ブロガーは業界のイベントに顔出すといいことあるよ、というお話し
シロイルカアイコンになって、より怪しさが増しているYです。
さて、ここ最近いろいろなブロガーさんから連絡をもらう機会がありました。以前書いた下のnoteに関する質問です。
質問でよく聞かれるのが「どうやって企業とコンタクトをするのですか?」ということ。もしかしたら、あなたも企業とどう繋がりをつくるか悩んでいるかもしれません。
そこで、このnoteでは、企業との接点を作る方法について紹介したいと思います。結論は、タイトル通り「業界のイベントに顔を出す」ことです。
なお、こちらの内容は私の経験に基づく内容です。また、特に儲かるコツやテクニックは書いていないので、その点はご了承ください。
企業との接点をつくる方法
ブロガーが企業と繋がろうとするとき、大きく2つの方法があります。
①お問い合わせ窓口から営業メールをする
②企業の中の人と繋がり、話を回してもらう
①のお問い合わせ窓口からコンタクトする手法ですが、経験上、送るのは簡単ですが、通過するのは結構難しいです。なぜなら、企業は特にどこに誰かもわからない個人が急にコンタクトしてくると、警戒するからです。
人間関係に例えてみれば、簡単です。あなたが街中で急に知らない人に声をかけられて、「僕と仲良くならない?何なら一緒に旅行に行こうよ」と言われたらどうでしょう。おそらく99%の人は、「え、無理です」と言うでしょう。それと同じです。
そこをクリアするためには、
①他社とすでに実績があり、信頼できる
②よっぽど名前が知れている
のどちらかがクリアされなければ、難しいでしょう。
その点、②の方法は一度担当者と顔を合わせておけば、少なくても「誰か」と言う部分はクリアできます。担当者さんが気に入ってくれれば、こちら側からの提案に親身になってくれる可能性が非常に高くなります。
だが、ここで1つ問題が生まれます。「どうやって会社の担当者さんと繋がるのか。」そこで、おすすめしたいのが「業界のイベント」です。
業界のイベントに行くといいことづくし
企業の方と繋がるなら、業界のイベントに行くことがオススメです。どこの業界でも、日本のどこかで業界人が集まったり、ブース出展するようなイベントがあります。そのイベントに参加して、ブースを回るのです。
例えば、私がかつて運営していたWEBサイトは旅行関係でした。このジャンルだと、こういったイベントが狙い目です。実際私も足を運んでいました。
・ツーリズムEXPO
・関空旅博
・セントレア航空ファンミーティング
こういったイベントに参加すると、次のようなメリットがあります。
①イベントに参加することで記事が1本書ける
イベントに参加して、見てきた内容を記事にすれば、イベント取材記事が完成します。その過程で、業界の最新ニュースや情報が得られるので、よりブログのコンテンツも充実するはずです。
またイベントレポで取り上げた会社に、「記事で紹介させていただきました!」とメールすれば、そこで小さな繋がりが生まれます。
②業界の中でプチ有名になる
イベントは数年単位で通い詰めることをオススメします。すると、次第に企業の方と顔見知りになれます。「お久しぶりですね!最近どうですか?」なんて会話ができれば、その企業さんと何か連携できるような糸口も見えてくるでしょう。
また、業界の方は横のつながりが多くあります。通っているうちに、業界で「あのWEBサイトは、同業者でときどき話題に出るな」という状態になっていくかもしれません。
③企業の方と繋がりができる
そして、本記事のテーマである、企業との方との繋がりも生まれます。もちろん全ての方に、よい印象を持たれるとは限りません。しかし、少なくても小さな繋がりは生まれるはずです。
実際、私もとある企業さんと取材できたのは、この地道なイベント参加がきっかけでした。何度もイベントに顔を出し、同じ担当者の方と再会し、少しずつ覚えてもらったのです。そしてある時、メールで取材提案を送ったところ、即答で快諾してくださいました。
ブースを回って企業の担当者さんと繋がりをつくるする方法
「ブースを回って繋がりをつくろう」と言われても、「具体的に何をすればいいの・・・?」という人も多いでしょう。そこで、私が実際にしていた方法をご紹介します。なお、私は営業経験はないので、あくまで我流です。
用意するもの
・自分のビジネス名刺(名前が入ったもの)
・サイトが分かる資料か、画面
繋がりをつくる上で、自分の名刺は必須です。持っていない人は、自分で作るか、デザイナーさんにお願いして、つくってもらいましょう。名刺を持っているだけで、まともな人に見えます。
アプローチ
まずブースに顔を出したら、ブースにいる方に「〇〇というメディアを運営している●●(名前)と申しますが、広報かマーケティングの担当者様はいらっしゃいますか?」と聞きましょう。
ここで重要なのは、広報かマーケティングの人に直接話をすることです。たいていどのイベントにも、広報かマーケティングの役職を持っている人が1人はいます。直接その方と話をしたほうが、繋がりは生まれやすいです。
また話をするときは、とにかく笑顔でいること。これは基本です。
名刺交換&トーク
担当者の方がいらっしゃったら、もう一度名乗り出て、名刺を渡しましょう。
そして、ここからが重要ですが、自分のサイトがどのようなサイトか1分で説明できるようにしましょう。担当者さんも、暇ではありません。できるだけ手短に、でも要点は外さず話すことが重要です。
①自分のサイトはどんなサイトか1文で言う
②どういった年代、特徴の読者がいる
③月にどれくらいの見られている(PV)がある
この3点を説明できるように、準備しておきましょう。また必要に応じて、自分のサイトをスマホやタブレットで見せるのも有効です。
ここでの注意点は、「あくまで関係構築を目的にすること」です。ここで、あまり突っ込んだ話をすると、セールスのようになるので煙たがられます。担当者さんに「面白いな」と思ってもらえたら成功です。
メモを取る
話を終わったら、すぐに話した内容にメモを取りましょう。いろんな人と話すと、誰とどのような内容を話したか分からなくなります。その際に、話に興味を持ってくれたのか、あまり感触がなかったのか、などをメモしておくと、あとで役立ちます。
お礼メールを送る
イベントから帰ってきたら、できればその日中に「お礼メール」を送りましょう。名刺交換をしてくださったことのお礼と、その時に話した内容などを簡単に書いておくとよいです。
もしお礼メールに返信してくださった企業の方は、今後も繋がれる可能性が高いです。繋がりを大切にしていくようにしましょう。
まとめ
今回のnoteでは、企業との接点をつくるために、イベントに顔を出そうとお伝えしました。とても古典的な手法ですが、いまだに有効な方法です。
確かに実際に足を運ぶのはなかなか大変で、緊張します。しかし、それ以上にそこで生まれた繋がりは、きっとあなたの仕事の上でも生きてくるに違いありません。
オンラインの仕事をしているからこそ、”オフライン”の繋がりをぜひ広げてみてはどうでしょうか?
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