見出し画像

【要約】自分を操る超集中力

集中、できてますか。

私はあまりできてません。
やるべきことがあるはずなのに、すぐ別のことに気を取られ、何やってんだと自己嫌悪。

このままではいけません。集中力を高めていきたいと思います。

1.姿勢を正して、ものを減らす

1つの行動にフォーカスし、1つずつ確実に習慣化していくこと。すると究極の集中力が手に入ります。

集中するには思考や感情をコントロールする力、「ウィルパワー」と呼ばれるものが必要です。

集中力を発揮する場面は行動している時だけで無く、何か我慢する時、何かを望む時、何かを先延ばししている時などです。
その都度ウィルパワーが消費されています。

先延ばしは、無意識でも気になっている状態であり、じわじわと消耗が続きます。
他にも選択肢が多いと逆に選べなくなることもウィルパワーの消耗に関係します。

つまり人は行動ではなく、
意思決定により疲れてしまいます。

日常の色んな場面でウィルパワーを消耗してしまうため、肝心な時に集中力が発揮できなくなります。

そのため集中力を高めるには、ウィルパワーを「増やす」、「節約する」、「癒す」ことが必要となります。

1)ウィルパワーを増やす
ウィルパワーは筋力と同じようにトレーニングで鍛えることができます。
そのトレーニング法とは「姿勢を気をつける」ことです。

日頃、無意識にやっていることを、やらないようにするには強い集中力が必要となります。猫背になったり、足を組んだりと姿勢が崩れたら、「はっ」と気づき、姿勢を正す。これを繰り返すことでウィルパワーは鍛えられます。

これはセルフモニタリング効果とも言われます。自分の行動を客観的に見て、評価、反省、改善することで行動を強化するというものです。

2)ウィルパワーを節約する
人は意思決定により疲れるのであれば、判断や迷いを減らすことで疲れにくくなります。

やるべきことの中から1つを無理矢理選んでも集中力は続きません。やるべきことが1つなら気が散らず集中しやすくなります。

そのために「整理整頓」です。

デスクワークしてる時、スマホや本など関係ないものが目に入ってしまうと、そちらに気が散ってしまいます。

そうならないためにも、やるべきことに関係ないものを減らす、目の届かない所にしまうことで集中力が発揮しやすくなります。

人間は「何もしないことに耐えられない」
逆を言えば「集中したいものしか無い環境」なら、自然と集中力が高まるということです。

◆◆◆◆

そして節約のためにもっと大事なことが
「習慣化」です。

集中力が高い人は長時間集中しているのか?
いいえ、短時間の集中を繰り返しているのです。結果として集中できる時間が長くなるということになります。

習慣とは自動的に行える行動です。自動的に行えるということは判断したり迷うことなく行動できるということです。

つまり、ウィルパワーを消費せず節約できる、ということです。

余ったウィルパワーは新たな習慣作りに役立てることで、より集中できる時間を増やせます。

3)ウィルパワーを癒す
脳は疲れを感じません。
ただウィルパワーが消耗している状態では結果的に疲れていると感じます。

疲れを感じている時は、睡眠をとる、目を休ませる、瞑想することでウィルパワーを回復させましょう。

2.集中力で人生の密度を上げる

集中力が高まれば、時間の密度が上がり、効率が良くなります。そうすると目的を達成するスピードが上がり、成長が加速します。

仕事や趣味で、もっと成果が出せたり、楽しめるようになることは人生の豊かさのひとつであると思います。

また本書では集中するために時間を区切ることも触れられていますが、それにより「焦らし効果」が期待できます。

人はついつい時間を無視して「きりのいいところまで」「もうちょっと」と時間を延長してしまいます。

一見、効果的なようですが、「先延ばしによりウィルパワーを消費する」ということを考えると効果は疑わしいです。

きりが良くなる前に休憩を挟んだとしても、「もう少しやりたい」「まだやれる」と行動へのモチベーションも保てるので、再開時にスムーズに集中でき、パフォーマンスが向上します。これが「焦らし効果」です。

3.あれこれ欲張らない

私はいまnoteを通じてアウトプットすることを始め、成長のために色んなことを取り入れようとしています。

しかしあれもこれもと集中力が散漫になっていたなと反省です。

まず自分の行動を書き出し、目的と照らし合わせて優先度を付ける。そして1つの行動にフォーカスして、集中することから始めたいと思います。

◎身の回りの整理整頓
ものを減らすことは以前から実践しており、出掛ける時は基本的にカードが入るキーケースとスマホのみです。スマホのアプリも控えめです。
メモするノートは1冊にまとめ、仕事机の上も余計なものは置かないように心がけています。

◎ひとつずつ習慣化
これは『小さな習慣』と相性がいいと思います。今は新しく知的生産的なメモの習慣化を目指しています。

◎瞑想をする
禅に興味があり、瞑想は気になっていました。本書にも瞑想について少し触れられていたのでこれを機に瞑想を日常に取り入れたいと思います。

4.方向を定めて一点集中

あれこれやろうと思っても集中力が続かず、どれも中途半端になってしまいます。

集中力がすぐに高まる魔法はありません。

地道でもひとつひとつ着実に習慣化することで集中力を高めていきたいと思います。

そして集中力も大事ですが、成長するために何が必要かを考えることも重要です。

著者は自分が変わるために集中力が必要と考え、心理学や脳科学から成長のためのヒントを得ました。

その目的志向な姿勢も見習いたいものです。

以上、読んでいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?