう今回プペルを鑑賞したので1プペを達成した身となり、0プペの皆さんとは違って一つ上のステージに登らせていただいたわけでございます。
今なら、クラファンで包茎手術の費用を集めたりしても、すごい賛同を得られると思うんです。なんたって、1プペですから

恐らく、将来的にはマイナンバーと個人のプペ数情報が紐付けられて、国が国民のプペ数を管理していくことになると思いますが、そのときに私は1プペで登録されるのでマイナンバーカードの色もメタリックシルバーとかになるはずです。
0プペのマイナンバーカードは画用紙とかですよ、きっと。


えー、前置きはこれくらいにして、映画の感想に入っていきたいと思いますが、ここから先はネタバレも含みますので、まだ0プペの愚民…ではなく皆さんはご注意願います。ネタバレされても構わないという方のみ、この先を読み進めてください。
あと、純粋な映画の感想を求めてる人はたぶん読まなくて大丈夫だと思います。心が邪悪な煙で充満している人だけ読んでください。



ーーーネタバレ注意ーーー


まず、プペルのストーリーに関しては、ネット上で情報があふれているので、わりと多くの人がどんな話なのかは知っているのではないでしょうか。
一応、簡単にストーリーを紹介しておくと、主人公のお父さんが「ショーの後に金を払えばヤラせてくれるストリップ劇場がある」と町の人々に言うのですが、誰も信じてくれず、主人公だけがずっとそのストリップ劇場の存在を信じている…みたいな話だったと思います。

そして、最後に主人公がそのストリップ劇場を見つけて、ストリップを見た後に日本人のババア外国人で金髪の少しふくよかな40代くらいの女性のどちらかを指名することになって、さすがにババアはきついからと言って外国人を指名した結果、主人公の初体験の相手がブロンドの外国人女性になってしまうという話……



あー、ごめんなさい!

この話、プペルじゃなくて、中学の同級生の谷田君の童貞喪失エピソードでした。
本当は3人指名できる女性がいたけど、一緒に行った奴に比較的まともな日本人女性を先に指名されて、究極の2択になった話で、プペルのストーリーではなかったです。


プペルという作品が放つメッセージというのが非常に普遍的で、どんな人にでも、どんな時代にも当て嵌められると思った結果、勝手に谷田君の童貞喪失時の苦悩とオーバーラップさせてしまってました。
プペルを鑑賞中に、これなら谷田君の童貞喪失エピソードの方が100倍面白いなーとかそんなことは一切思ってないですからね。


実際はストリップ劇場じゃなくて、星でしたね。
主人公が住む町は煙で覆われていて、その煙で星が見えないんですけど、いろいろあって星が見えるようになる話でした。
そのいろいろが気になる人は、説明するの面倒くさいんで、映画館に行ってください。



ここまで2000文字ほど書いていますが、今のところプペルを観てなくても書ける内容しか書いていないので、吉田粘土の野郎、実は観てないんじゃないかと疑念を抱き始めた読者もいるかもしれませんが、本当に観ましたからね。

本当に観たので、プペル最大のどんでん返しもちゃんと知ってますからね。
ただ、その部分に言及しちゃうと、さすがにまだ観てない人に申し訳ないと思って敢えて触れませんでしたけど、そしたら疑念を晴らすためにそこも触れておきたいと思います。



プペル最大の見せ場であり、観客がみんな仰天させられるあの主人公が名前をつけるシーンは確かに凄かったですよ。恐らく開始10分くらいだったと思うんですけど、主人公がゴミ人間にプペルと名付けたあのシーンね。


お前の方がプペルだったのか!!

となる、あの大どんでん返しのシーンですね。

あのシーンは私もビックリさせられましたし、そうきたかと唸らされましたよね。ただ、これ知って映画に行っちゃうと、この映画の面白さの9割くらいが失われてしまうんで、本当はブログで言いたくなかったんですけどねー。

あと映画の内容について特に言いたいことがないんで、仕方なく言及させてもらいました。



ただ、皆さんにこれだけは言っておきたいんですけど、プペルは映画じゃないですからね。だから映画としての感想を語ってもあまり意味がないんですよ。

プペルとは「体験」なんです。

プペルを鑑賞することで、人々から馬鹿にされて、冷たい視線を浴びて、その結果、映画の主人公と全く同じ気分が味わえるというエンターテイメントなんです。そこまでが1セットであり、体験型ムービーという新境地なわけであります、多分。

ですので、今これを読んでいる皆さんに「うぇ、あれ観たの?」「暇人だね…」「もしかしてサロンメンバー?」みたいなことを思われても全然大丈夫なわけです。

むしろ、そうやって罵ってもらうことで、私がプペルを体験した価値が出るのです。


吉田粘土キモい」全然OK。

吉田粘土くさい」全然OK。

吉田粘土うざい」全然OK。

吉田粘土、7歳の息子とチンコのサイズが一緒




それは違う!やや俺のプペルの方がでかい!!

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