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勝手によろず支援 その2 - PHS

PPAPに続いては、PHS。

Print して
Hanko を押して
Scan して返送

の頭文字を並べたものだそうです。紙の書類に捺印するためだけに出社する、みたいなケースに比べたら、プリンタで印刷&スキャン(=電子化)と一見、IT技術を駆使しているみたいに見えてしまうところが曲者です。

そもそも、その朱色の丸や四角に名前が書かれていることに、どのような意味合いがあるのかに立ち戻って考えるべきです。100円でどこでも買えるようなもので押されたマークよりも、本人の直筆サイン、或いは、メールやチャットでの確認のメッセージが一言でもあった方が、より信憑性が高くならないでしょうか?

「印鑑証明」が添付されるような重要な取引においては、ハンコを押すという、いわば「儀式」がもたらす心理的な作用は無視できない部分もありますが、日常的にやりとりされる程度の書類は、ハンコ主義から抜け出すことを考えても良いと思います。

参考: 平成のうちにやめたかった『ITの7つの無意味な習慣』

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