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実際にやってみて効果が高かった勉強法

自分含め、多くの人は『勉強』というと良いイメージはありません。特にこの記事を訪れているあなたもそのうちの1人だと思います。

本記事は

◯ 勉強のやる気が上がらず、始めることすらしない
◯ 勉強のやる気はあるのに集中力が持続しない
◯ 集中して勉強しているのに効果・成果が出ない

などの悩みに役立つかな、と思いますので、是非騙されたと思って実践してみてはいかがでしょうか。
そのためにも以下のように勉強法を分解して行こうかなと思います。

◯ 勉強に対する姿勢・目標

・勉強は『テスト・試験』のためではなく、『人に教える』ために勉強してみてください。

クラスのお友達や好きな人に、自分の得意な科目を教えてみてください。
得意な科目・好きな科目でさえ、人に教えることは非常に難しいと思います。
難しいことを分かりやすく説明することは自分の理解力が中途半端だとできないことです。

天才科学者のアルベルト・アインシュタインもこんな言葉を残しています。

”6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。“

逆に試験範囲を他人に説明できるように・人に教えられるようになるということは試験範囲をしっかり理解していることになります。
人に教えることで自分が「理解している点」「理解していない点」が浮き彫りになります。

「わかった!」と思っても「理解」できていないことはよくあることなので、わかった気になっていないか確認するためにも人に教えることは大切です。
是非、周りにいる友達と翌日に勉強の教え合いの約束をし、勉強をしてみてください。

分かりやすく教えるためにポイントは以下の点です。

Q. なぜ[この式・条件・解答・事象・出来事]になるのだろう?(になったのだろう?])
Q. つまりこの範囲では何が言いたいのだろうか?
Q. [この式・条件・解答・事象・出来事]を身近な事柄や日常に例えるとどういうことだろう?

こんなところを意識し、勉強してみると確実に記憶に残ります。ただただ、試験のために勉強をするよりは結果が出ると思います。

◯ 勉強前にすること

・音楽を聴く

好きな音楽などを聴いて気分を高揚させてください。
(後述しますが勉強中は基本的に聴きません)

・コーヒーとチョコ

コーヒーのカフェインとチョコの糖分が集中力を向上させてくれます。
勉強前はリラックスすることが大事です。


では、「さあ、勉強を始めよう!」と思ったら、全然やる気が出ない… そんなこともあると思います。
そういうときは

・やることを細分化

簡単でクダらないですが、効果は抜群です。
以下のタスクを頭の中で作り、実行するのみ。

スマホのホーム画面に戻る。
画面を閉じる。
スマホを置く。
起き上がる。
立ち上がる。
バッグを開く。
ノートを取る。
教科書を取る。
筆箱を取る。
机に移動する。
座る。
ノートを開く。
教科書を開く。
筆箱を開ける。
ペンを持つ。
問題を読む。

どうですか?とても簡単ではないでしょうか?
これを頭の中で自分に訴えかけてみてください。

これでもできない場合は残念ながらどうすることもできません…

◯ 勉強中にすること

・音楽は聞かない

音楽は集中力が散漫になるのでおすすめはしません。
「音楽がある方が勉強できる!」というのは「勉強した気分」になっているだけです。
音楽は気分を高揚させてくれているので、あくまで勉強をしているのではありません。

もし、無音が落ち着かない場合は、
海の波の音、小鳥のさえずり、川の音など自然音であれば流してても大丈夫です。オススメです!

・最初は30秒から

やる気が出ない方は最初は30秒でもいいので勉強してみてください。
知らないうちに10分20分とやっていると思います。

自分に「30秒だけ勉強やってやるか。」と言い聞かせてみてください。
「それくらいなら… やるかー!」となると思います。

・勉強時間は25分(ポモドーロテクニック)

25分きっかりでやめましょう。

集中力を長時間継続させるためには適度な休憩が必要です。
また、どんなに問題が途中でも一度やめてください。
これは途中で切り上げることで、ムズムズするのでやる気が持続し、
休憩が終わるとものの数秒で集中力を上げることができます。なので途中でも一度やめましょう。

(休憩中のことは後述します)

・インプット:アウトプット=3:7

基本的にインプット(暗記)は3割の時間、そしてアウトプット(思い出すこと)にたくさんの時間をかけてください。

人間は思い出すことでより記憶に定着します。

何回も何十回も書くことは非効率です。
また、暗記は書くよりも
見て、口に出して、を繰り返す方が効率が良いとされています。
そして、思い出す時に書くのがお勧めです。

暗記をする時「まとめノート」はあまり書きません。
教科書のわかりにくい部分を整理する時のみ、黒ペンだけでノートや紙に書きます。
色もほとんど使わず、図や絵をメインに事象を自分なりに書いています。
ノートを丁寧に書くのは自己満足に過ぎません。
汚くて結構です!ノートは理解を手助けするために書くものだと思ってください!

そして思い出す作業は忘れた後に行うことが大事です。
特に「あー!あれなんだっけ!?」という感情が大きければ大きいほど、
思い出した時、答えを教えてもらった時に記憶に残りやすいです。

・本当は立ちながら勉強するのが良い

実は立ちながら勉強する方が良いのですが、スタンディングデスクや高い机などが無い場合は座ってても大丈夫です。

◯ 休憩中にすること

・時間は5〜10分

10分は超えないこと!勉強のやる気が落ちます!!
7分くらいがオススメです。
タイマーなどで測って鳴ったらすぐ勉強!!という具合でやってみてください。

・休憩時はボーッと

休憩中は勉強以外のことを好きにやってください。
目を閉じて寝ても構いません。(必ず10分でちゃんと起きましょう!!)
身体を適度に動かすのでも構いません。運動、歩き、筋トレなど。

とにかくボーッとしててください。笑
実はボーッとしてる時は、集中している時よりも20倍も脳を使っています。
脳は睡眠時やボーッとしてる時に記憶の整理をしてくれるため、勉強をしたら必ず脳に整理させる時間を与えてください。

スマホなどは極力見ないことをお勧めします。
SNSやYouTubeで気になるものが見つかると10分のタイマーが鳴っても戻れないことがあるためです。

◯ 勉強後にすること

・寝る!とにかく寝る!

7時間以上は寝ましょう!前述していますが、寝ることで記憶が整理されます。
また、しっかり睡眠を取ることで次の日の勉強の質が下がることもありません。
6時間睡眠が数日続くだけで、徹夜後並みの集中力・頭の回転になります。
なので7時間。可能であれば7時間半は寝ることを強く推します。
眠いのに勉強することは全く以って意味を為しません。時間と体力がイタズラに消耗するだけです。

以上、塾講師の僕が実践してみて役に立った勉強法を紹介してみました。

これらは科学的にも根拠のある勉強方法とされています。
是非取り入れて、結果や成果につながるか試してみてください!

※ 科学的に根拠はあるものの、人によって向き不向きなどもありますのでご了承願います。

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