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【出産レポート④】搾乳と息子の経過と退院と

こんにちは、YORIです。

出産レポート4回目、最終回となる今回は、入院5日目〜退院(8日目)までの搾乳生活と息子の経過について書きたいと思います。主にGCUに入院していた息子の記録。

過去のレポートはこちら↓


入院5日目ー搾乳の日々と息子のお顔

入院5日目、そこそこ自由に歩けるようになり、経産婦のため沐浴指導等も動画を見るだけの私は、ここからただひたすら3時間おきに搾乳して、GCUに届ける日々。

搾乳開始3日目、日に日に搾乳量も増えてきて、一回10〜20mlはとれるように!(少ないようでこれって割とすごいこと!)

もうシリンジでとらず、直接ボトルに搾乳できるように。

そこで、助産師さんにも勧められて電動搾乳機をレンタルすることに。

https://item.rakuten.co.jp/nicebaby/r14-1/#r14-1


今まで使ったことなかった私は、電動搾乳機の威力に懐疑的で、「いや、手絞りでいけるっしょ」と思っていたのだが、この選択が思いの外よかった!!

①まず、片手が空く!

搾乳時間は左右合わせて約30分。この時間ひたすら手絞りで我が胸と向き合うのは結構しんどい。片手で搾乳機当ててる間に優雅に(入院中のみだが)スマホタイムができる。

②やっぱり楽ちん、よくとれる♪

手絞りより圧倒的に楽!当たり前か。手と首の疲れなし!!そして満遍なく圧力がかかるので、手絞りより全体の搾乳量は多くとれる。

ただし、満遍なくかかる分、おっぱいが部分的に張ってたり、残ってたりすると搾乳機では吸いきれないので、ここは追い手絞り搾乳が必要。

その辺りも合わせて、あるとおっぱいの状態に合った搾乳法を選択できるので、レンタルはありだなーと思います!場所は取られるけどね;

そんな感じで、搾乳機で搾乳してはボトルに保存し、1日に数回GCUに息子に会いに行きがてら届ける。


息子がGCUに入院したのは、産まれた直後から、呼吸がうまく出来ずに苦しそうにしていたから。

ついた診断名は、新生児一過性多呼吸。

この病気(?)は、本来出生時、肺呼吸に切り替わるときに、肺を満たしていた羊水が抜けて肺呼吸に移行するのだけど、羊水が肺の中に一部残ってしまい、一時的に呼吸困難を起こしてしまうのだそう。

血中の酸素レベルが低いので、保育器の中で酸素濃度を上げたり、酸素を投与して血中の酸素レベルを維持する治療を行います。

出生以降、息子はずっと保育器の中で、モニターのセンサーや、酸素マスクに繋がれて過ごしてきました。管が取れないように、頭にはネットの帽子、ほっぺたにはテープで固定。

さらに、うつ伏せの方が呼吸が安定するとのことで終始うつ伏せに寝かされていたので、お顔がほとんどみれない状態(泣)

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(写真は生後2日目)

会いに行っても、寝ていることが多く、保育器の窓から背中をなでなでしてあげるのみ。中々スキンシップが取れないことに寂しさを感じる日々。

それでも、看護師さん曰く、お腹が空くとGCUにいる赤ちゃんの中で一番大きな声で泣いて要求して、ミルクもごくごく飲んでくれるみたいで、こんな状況ながらも溢れる息子の生命力に、「うん、彼はきっと大丈夫だ」と元気付けられました。

そんな、保育器生活から4日目のこの日、だいぶ呼吸が安定してきたようで、午前中に酸素マスクが取れて、お顔の全貌が見れるように!!

第一印象は、「お姉ちゃん(第一子)にそーっくり!」(笑)やはり姉弟だなぁと遺伝子の力を感じた🍼

午後には補助的に入れていた点滴も取れて、水分を全てミルクでとれるように。順調に回復していることが嬉しく、これで母子同時退院の可能性も見えてきた✨

今後は、段階的に保育器内の酸素濃度を落としていって、酸素レベルが問題なければ保育器から出て様子を見ることができるそう。

この日の夜、ミルクタイムに合わせて会いに行ったら、珍しく起きていて微睡んでいる息子が。保育器に手を入れて指を握るとぎゅっと握り返してくれた💓

なんだかじーっとこっちを見ているように感じて、手を握りながらママの存在を認識してくれているのかな?なんて思うと本当に愛しくて、とても愛おしい時間だった。

あと少しで外だ、頑張れー!!

