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事業の始めたてで集客方法を学ぶ前に大事な3つの行動手順とは?

こんにちは。
コミュニティ事業プロデューサーの石井です。

現在起業して丸10年で、下記のようなことをやっています。

・小学校放課後子ども教室のコーディネーター(丸6年)
・(未就学児対象の)児童発達支援教室で運動プログラムを実施(約3年)
・【スポーツ×地方創生×ソーシャルビジネス】をテーマとしたコミュニティを運営(登録者約300名以上)
・一般社団法人CPサッカー協会の役員候補者選定委員会委員
・春日部市シティセールス広報課のマーケティング担当に副業人材の公募で選ばれる
・埼玉県が主催する、令和2年度 埼玉 Sports Start-up(SSS)の参加スタートアップ企業(伴走支援対象者)に選ばれる

コミュニティや地域密着型ビジネスに関する講座を開催している中で質問としてよくいただくのは、"集客"に関することが多く、改めて集客への悩みを感じている方が多いなということを痛感しています。

私自身も始め立ての頃は試行錯誤していました。

特に1年目、2年目と上向きだった一方で、3年目、4年目は下降気味で、正直焦りも出てきていました。

そのような状況で5年目頃から、SEOで少しずつ集客できるようになり、集客にかかる自身の負担を減らせたので、ここまで(10年)続けることができたと言えます。

では、(自動化が可能な)SEOの勉強を真っ先にすべきかと言ったらそれも違うと考えています。

自動化できたのは確かなのですが、それと同時にコンセプト(誰に何をUSP)がより明確になり、特にターゲットとなる方が何に悩んでいるのか?なぜ悩んでいるのか?をより深く理解できるようになったことが大きいです。

集客に悩む理由は、集客方法を知らないこと以上に、コンセプトが明確になっていなかったり、ターゲットとなる方の事情を理解できていないことの方が想定されるでしょう。

そこで今回は、どのようにコンセプトを明確にして、集客できる土台をつくっていくかに必要となる3つの行動・手順をお伝えします。


1.サービスが未完成でも始める

「サービスに自信がもてなくて始められない」というように、提供するサービスやスキルの専門性が他の方より劣っていると感じると、なかなか始められないということがあるかもしれません。

しかし専門家は専門家でも、提供するサービスより、提供する対象者の事情をわかっているという意味での専門家になっていた方が選ばれやすいということがあります。

ここで、私が実際にやっている、「ボールの投げ方教室」を例に紹介させていただきます。
(子ども対象のイメージかもしれませんが、大人の方も一定数コンプレックスを持っている方がいらっしゃいます)

私自身は、中学高校と野球部でしたが、高校は補欠でしたし、目立った活躍をしていたわけではありません。

野球部だった人は、全国にたくさんいるわけですし、元プロ選手で野球の指導にあたっている方もたくさんいます。

それでもなぜ私自身がやるのか?

これは私自身、ボールの投げ方の基礎ができていなくて、高校の野球部時代に下級生の時はノックに入れなかったなど、下積み経験が背景にあります。

元プロ選手の方が、投げ方の知識やスキルは豊富かもしれない、
しかし、初心者の人がどういうところにつまずくのか?
は自分の方が理解できているのではないか?という視点でやっています。


上記は正に、対象者の事情を理解していることが重要になってくる例ですし、始めてみないことには、対象者を知ることはできませんので、サービスが未完成であっても始めてみることをお薦めします。


2.アンケートをとる

2つ目は、「どんな方にお薦めしたいか」をお客さんに聞いてしまうということです。

まだお客さんが一人もいないのであれば、(アンケートに答えていただくことを前提に)まずは無償で提供するのも一つの方法となります。
(私自身もボールの投げ方教室を無償提供から始めています)

答えはお客さんが持っているとよく言われますが、例え自分の想定と同じであったとしても、お客様の表現の方が一般に刺さりやすい可能性もあります。

アンケートをお願いすることを、慣れていないと躊躇してしまうかもしれませんが、コンセプトが固まっていないうちは、とても重要なプロセスです。


3.修正を繰り返す

上記のプロセスからコンセプトをブラッシュアップしていって、ホームページの文面などにも修正を反映させることが重要になってきます。

意外とこの作業を面倒くさがってしまう方もいますが、アウトプットしていかないと周囲には伝わりません。

一般的に、しっかりしたホームページなどを見ると、
「ここまでは真似できない」
と思ってしまうかもしれません。

そんなページであっても、最初から完成されたページになっていた可能性は低いです。

何百回と修正された後に今の状態になっていることがほとんどですので、少しずつより良いものにしていきましょう。

追伸

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