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フロリダで活躍する夢の国ダンサー (前編)

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岡崎麻由 | Mayu Okazaki
東京都墨田区出身。3歳よりジャズダンス、モダンバレエ、クラシックバレエを習う。2012年にオーストラリアに三ヶ月留学しKim McCarthurのもとでモダンバレエを習う。日本人留学生で初のKim McCarthurが主催するダンスショーに振付師、ダンサーとして出演。2015年には日本の夢の国にてジャングルの船長さんに就任。その後渡米し、カリフォルニア州のCollegeにてVernon GallegosとWarren Lucasにバレエ、サルサ、ジャズ、コンテンポラリー、ヒップホップを師事。2016年にGODJE PRODUCTSのCONCEAL SHIELD Commercial に振付師、パフォーマーとして出演。2017年チアダンスチームのキャプテンに就任し、Spotlight、The American Championships、 Show Stopperのダンスコンペティションにて計5回ナショナルチャンピョンを獲得。2017年、2018年にはNFL49ersチアリーダーのオーディションにて、Pre Fainalistに選抜される。2018年にフロリダの夢の国のキャラクターパフォーマーオーディションに合格し、現在パフォーマー兼ダンサーとして活躍中。

現在に至るまで

ーー現在の活動内容を教えてください。

インターンシップでフロリダの夢の国でキャラクターパフォーマーとして活動しています。パーク、リゾート、ショー、パレード等で毎日ゲストの夢を叶えるお手伝いをしています。

ーーダンスを習うきっかけを教えてください。

2歳の時おばあちゃんと一緒に公民館のフラダンスを習いに行き、おばあちゃんの真似をしながら踊るのが好きでした。それで3歳でお友達と一緒にジャズダンス、モダンバレエを習い始めました。発表会でアリエルやドナルドダックのダンスを踊りました。7歳になった時に、トーシューズを履くことに憧れを持ち、クラシックバレエを習い始めました。

ーーなぜ夢の国のダンサーになることを目指しはじめたのですか?

3歳のころに夢の国のパレードで、ドナルドダックと踊っているお姉さんの笑顔や衣装がとてもかっこよく見え、私もいつかお姉さんのようにかっこよく踊りたいと思いました。その後、親戚のお姉さんが夢の国のダンサーに合格し、定期的にお姉さんのパレードやショーを応援していく中で、私も夢の国のダンサーになりたい気持ちが更に膨らみました。

夢の国の映画から思想まで全てが好きで、高校卒業してから留学するまで夢の国のジャングルにて船長さんをしてました。カレッジ卒業後は自分の夢であるパフォーマーになることを叶えるため、2018年の春に書類審査、ビデオインタビュー、ダンス審査、アニメーション審査の高倍率のオーディションを経て、インターンシップという形で毎日夢の国でパフォーマンスしています。

短大での経験

ーーカレッジではどんな経験をしましたか?

とにかく勉強が大変でした(笑) 人生で一番勉強したと思います。そして、昔から子供が大好きなので空いている時間はカレッジに付随する保育園でTA(ティーチングアシスタント)をしていました。渡米した当初は英語があまり話せなかったのですが、ダンスのクラスや幼児教育学のクラスで友達を増やし、英語の上達に励みました。印象深いのは、ダンスのクラスでチアダンスの部長を勤めたこと。バックグラウンドが皆違うアメリカ人のメンバーたちをまとめるのがとても大変でしたが、諦めずに周りの人たちに支えられながらやりきりました。ダンスの発表会では常にセンター、主役を勤めました。白雪姫を演じました。

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ーーTAに選ばれるとは素晴らしいですね!具体的にどのような活動をしていましたか?

主に、教授と生徒のサポート、クラスの代行、毎学期行われるダンスの発表会に向けて振り付けを担当しました。クラス内だけでなく、サポートが必要な生徒たちにクラス外で指導するのも大変でした。

ーーCMにも出演されたとの事ですが、どのような経緯で出演が決まったんですか?

CMの話がきたときは何も知らされず、監督がダンスのクラスに来ていて、抜き打ちオーディションが行われていました。私はいつもどおりクラスの指導をしていましたが、クラス後にディレクターから直接CMに参加しないかという声がかかり、振り付けとダンサーとして参加しました。

ーーチアダンス部の部長を勤めていたようなのですが、大変だったことは何ですか?

私以外メンバー全員が現地の子達でした。一人ひとり個性が強いので、皆の意見を聞いて一つにまとめるのが大変でした。大会という皆がもつ共通するゴールがあったので、人それぞれアプローチの違いを見つけながら、同じゴールに導くようにするのが自分のモチベーションになりました。努力が実り、大会で賞をいただけたことが何よりも嬉しかった瞬間です。

後編へ続く~

<こちらは過去記事です。別の自社メディアで2019年に掲載した記事の転載です。>

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