入院7日目ーやっと抱っこできた!

入院6日目、午前中に保育器の酸素濃度を25%⇨23%に、そして午後には23%⇨21%(OFF:外気と同濃度)に、順調に下がって行った。

そして、入院7日目の朝、血液検査を行って問題ないことが確認され、ついに保育器の外に!!

朝会いに行ったら、保育器から出て、コットですやすや寝ている息子が ^^

ついにお外に出れたねー!!!(歓喜)

生後5日目にしてやっと抱くことができた我が子。

ずっしり重くて、でもふにゃふにゃで小さいその存在は、やはり言葉には出来ない尊さを讃えてる。

よく頑張ってここまで回復してくれたね、と声をかける。


そして、この日から、直接授乳が可能に♪

やっと搾乳の日々から解放されるー!!!

お昼前に、初めての沐浴。

1年半ぶりだったけど、ちゃんと覚えていてホッ。看護師さんにも慣れてる、安定感抜群と褒められる^^

いざ、初めての授乳タイム!

安定しない頭を抑えながら、飲んでくれるかなとドキドキしながらおっぱいを飲ませる。

女性としておそらく一番母である性を感じる瞬間・・・💓

が、

乳首くわえた瞬間オエッと吐き出されてしまった・・・(泣)

母ショック!!

ずっと哺乳瓶の乳首のみだったから慣れなかったんだね、、初回はほとんどくわえずに終了・・・トホホ。

しかし、3時間後の2回目チャレンジでは、少しだけどくわえながらしっかりした吸引力で飲んでくれてまずは一安心。

そして赤ちゃんの学習能力たるや、すごい!✨


外でも血中の酸素レベルは安定しているようで、順調な回復ぶり!

ただ、この日の体重測定では、体重の減少幅が大きいようで、一緒に退院できるか、退院のタイミングは、次の朝の体重を見てからの判断になることに。

そして体重増加のためにも、しばらくは母乳も直接授乳じゃなくて、搾乳して哺乳瓶で飲ませることに・・・搾乳の日々からの開放はまだだった。。

入院8日目ー一緒に退院、頑張ったね!

入院8日目、母退院の日。朝、荷物をまとめて、搾乳届けに息子に会いに行く。

朝の体重測定で、少しだけど、体重が増えていたことが確認出来たので、退院の許可がおりました!!

退院とはいえ、この日から隣接している助産院のマタニティケアホームに数日間入所するため、そこで体重のフォローができることから、主治医から退院OKが出たとのこと。(マタニティケアホームに関してはまた別記事書きます!超オススメ!)

GCUに入った時には、1−2週間は保育器でと言われて、母子同時退院はほとんど諦めていたけれど、順調すぎるほど順調に、最短ルートで退院まで回復してくれた息子、

本当によく頑張ったねママと一緒の退院に合わせてくれてありがとう!!


ただ、やっぱり体重は心配の種。

通常新生児は、出産の時より2−3日で約1割体重が減るのですが、栄養を取るようになって1週間から10日には出生時の体重に戻るのだそう。

でも3700gで産まれた息子の生後6日目の体重は、3400g・・・

体重も増えてきてないため、省エネモードで授乳中すぐ疲れて寝るモードに入ってしまう。特におっぱいからの授乳はより疲れちゃう。

そのため、3時間おきに無理矢理起こし、規定量のミルクを起こしながら飲ませる必要がある😂

長男の時も同じで、中々大変ではあったのだけど、このあと入る助産院で助産師さんのフォローもありながら体重もみていけるので、大丈夫でしょう!


そして午後、おくるみにまかれた息子を抱いて、主人とGCUを後にしました。

3人で記念写真をパチリ。3人で撮れて本当によかった!☺️

これからは、外の世界、いろんなものをみて、いろんな音を聞いて、家族とともに成長していく姿がとても楽しみ✨

退院おめでとう!!!



拙い文章でしたが、ここまでレポートを読んで下さってありがとうございました。

今後も息子の成長や育児について発信していきたいと思います。





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