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INFJ,HSPの私がお薦めする夏に聴きたい曲3選

夏である。
夏っぽい曲を聴きたい。


これまでに、
INFJ,HSPの私がお薦めするエモい曲10選
INFJ,HSPの私がお薦めするボカロ曲10選
INFJ,HSPの私がお薦めする切なさに浸れる曲5選

などをご紹介してきた。
いずれも数ある候補曲の中から絞り込み、5~10曲に厳選したものだ。


今回は3選である。
なぜか。
何故3曲しか無いのか。
理由は明快だ。


私は夏が苦手なのだ。

夏の暑さに非常に弱い。
私は体力が無い。
夏は眠くてしょうがない。
冬眠ならぬ夏眠状態である。
夏の私に行動力など求めないで欲しい。
私は冬を愛している。


そんな虚弱な私でも、夏を楽しみたい。
楽しんだっていいじゃない。
夏なんだもの。


というわけで、夏の風情を楽しめる曲をチョイスしてみた。自分のために。

毎度注意喚起しているが、
今回も選曲基準は“私が思う夏に聴きたい曲“である。
テンション爆上がりで夏の暑さを楽しんじゃえ!!的な曲では無いことだけは明記しておく。

じゃあ行こう!



1.「まつり」/ 藤井 風

奇跡のステージ。この曲は是非こちらのPanasonic Stadium SuitaでのLiveバージョンをご覧いただきたい。
曲の良さ、藤井風のパフォーマンスはもちろんのこと、バンドメンバー、ダンサー、舞台演出、観客に至るまで、この空間に在るすべてが完全に一つとなっている。
藤井風を中心に、すべてが調和し、統合している。
音楽が持つ圧倒的な力を感じざるを得ない。非常に甘美な空間に恍惚となる。きっと藤井風の周りには奇跡がゴロゴロしているのだろうと私は思う。
この曲があればどんな酷暑も乗り切れそうな気がしてくる。




2.「真夏の通り雨」/ 宇多田ヒカル

この曲を紹介しようと思い、今回初めてこのMVを観て、泣きそうになってしまった。美しいMV。日本の夏の切なさ、物悲しさ、美しさ、懐かしさ、奥深さ、それらが音楽と共に見事に抽出されている。胸に迫る。
「NEWS ZERO」のテーマ曲になっていたので知っている人も多いかと思う。

宇多田ヒカルはどんなに明るい曲を作っても、切なさが隠し切れないほど、切なさを膨大に抱えている人であろうと思う。それが曲を生み出すのに必要な要素であることは間違いないのだが、ものすごぉーく余計なお世話でものすごぉーくおこがましいことを敢えて言うが、幸せであって欲しいと思う。



3.「懐郷」/ A


以前、こちら↓の記事で界隈曲の紹介をした。

その「A」の曲である。タイトルはまたしても空白だが、概要欄に「懐郷」とあるので、このタイトルでご紹介して差し支えないであろう。

聴く者の心を一瞬にして懐かしさで包み込む美しい音色と共に、固定されたドット絵の風景はゆっくりと静かに変化して行く。
日本の夏に感じる美しさと切なさを凝縮したような曲である。
夏の夕暮れがとてもよく似合う。



如何だっただろうか。選曲もあるが、夏を感じる曲はなんだか切ないものが多い。
夏に懐かしさを覚えるのはなぜなんだろうか。
夏が苦手な私でもその懐かしさに浸りたくなるのはなぜなんだろうか。

花火も、浴衣も、祭りも、蝉の声も、朝顔も、夕立も、
嵐のような夏の暑さと共に、儚く一瞬で過ぎ去ってしまう。
刹那的なものに対する強烈なノスタルジーが、夏には溢れているのかもしれない。
暑さに体力を奪われながらも、夏を嫌わずに過ごしたい。









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