敷地侵入者たち

さすが熱帯地方、植物の生育がめっちゃ早い。そのおかげで塀の金網が持ち上げられて所々隙間ができてる。その隙間をかいくぐって勝手に入ってくる動物たち。２週前までは、写真の子犬たち。勝手に昼寝するのは構わないけど、ウンチしまくるので、侵入口に大きめの石を置いて侵入ブロック。

犬が来なくなったかと思ったら、翌週はネコ。この辺は野良猫って見ないので、誰かの飼いネコなのか分かんないけど、日々、違うネコが敷地内を歩いてた。

今週は、ネコが来なくなったと思ったら、ヒヨコたち、６匹。集団でやって来て、土の中の虫を探して食べまくる。私にとって良いのか悪いのか分からないけど、ピヨピヨピヨピヨ集団で移動しながら食べるだけ食べ尽くしたら、金網の隙間から隣の畑に戻っていく。ヒヨコといっても成鳥との中間くらいまで育ってるので、このままほっといたら卵でも産んでくれるんじゃないかと淡い期待を持ちながら眺めている次第。

卵といえば、数日前、私の後ろをぴったりつけてくる人がいて、何だろう？？って思いながらも、家のゲートを開けようとしたら、横にぴったりつけられた。貧しそうな若い女の人で、私をじっと見てる。「何？」って聞いたら、「卵欲しい？」って聞かれて、「持ってるなら、買いたい。」って言ったら、「ちょっと待ってて。」と近くの家に入っていって、生みたての卵4つ持って出て来た。お金を払おうとしたら、「ご近所さんだから、お金はいいよ。」って受け取らない。前に住んでた家の近所の人たちとは大違いだ。彼女らは、私の顔を見るたびに「卵買ってよ。」と言って来てたから。今回は、せっかくのご厚意だし、有り難くいただいて、「時々買いたいから、次からお金払うね。」ということで新鮮卵ゲット！

ちなみに、この辺の小売店は、卵１個Q1（14円）で売ってるんだけど、かなり古いのが混じってることも多くて、半分くらい捨てたこともあるくらい。近所の家から買うと倍の値段だけど、新鮮だし格段においしい。貧しい人たちは軒並み敷地内で鶏飼ってるので、半分ドネーション感覚で買っている次第。