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人材紹介会社を使って採用すると高い?!

人材の採用活動について、

今回は人材紹介会社についてです。

人材紹介会社を使って採用する、
なんだか高いお金が掛かりそう!!
そう感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身、人材紹介会社に在籍経験があります。
紹介会社さんに払うお金は無い、ということで、依頼を頂けないこともありました。


また、私がある企業で採用実務を行っていた時は、人材紹介会社の協力があり、採用プロジェクトを成功させたこともあります。

これらの経験から、人材紹介会社の活用について、今回は特にコストについてみていこうと思います。


①成功報酬であるということ

人材紹介会社は、紹介した求職者が入社して初めて売り上げが確定します。
また、企業によって期間や返金率は様々ですが、入社後短期間で退職してしまった場合など、その条件に応じた返金規定がその契約に盛り込まれていることがほとんどです。

一般的に紹介料は、内定条件の提示年収額の20%~40%

紹介料率30%の場合、
内定条件の提示年収額500万円の時、紹介料金は、150万円
となります。

これが高いかどうかは、、、


②企業の採用条件を踏まえて人材を探し、紹介してくれるということ

人材紹介会社は、企業の考える採用ターゲットに合わせて、人材を探してくれます。
ターゲットにならない人には、求人を渡しません。


③求職者の希望を聞いたうえで、求人の紹介をしているということ

人材紹介会社は、求職者の希望を踏まえ、興味を持つ可能性があること、その上で、求人情報を求職者に紹介しています。


④求職者への連絡対応は、すべて人材紹介会社が実施

合否連絡はもとより、日程の調整や変更、確定の連絡など、求職者との連絡のやりとりを人材紹介会社に任せることが出来ます。

急ぎで連絡がとりたい時などは、人材紹介会社に『急ぎでお願いします。』といえば良いので、求職者に対して、何度も電話やメールをする必要が無いのです。

この連絡対応は結構重要で、選考過程において、連絡がとれなくなってしまう候補者の方がいたりします。
電話したり、メールしたり、ここに結構な時間や労力がとられてしまうことがあります。


⑤選考過程における求職者の意欲確認が出来ること

人材紹介会社は、入社して初めて売り上げとなります。
その為、求職者の企業に対する意欲状態を把握しておくことが重要になります。


⑥入社が決まって以降、入社日まで、求職者のフォローをしてくれること

繰り返しになりますが、人材紹介会社は、入社して初めて売り上げとなります。
入社すると決めたその気持ちが揺らぐことが無い様、また、退職交渉などで、変なごたごたにならないようにと、常に求職者をフォローし、入社日まで伴走してくれるのも人材紹介会社なのです。


どうでしょうか。
大まかに6つのポイントでお伝えしましたが、
人材紹介会社を活用して人材採用活動を行うメリット、みえてきましたでしょうか。


とわいえ、年収500円の人を一人採用して150万円を払う、
決して安い訳ではありません。


ですので、どんな時に使えばよいのか、そこを見極めて活用すると良いと思います。


求人広告は、求人情報を世の中に知らしめることをするための費用です。
採用が出来ても、出来なくても、そのコストは掛かります。

月数万円から30万円、40万円掛かるものもあります。
3ヵ月~4ヵ月成果が出ない状態が続くことで、すぐに100万円の大台です。


複数人の採用を進めたいのか、
ひとりの採用を進めたいのか、、、


どんな人を採用したいのか、
未経験でも良く、年齢を問わず、どんな方の応募も歓迎できるのか、
ある程度の職務経験を求め、年齢的な希望もある程度持っているのか、


この様なことを踏まえ、
どの様な採用活動を進めたいのか、進めなければならないのかを踏まえ、

その活動が人材紹介会社との活用でハマるということであれば、
人材紹介会社の力を借りて良い人材の獲得を目指すのが良い思います。


ということで本日はここまでです。

ありがとうございました。

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■ 編集後記
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人材紹介会社が高い訳では無い。
何をどこまでやってくれるのか、
そのメリットはどこにあるのか。
また、逆にデメリットは何なのか。
わかって活用できるなら、採用担当者にとって、
強力なパートナーだと思います。
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