人をモノサシで測らない

暑い日が続く。
昼間は歩く人も少ない。
TVで人気のお店だけは
相変わらず行列がある。

人は何故並ぶのか。
人はなぜ誰かが良いと
言うものが好きなのか。

心地よいか
美味しいかなんて
みんな異なるのに。

外の世界で良いというものが欲しい。
自我は人と同じ良いに安心する。
自分のモノサシが大きくなった気がする。

炎天下で一番大切な生命と
時を使ってまで評判のパンが欲しい。

私のような
めんどくさがりで
短気な人間には
全く理解不能だ。

この猛暑の中でも欲しい。

人の行動を見ていると
おもしろいことに気づく。

世間一般で言われる
我儘な人
我儘な人ほど人気商品が気になる。

我儘な人は
自分勝手で自由な人と言われる。

人気商品が
欲しい人は自由だろうか?

我欲に縛られている
良い悪いに縛られている。

わがままな人は
自由な人ではないだろう。

縛られた人だ。

世間では此処を勘違いしている。

我儘な人は自由ではない。

我儘な人は
人をコントロールしたい。

何かを手に入れるため

人を動かそうとして
意見を押し付けたり
押し付けようと画策する。

はっきり言って時間の無駄だ。

そして思い通りにならず
怒ったり
拗ねたり不機嫌を撒き散らす。

こんな我儘な人は自由ではない。

自由な人には愛がある。

自由な人は
他人も自由にする。

自分の意見に従わせることもない。

我儘な人は
自由な人が理解できない。

行動原理が全く違うからだ。

我儘な人の原動力は自我
あるがままの体験の世界は合わない。

其処からどうしても出て行きたい。

自分のモノサシに
全てを当てて測定する。

良いと悪いに分別する。
モノサシで測れないと怒る。

悪口を言う。
相手を貶める。

自分の中にある小さな
モノサシの世界に生きている。

許容範囲は狭い。

本人も意外と苦しい

近くにいる人も気分は良くない。

自分だけの小さな世界。

自由な人の行動の源

相手に何を与えることができるか。

誰でもできる簡単なこと。

無条件に自由を与える
無制限に自由を与える
無条件に愛を与える
無制限に愛を与える。

与えたいから与える。

すると不思議なことが起きてくる。

自分も自由になる。

相手が安心して笑ってられる。
したいことをして笑ってられる。

大切な人が笑っている。
とても嬉しい。
こんなに嬉しいことはない。

お互いが自由でいて
共通点で笑えば良い。

些細なことでも
共通点を探せばたくさん見つかる。
共通点を探し出してみよう
共通点を見ていればお互いに笑ってられる。

人を自分の基準に当てはめることなかれ。

たんたんニコニコ自由にどうぞ。