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人の可能性を信じる前に、自分の可能性を信じられていますか?

今回はTHE COACH Academy基礎コースDAY2の振り返り記事です。

2日間9:00〜15:00で相当がっつり学び、頭がパンク寸前になった訳ですが、今回の学びや気づきを言葉にしておきたいと思います。

DAY1の振り返りはこちら。


DAY2の内容は「大切なコーチングスキル」。
DAY1の「コーチングを学ぶための基礎」を踏まえて、いよいよ具体的なスキルを学んでいきました。

上手くやる必要はない

問いや傾聴、フィードバックといったコーチングスキルを学ぶと、「スキルを使わねば!」「上手くやらねば」といった思考に陥りがち…

同じく参加していた方がそういった気づきを共有したときに、コースリードの方が「上手くやることよりも、自分らしく自然であることを大切にしましょう。」的な発言をされていました。

もちろん「上手くなる(スキルが上達する)」必要はありますが、そのセッションにおいて「上手くやる」必要はないと思うことで少し気が楽になったような気が。

それと同時に「自然であること」も印象に残ったのですが、ふと思い出したのが最近「Nizi Project Season2」を見ていた時のJ.Y.Parkさんの言葉。

歌とダンスが自然と出てくるほど練習していない限り、アーティストとしての自分らしさは表現できない

そんな言葉だったと記憶していますが、コーチングにも通ずるところがあるのではないかと思いました。言い換えるとするならば、こんな具合でしょうか。

問いや傾聴などのスキルが自然と出てくるほど練習していない限り、自分らしく相手にとって価値のあるコーチングは提供できない

しっくりくるかはさておき、目の前のセッションを上手くやろうとするのではなく、とにかく目の前の人と向き合うことで結果的にスキルが上達していくことを目指したいと思いました。

「問い」という鏡

クライアントとしてコーチングを受けてきた中で、印象に残っているのが数々の「問い」。

講座の中でも「一つの問いが人生を一変させる」という言葉が紹介されるほど。
それだけ「問い」が力を持っていることを自分の経験からも感じていたように思います。

2年ほど前に書いた、コーチングを受け始めてちょうど1年が経った頃の記事を改めて振り返ってみると、このように書いていました。

伴走の時間を例えるとするならば、「問い」という名の鏡を手渡してもらっているような感覚でしょうか。自分自身と向き合うことを助けてくれます。
基本的にZoomで行うことがほとんどなので、画面の向こうに伴走者がいる状況です。でも、「問い」をもらったぼくは、その方に答えているというよりは、与えられた鏡を覗き込み、もう一人の自分と話しているような感覚になる時があります。

「あ、こんなところにホクロがあったんだなぁ」というように、「ぼくってこんなことを考えていたんだなぁ」と思うこともしばしば。
問いを繰り返し与えてもらうことで、借り物の言葉だけでは表現できなくなり、自分の言葉で語る必要が出てきます。

今回の講座の中でも、その時の感覚が蘇ってきた瞬間がありました。
DAY1での「コーチはクライアントを導くのではなく、クライアント自身が当事者で居続けることを支援する。」という言葉も踏まえると、「鏡を手渡す」という表現があながち間違ってはいないのかもと思いました。

まずは自分と向き合うことから

「鏡を手渡すことで、クライアント自身が自分と向き合うことを促進する」という役割がだんだん見えてきたように感じますが、この記事の最後に自分自身への誓いとして書いておきたいのが「他者と向き合いたいのであれば、その前に自分と向き合いなさい」ということです。

人の可能性を信じるということは、目の前の相手はもちろん、大前提として自分自身の可能性を信じるということ。
言葉としては簡単だけれど、本当の意味で可能性を信じるとはどんなことなのか…考えれば考えるほど難しく、この辺りはちょっと苦手なのかもしれないと思いながら講座を受けている自分もいました。

今回、受講のきっかけとして、コーチとしての活動を見据えているということもありますが、自分のキャリア・人生と向き合いたいという思いもありました。
第一歩として、まずは自分自身の可能性を信じてあげることから始めていきたいと思います。


基礎コースDAY2の振り返りはここまで。
土曜日のDAY3はいよいよ基礎コース最終日となります。そこでの学びも必ずどこかのタイミングでお伝えできればと思っています。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

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