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2023大相撲今年の展望

いよいよ今年(2023年)の大相撲がスタートした。
大相撲ファンにとってはまた新たな気持ちで相撲に向き合える、心躍る時期でもある。誰が活躍し、誰が出世するのか。新たな大関は誕生するのか。さらには新時代を創る新たな横綱は誕生するのか。そんな期待に胸を膨らませる、ウキウキする初場所だ。

そんな中、私が期待する力士は誰か。誰に2023年の中心を担ってもらいたいか。そのことについて少しお話することにしよう。

私が今年期待する力士。ずばりそれは若隆景である。
昨年大いに飛躍を遂げ、大相撲ファンを虜にした若隆景。昨年の3月場所では幕内最高優勝を果たしており、大相撲ファンのかなり多くが次の大関と期待する若手力士である。

その肉体や容姿は大相撲ファン以外をも虜にする力を持っており、プロスポーツ選手にとっては欠かせないスター性、カリスマ性を兼ね備えた存在でもある。過去の横綱貴乃花に通じるものがあるようにも感じる。

そんな若隆景であるが、年内中に大関に昇進出来るかが彼にとっての大相撲人生に大きな影響を及ぼしてくるように感じる。

過去の歴史を見ても、大関昇進を果たした力士は自身が好調な時期に一気に駆け上がった力士が多い。怪我をしていない綺麗な体で、しかも世間からの後押しやムードをもしっかり掴んだパターンも多々ある。

また、上位の番付に位置するようになれば周囲からもより研究されるようになり、勝利へのプレッシャーも増す。年月が経てば経つほどそれらは増し、自身の環境はより厳しさを増すようになる。言い換えるとそれだけ大関昇進のハードルは増すという訳だ。

そのような状況にならないためにも、若隆景にとっては今年1年が勝負と言える。

土俵を見渡してみると、阿炎や豊昇龍、琴ノ若、霧馬山、大栄翔、若元春など期待も実力も併せ持つ力士がたくさん存在する。うかうかしていると若隆景よりも先に大関昇進を実現されかねない。

実力と人気、そしてスター性を持ち合わせる若隆景にとって今年2023年が勝負の年となりそうだ。


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