「いのちの地球（ほし）」1000人合唱への第一歩

前後しますが、先週の日曜日、音の輪合同発表会に有志のメンバーで出演させていただきました。

余韻を記したらずいぶんと長い文章になりましたが記録として。

来年予定している、1000人合唱の会場と同じだったこともあり、いよいよ第一歩を踏み出した感覚があり
大きなホールに、20人の声は一体、届くのだろうか。。？と心配しながらも　
ふたを開けてみれば、歌声が会場に心地よく響いて
1000人のイメージがすでに目に浮かぶような
素晴らしい演奏になりました。

20人でこれなら　100人でもかなりだろう、1000人だったらどうなっちゃうの。。？とドキドキなくらい。

「いのちの地球（ほし）」は、2014年3月の初めに地球の夢をみて
それから目が覚め、目の前に広がっていったイメージをもとにして作った曲です。

その後、合唱にしてほしいと素敵な提案をいただき
合唱編集は初めてでしたが、するするとイメージが出てきて（元々の音源のエコー響かせていたところが合唱のように聴こえてきて、それをもとにできてしまった）

その後、CD収録用に、井手正人パンさんがフルオーケストラのイメージで本当に地球を包むような、壮大なアレンジをしてくれて

男性パートも追加して
自然な流れでどんどん、曲が育っていきました。

そして今年のはじめ
滝乃川合唱団のメンバーから「いのちの地球を大勢で歌いたい。1000人で歌いたい」と言ってもらって

わたしも、オケをバックに大合唱というイメージがすでに自分の中にはあったので
「わたしの独りよがりな思いではなかったんだ」と思えて、
嘘のような？プロジェクトを、まさかのやってみることに。。

もう、イメージが湧いて消えないから　ぜんぜんあてはないけど口にしてしまえ！と、
口にしたら、聞いた人がみな目をキラキラさせて、やってみたら！と応援してくださるので、背中を押されるようにして進んできました。

そして、みなさんが歌ってくださるごとに、口々に「この曲を歌うと気持ちがいい」「幸せ」と、本当に喜びの中で声を合わせてくださっていることが感じられて
わたしも感動して、嬉しくて。

美しい地球のビジョンを心に描くことは、多くの人にとって共通の願いであり、大きな喜びなのだとあらためて感じています。

そして、先月、2021年9月11日に麻生市民館大ホールでの開催が決定しました。

昨日は、プロジェクトのリアルな第一歩という意識があったためか
自分のライブとはまた違う気持ちの高まりがあり
途中で何度も息がつまって、もう歌えないかもと思いながら
それでも曲は、静かに流れて　みなさんのハーモニーが紡がれていく
その響きに耳を澄ませて包まれながら演奏を終えることができました。

わたしがただリードするのではなく、みなさんひとりひとりの声と、その重なりあう響きと呼応して、打ち寄せる声と音の波に耳を傾けて。

「ひとりひとりが、華があって　自信がなさそうな人がいなかった」と言われました。
それでいて、調和していて
それって、本当に素敵なことだなぁ。

実はいつからかこの曲は、わたしの個人的なことを超えているように感じていて

わたしはこの曲をお預かりしているだけで
地球を真ん中にして
ただ、この曲を歌ったり、聴いてくださる人の、みんなの心がひとつになって喜びが膨らんでいくなら
いろんなかなしみや苦しみを超える、ささやかな支えとなったり　気持ちが幸せへと変化していく一助となるなら
わたしはこの曲を運ぶ、プロジェクトの舟を漕がせていただく船頭として、ただ手を動かし体を働かせたいと思っています。

そして、運ばれるべき場所へと
みなさんと漕ぎ着けたら
わたしも幸せへと、なにかに運んでもらったような気持ちです。

だから、どこか人ごとのような、実感のないような
不思議な感覚もあって、
周りからも　どこかぼうっとしているわたしに映っているかもしれないなとも思っています
（実際、これが始まってから　物忘れの度合いがさらにひどくなった。。関係ないか。？？😅）

今回、衣装や台紙などみなさんとやりとりしながら、
苦し紛れに発案したわたしの「モノトーンの服」とか「台紙は青」とかいう案は通らなくて（笑）
「モノトーンの服は持ってない」（モノトーンはみんな持ってるだろうと思って発案したのだけど^^;）とか「表紙は色とりどりがいい」とかいろんな意見や要望が出てきて、それを聞きながらわたしもイメージが湧いてきて形が決まり、

結果 白から濃紺までの青系のグラデーションの衣装も　それぞれ思い思いの、個性もある衣装で、「青い地球」を表す色でもあり
わたしもよかったなあと気に入って　最初から決まってたものをみんなで見つけたみたいな気がしました。

親子で出演もしてくれた吉垣さんの、吉垣花園の無農薬栽培のお花も
みんなで思い思いにコサージュにしたり、
髪に挿したり
（お花や植物があると、みなさんのお顔が変わることも実感🌸）

女の子がお花をつけている姿にきゅんとしたり（大人の女の子・男の子もね）

近くで採らせていただいたアップルミントを
いい香り〜って笑顔になりながらお花と一緒に飾って🌱

大人も子どもも混じって楽屋でみんなで笑いながら過ごしたり

ひとつひとつが楽しくて
こういう時間って、
みんなで創っていくものだ、って
また実感できて
幸せでした。

その日　眠りにつくとき
わたしは生まれる前に、たくさんの人たちとこうやって、笑顔で歌うことを達成しようと決めてきたんじゃないかな、と感じていました。

だから、これだけは、やらなければいけないという、わたしの自分の魂との約束。
そしてもしかしたら、たくさんの方々が　一緒にやろうと約束してきてくださったんだろうか。。

昨日は、その第一歩であることを感じて　演奏しながら心がふるえてしまった。

種をまく土壌を作ってくれた滝乃川合唱団のみなさんや
音の輪ピアノ合同発表会のみなさまに、心から感謝です。

近く遠くで応援くださったみなさま、ありがとうございました。

たぶん知らないところで自主練習もたくさんしてくださって
第一歩をともに踏み出してくださったみなさん、ありがとうございました。

気持ちを鎮めて
これからもまた、しずかに櫂の手を動かしていきます。
どうぞみなさま、これからもご一緒ください。

プロジェクトは、これから正式募集です。

歌はほとんど歌ったことがない方も、歌が日常にある方も、ご興味のある方、どうぞご参加ください。

「いのちの地球（ほし）」参考音源動画
https://youtu.be/QqoYuc4zqpE

「いのちの地球（ほし）」1000人合唱プロジェクト（FBグループ）
https://www.facebook.com/groups/504100010262554/?ref=share

音の輪合同発表会　本番の動画
https://youtu.be/rtSp-wgvv0g