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英語ディベート問題演習①「転売は許されるべきだ。」

今回のEnglish Boosterでは、英語ディベートの問題演習に取り組んでみましょう。

練習メニュー

否定側が有利な条件において、否定側として肯定側の立論に反論する。
口頭でも、文字に書いてもOK。

トピックと肯定側の立論

Resale should be allowed because there are some forms of business similar to resale. Convenience stores are one of the typical examples. Many of convenience stores sell products that they purchase from original manufacturing companies. These manufacturing companies sell products to convenience store companies, and then convenience stores sell them with a higher price to customers. This cycle is the exact same as resale. Nobody criticizes convenience store business even though they sell products in the style of resale. Because resale is the same style as convenience stores, it should be legalized.    

English

転売行為は許されるべきである。なぜなら、似た形式のビジネスがいくつも存在するからである。コンビニエンスストアがその典型的な一例である。多くのコンビニはメーカーから商品を卸値で仕入れ、それに上乗せした価格で顧客に販売している。この形式は、世間で批判されている転売と同じである。コンビニは転売と同じビジネスモデルであるのに、誰もコンビニを批判する人はいない。どちらも同じ形式なのだから、転売行為は合法化されるべきである。

日本語版

定義・前提条件

転売行為:転売が認められていないもの(ライブ・コンサートチケットなど)を転売する行為。

許される:日本国内の法律において合法化されること。

解答例と解説

ここから下は、解答例と解説です。

さぁ、この「転売とコンビニは同じビジネスモデルなんだから、転売も許されるべき!」というゴリゴリな論理展開に反論してみましょう。

実際には、こんなふうに反論できます。

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