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社会人1年目と10年目に読んでほしい本

コンサルに限らずあらゆる業界で通じる30の厳選されたスキルについて、分かりやすく具体的にまとまった一冊。
「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「プロフェッショナル・マインド」といった4つの大項目。社会人にとって当たり前のスキルなので1年目の新人はもちろんですが、10年目で初心を忘れつつあるベテランにもぜひ読んでほしい基礎本です。

■目次■
第1章 コンサル流話す技術
01 結論から話す
02 Talk Straight 端的に話す
03 数字というファクトで語る etc
第2章 コンサル流思考術
10 「考え方を考える」という考え方
11 ロジックツリーを使いこなす
12 雲雨傘 提案の基本 etc
第3章 コンサル流デスクワーク術
16 文書作成の基本、議事録書きをマスターする
17 最強パワポ資料作成術
18 エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負 etc
第4章 コンサル流ビジネスマインド
23 ヴァリューを出す
24 喋らないなら会議に出るな
25 「時間はお金」と認識する etc

■気になった部分の要約(理由や詳細は本書を読んでみて下さい)

■経験のない一年目の唯一の武器が、数字。世界共通言語は、英語ではなく、論理(ロジック)と数字。
■商談でドンドン先のページをめくって読み進めているようなお客さまは、説明に退屈していて「要点を話してほしい」と思っているかもしれません。さらに、「だいたいわかりました」「およそわかりました」という返答は、まったく理解できていないというのと同義。
■相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。
■上司から仕事を受けるときに確認すべきポイントは、次の4つです。 ①その仕事の背景や目的 ②具体的な仕事の成果イメージ ③クオリティ ④優先順位・緊急度 この4点をしっかり確認すれば、上司の期待値を把握したことになり、どのようにすれば上司の期待に沿う仕事ができるかが明確になる。
■雲雨傘の論理 。「黒っぽい雲がでてきたので、雨が降り出しそうだから、傘を持っていったほうがいい」事実、解釈、行動を区別して考える。
■提案は「複数あるアクションからなぜそれを選んだのか」 もセットで。
■「はじめに仮説有りき」 ──仮説思考は、コンサルタントの思考法のなかでも、もっとも重要な特徴のひとつでしょう。
■自分の意見をもつ→答えを知る前に1分だけ自分で考える時間をつくる 。
■議事録には、発言の記録ではなく、決定事項を簡潔に記載する。
■場所、参加者、アジェンダはもちろん、重要なのは以下の4点。 
・決まったこと
・決まらなかったこと(次に持ち越したこと)
・確認が必要なこと
・次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)   
これらを見出しにして、中身は箇条書きで埋めていく。

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■資料は最終アウトプット(構成や結論)から逆算して作っていく癖を。
■重要な20%の仕事に集中して生産性を5倍にする。その区別をする。
■会議に出て発言しないのはテレビに出演して喋らないゲストと同じ。価値はゼロ。沈黙は無。黙っていては何も生み出せない。会議のコストを意識。
■時間をかけないといいものはできない、は噓。 スピードを追求すると、質も上がる。Quick and Dirty を目指してSlow and Beautyはなくす。
■「守破離」 守=師匠の一挙一動を真似る、 破=師匠と違ったやり方を覚え、幅を広げる 、離=師匠のやり方を超え、独自の技を追求。
■リーダー一人でムーブメントをつくることはできない。 どんな大きなムーブメントも、最初のフォロワーが重要となる。

■著者インタビュー

■解説動画

相手の期待値を知ること、仮説思考、議事録で文章力アップ、相手のバリューを常に意識といった4点についてまとめています。















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