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ファンづくり

「届きそうで届かない。その絶妙な距離感に女は興奮するだよ」この言葉にハッとした。

今回はそんな話をしようと思います。

僕は今、ファンづくりに取り組んでいて、真剣に何万人、何十万人という規模のファンをつくってやろうと思っています。

こう思うようになったけっかけは、海外人材の業界に関わらせてもらって、この業界を本気で変えたいと思ったからです。

安い給料で働かされ、日本人の親切さに誤魔化され、モヤモヤしている東南アジアの人たちを本気で救ってあげたいと思っています。

と同時に、日本人の外国人への体質も変えていきたいと思っています。これは、将来の日本のためにもなることだと思っています。

ですが、この業界を変えるとなれば、企業や国や世界を変えていく必要があります。

そう考えたときに、個人の力で真正面からぶつかっても負けるに決まっています。だったら、影響力をつけて、変わらざるを得ない状況をつくりだしてやろうと考えました。

今の時代は、影響力のある人が世の中を変えていっています。GAFAをはじめ、今の時代は個の力が世の中に影響を与えることができる。国が権力を持つ時代は終わりを迎えつつあると思っています。

これは、誰でも世の中を変えられるチャンスがあるということでもあります。

そのためには、ファンが必要です。僕を応援してくれる、僕の力になってくれるファンが必要です。僕の想いに共感してくれて、熱狂してくれるようなファンが必要です。

僕は、東南アジアの人たちを僕のファンにしたいと思っています。東南アジアの人たちを味方につければ、凄まじい影響力が得られると感じているからです。

なぜなら、東南アジアの人たちは、日本人よりもこの業界のことをよく理解しています。良いことも悪いことも全て理解しています。そして何より、当事者だということが何よりも説得力になります。

逆に、日本人は知らなさすぎます。

だったら、業界のことをよく理解している東南アジアの人たちに応援してもらった方が、パワーがあるに決まっていますよね。

ということで、ファンになってもらうためにはじめたこと。

まずは、SNSとYouTubeをはじめました。YouTubeは、日本語や日本の文化を伝える動画を発信していますが、今後は、技能実習生や留学生にも出演してもらって、どんどんこの業界の実態を発信していこうと考えています。

まずは、僕がこの業界の表も裏も隠さずに全てを発信して、僕が先頭に立っていこうと思います。そして、日本語や日本の文化も伝えながら、東南アジアの人たちの力になるための発信も続けていきます。

ここで軸をぶらさないようにしたいのですが、あくまで、東南アジアの人たちの力になるために発信するということです。決して自分のためではありません。ここは常に自分に言い聞かせていきたいと思います。

僕のSNSやYouTubeを見て、日本語の勉強ができたり、情報収集ができたりするようなチャンネルを目指していきます。

よかったら見てみてください。
YouTubeチャンネル「日本語の森さん」

https://www.youtube.com/channel/UC3wObNAg1bpG1rq8P62KBjA

次に、僕がやっていることは、全国にいる東南アジアの人たちに会いに行くことです。

SNSや友達の紹介などで繋がった人たちと、時間とお金の許す限り会いに行っています。

かなり地道な作業ですが、会って話を聞いて、その人たちに寄り添ってあげる。これをひたすら繰り返しています。

これは、僕の情報収集にもなりますし、相手に何かしらプレゼントをあげれることだと感じています。

そしてある時、この活動を継続的にやっていると、一つの課題が見えてきました。

それは、「会った人がファンになっていない」ということです。

もちろん、会った人たちとは仲良くなるし、継続的に連絡をとっている人もたくさんいます。ですが、何か僕が呼びかけたときに、そこに反応を示してくれる人が極端に少なかったんです。

もしかしたら、僕の呼びかけの仕方が悪いのかもしれません。にしても、反応が少ないなということを感じました。

どうしたらいいのかな〜と考えていたある日、居酒屋でベトナム人女性と恋愛の話をしていたら、その子が厨房で料理を作っている人を見て

「あの人イケメンだから話してみたいけど、ここはカウンターだから距離があるし、気さくな人でもなさそうだから話しかけたくても話しかけにくい。でも、この距離感が女性は興奮するんだよね」

と言いました。これを聞いた瞬間「これだ!」と思いました。

僕には、この要素が足りていなかったと感じました。相手が追いかけてきたくなるような、絶妙な距離感が足りなかったんだと思います。

僕は、いつも自ら会いに行って与えることを続けてきました。もちろん、これも間違ってはいないと思いますが、もう少し、相手から追いかけてもらうような接し方が必要だったのかなと感じています。

恐らく、今まで会ってきた人たちは、仲の良い友達くらいの感覚で止まってしまっています。話を聞いてくれる優しい人で、たまに会うこともできる良い友達。きっとそんな感覚だと思います。

ここから、もう一歩踏み出してもらうためには、応援したくなるような、追いかけたくなるような要素が必要になるんだと思います。

そういった意味では、僕はまだ大きな旗を掲げていませんでした。僕はここを目指しているんだよ!という旗を明確に掲げていないことに気づきました。

だから、みんなは僕の何を応援すればいいのかわからなかったんだと思います。

これは大きな気づきでした。

まずは、僕が明確なビジョンを示していき、共通の何かを作っていこうと思います。そして、そのビジョンに共感してくれる人が集まるような仕組みを作っていこうと思います。

この時、ファンづくりの奥深さを知りました。とても難しいですが、やりがいも感じています。

アイドルのこととかを勉強したくなりました。

ここでしっかり形を作って影響力をつけた頃には、きっとこの業界を変えれるだけの力がついていると今は信じています。頑張ります。


最後に一つ、お伝えしておきたいことがあります。もしかしたら、僕と会ったことがある人も見ているかもしれないので…。

誤解しないでほしいのですが、決して、東南アジアの人たちを利用してやろうという気持ちはありません。会ってきた人たちは、純粋に会ってみたいと思ったし、何か力になってあげたいという想いで会っています。

もちろん、仲の良い友達の関係だけでも十分に幸せです。僕と会ってくれるだけで、本当にありがたいことですから。感謝しています。

この幸せな気持ちを忘れずに、これからも頑張っていこうと思います。

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