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元彼に会わない理由

タイトルの通り、私はよっぽどの事がない限り元彼には会いません。というか連絡先もそのうち古くなって連絡もとれなくなる、という感じでもありますが。

なぜ元彼に会わないのか?恋人と別れる理由は様々あると思いますが人として二度と会いたくない、と思うような人はおらず別に連絡を取り続けてもいいけどその気が起きない、というのが本音です。

何度か今ままでお付き合いしてきた「元彼」に別れてから会ったことがあります。近くまで来たからお茶しよう、とかその程度のことだっと思うのですが会って話しながら思ったのが、気兼ねもないし話しやすい、でも付き合ってた時に好きだった話し方やリアクションを見て何とも思わなくなっている。当たり前と言えば当たり前なのですが。むしろつまらないと思うようになっている。

そして、多くの場合は「この人、こんなに小さかったっけ?あれ?もっと背が高くなかったっけ。。」と思ってしまう。

別れたから色眼鏡も外していて、輝いて見えたものがそう見えなくなっている。私達二人を静かに客観視している自分がもう一人別にいて、そのもう一人としてその状況を見ていると、こうやって会うことに意味があるのだろうか?と思ってしまいました。


別れた後の恋人とは、「友達」の一人になるのだと思うのですが私の場合は魅力を感じる人が「友達」です。魅力とは好きという気持も含まれています。その好き、という気持が元恋人だとどうもはっきりとしない、というか恋愛感情の好き、という気持に近いものを友達に対しても持っている感じがあるので元恋人相手だとそこがうまく調整できない。

それで結局、会うことに違和感を感じて会わなくなってしまう。


そしてこんな私とは別に、絶対に元恋人と連絡を取り続けたいという人がいる。それに対して私はずっと不信感をいだいていました。

何故なんだろう、と自問していたのですが最近になって理由が分かりました。

その人達の話を聞くと、元恋人とは自分自身を成長させてくれた人、人生の大事なストーリーの一部、という事でした。その部分は確かに分かる、でも過ぎ去ったことだしそこにしがみつくのはおかしいのではなかと思っていました。

よくよく聞いてみると、どうやら元恋人=大学の修了証のように考えているようでした。だから何か勲章というか自己証明の一部になっているのか、と気づいた時は驚きました。


そう思うと、元恋人に繋がり続けることは当然のことと考えるのは不思議ではないのですが、○○大学を卒業しました、と言ってるようなものなので。履歴書にも堂々と書けるし。それでも私には違和感があります。

やはり過ぎ去ったことにしがみついている気がして。

私は過去のことは楽しかった思い出や苦しかった思い出として語ったり、思い出したりはしますが、どうも美化して保存はできない。昔の輝かしい経歴なども人に話したいとも思わない。

ここも何故なんだろう、と思っていたのですが原因が分かりました。

やはり「今」が一番、鮮度が高くて輝いているからそこにエネルギーを使いたい。過去が良かった、というのは何だか腑に落ちないというのがあるようです。

そんなこんなで私自身としては元彼に会わない、という自然な流れのもと生きています。人によって様々、元恋人と連絡を取り合う理由はあると思うのでこれは他の選択をする人に対する批判ではありません。

ただ過去にエネルギーを使い続ける人が「今」を見れない、楽しめない為にどこか不安定で苦しんでいるというのは感じます。

そういう人に対しては、余計なおせっかいですが元恋人と繋がり続けながらでも良いから「今」に焦点を移す生き方を試しませんか、という気持になります。この方法についてはのちのち書いていきたいと思います。






憧れは お賽銭箱のような…(^.^) ありがとうございます。