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与論日和 10 旧暦

与論島では毎朝の町内放送でもアナウンスされるほど
日常的に旧暦が使われています。
これは新月の日を各月の初めとし、次の新月までをひと月とするもの。
月の満ち欠けをもとにした旧暦は、
海に囲まれて常に潮の状態に注意を払うべき島の生活には
理にかなったものなのかもしれません。

島には現在に受け継がれる、旧暦を基本とした数々の行事があります。

〈浜下り/旧暦3月3日〉
新生児のいる家庭では男児にはビク(ティル)、
女児にはザル(ソィガマ)を持たせ、
波に足をさらす新浜踏みで厄払いをします。
また、海開きもこの日に行われます。

〈与論十五夜踊り/旧暦3、8、10月の各15日〉
与論島民の慰安と島中安穏、五穀豊穣の祈願と感謝を込めて
十五夜踊りを琴平神社と地主神社に奉納します。
日本本土と琉球の特徴が混在した独特な芸能として、
国の重要無形民俗文化財に指定されています。

〈お盆祭り/旧暦7月13~15日〉
13日に墓参し、3日間先祖に神酒、食物など様々なお供えをし、
供養します。

〈シニグ祭/隔年7月17日〉
稲作を中心とする農耕儀式。
遠い祖先のやってきた道を辿り、感謝を捧げます。

その他、各家庭での行事も旧暦で行われることが多いといいます。


『与論日和』より転載


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