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【マケトピ】今年のトレンド総まとめ

今年もあと少しという事で、マーケティング界隈のニュースを振り返ってみました。こうやってみると、本当に日進月歩だなぁと思うし、陳腐化するのも早いと感じますね。アウトプットしながら常にアップデートしましょう。

下記、毎年この時期に思い出す一文ですが、世界中でいつまでも通用する真理だなとしみじみ思います。

■平家物語冒頭
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

今年のニュースまとめ

年始から注目していたLuckin Coffee。まだ日本では大きな展開がないようですが、スマホアプリによるノンストップサービスは、衣食住にまで広がりつつあり、あとは質や価格が規模の経済に乗っかれば一気に普及しそうです。

フォロワー数も14万人を超えて、着実に伸びている6秒商店。本気で商品化を目指しているのかどうかわからないゆるさがいいですね。こういった遊びゴコロは見習いたいものです。

あっという今に1年経ちます。常に新しいことへチャレンジしてアップデートすることも大切ですが、決して風化させてはいけない事もあります。
一つの歴史がいつまでも語り継がれることを願います。

まだまだ勢いありそうですが、いきなりステーキの状況もあるので、来年が勝負の年になりそうです。堅実に業績を上げているCoCo壱を模倣していくのか、あくまで急拡大を目指すのか。
女性やシニアにも焼肉需要は想像以上にあるようなので、そういった客が気軽に楽しめる質の高いサービスを期待しています。

当初は素晴らしいサービスと思っていましたが、頭数は担保出来ても質が担保出来ないという課題もあるようなので、バイトテロイメージを払拭できるリブランディングが必要な気がします。
こういったスマホアプリ系ベンチャーがとにかく多かったイメージの年でしたが、やっと日本も若年層の大企業離れが進んできたのは良いことかも知れません。
GAFAに代表されるように、アメリカでは20年ほど前から優秀な人材は独立して、大手企業を目指すのは下策のように言われていました。
一方で日本は大手企業崇拝が残り続けて、企業ランキングは代わり映えなく、まるで既得権益で守られたシニアの集まりのような停滞感です。
今後もこういったベンチャーと資金調達のニュースは増えてほしいのですが、そこからスケールしていくかどうか、色んな事例から学びたいですね。

大掃除をしながら無駄なものがやはり増えていると実感。
改めてコンフォート原則に立ち返らねば。そろそろMacBookからiPadへ切り替えようか検討中です。

家入さんの優しい革命。CAMPFIREやMAKUAKEといったクラウドファンディングは、今年ますます広がりそうな予感です。

今年一番のヒット動画。鈴鹿サーキット様の駐車場をお借りしての企画でしたが、いまだに再生数が伸びていて、このまま500万再生行きそうな気がしてきた・・ブランド×企画=最強説。

代理店やメディアの担当者で用語知らない若者が多すぎる気がする・・
共通言語がないと話もスムーズにいかないという危機感を持ち続けねば。

とてもわかりやすく楽しい比喩で構成された記事。難しいことを分かりやすく大衆へ伝える。政治とエンタメをつなぐコンテンツは、まだブルーオーシャンなので、来年はなにかありそうな予感。

今年スタートしたCUUUEは一旦おやすみとなりました。改めてYouTubeで継続して成功させることの難しさを実感。1本メガヒット動画も生まれたので、今後に期待したい。

大企業やマスの呪縛から開放された若者たちの才能は、今後もいろいろな形で開花していくんでしょうね。既得権益で守られた政治的な仕組みではなく、誰もが自由に表現出来る、健全で想像力に満ちた未来が楽しみです。

前から気になっていた音声メディアは、ラジオ同様に地味だけど着実に広がっている印象です。移動中やテレビと同時にといった「ながら」市場は、息の長いコンテンツとして、これからも市場を伸ばしていく気がします。

ゆるいコンテンツ×硬い時事ネタで若年層へリーチ。動画や音声とは違った表現が出来そうで、アニメーション含めて期待しています。noteで流行りそうな予感。

日本のマーケティング業界でも、やっと数値だけではなく中身を問われるようになってきました。ビューアビリティ、アドフラウド、ブランドセーフティ、アドエクスペリエンス、こういった守りの活動まで補えている企業は、まだ少ないといえます。
アトリビューションすら考慮されていない施策もあるので、WEBソリューションは、もっと精査や淘汰をされるべきだと言えます。

スポーツ選手といっても色々とあるように、インフルエンサーも規模や思考は様々です。そのあたりを理解しつつ、商品×企画×人を上手くミックス出来るプランナーこそが優秀なのです。

不動産やホテル業界は高度経済成長期から進歩が遅いので、地方から廃れつつありましたが、airbやoyoによって、地方にもチャンスが増えるでしょう。昔と違って東京に一極集中する理由もなくなりつつあり、働き方も多様化している中で、「住」は見直されるべきであると考えています。
oyoはもう少し安く他サブスクとのセットが充実したら検討したいです。

動画、漫画、音楽、もっと色んなコラボが自由に出来るとクリエイティブは広がるのにな。

今年はこういったタイアップコンテンツをもっと増やしたいですね。

UGCとULSSASは、個人的には今年イチオシのキーワードでした。なのでクライアントにも薦めるようにして、今期からSNSマーケティングにシフトするという声も増えたような気がします。

働き方改革で生まれた時間は、そのままレジャーや副業市場へ行き渡っているのだろうか。まだあまり実感がありません。

今年はベースブレッド様ともお仕事させて頂き、本当に充実していました。
栄養満載のメニューが並ぶのはありがちなので、さらに健康チェックや運動が出来るスペースを併設すると差別化出来そうです。

今年の印象的だった1本。ジム・ジャームッシュ×アダム・ドライバーといった渋いペアが、単調な日常に詩的で不思議な彩りを与えます。

飯能×ムーミンという意外な組み合わせで話題となりました。
興味はありますが、反響はどうなのでしょう。
ドラえもん、スヌーピー、ミッキー、ムーミン、ずっと愛されるキャラは丸みをおびているという共通点。

YouTubeで今年流行ったジャンルですね。何気ない生活すらもコンテンツになる。むしろコンテンツにさえならなかったものがニーズあるという状況は、多様性の再発見となったのではないでしょうか。

間違いなくYouTubeやタイアップはキャズムを超えた年となりましたね。

北海道で出会った、人生で一番美味しかったチーズ。これをきっかけにチーズにハマってしまいました。一つの出逢いが食を変えるということを体感。

結局、その後大きな話題もないような気もしますが、5Gで大逆転なるか。

こういった形で地方や海外に機会創出していきたいですね。

承認欲求を満たすために浪費をして、命すら投げ出して、あげくに〜テロといった形で他人の人生すら破壊してしまう。SNSにまつわる良い面と悪い面が入り乱れた一年でした。
ライブ配信、オンラインサロン、クラウドファンディング、マッチングサービスの台頭もありましたが、まだまだ玉石混交で、結局有名人や可愛い女性に人は集まるという印象。
本当の意味で多様性ある社会の実現のために、個人間をつなぐサービス、有益なSNSの誕生は、Z世代がこれから自然と生み出していくことに期待です。

テレビと互角になってしまうと、コンテンツへの規制もテレビ並みになってしまい、YouTubeらしさが失われてしまう懸念もあります。
テレビの進化版として発展してほしいですね。

新しい年に向けて、キャリアについて考える人も多いと思います。
そんな人に是非一読して欲しい良記事。
キャリアのVSOPを意識して、20代はとにかくバラエティを増やし、30代で突き詰めていく。自分はWEBメディア、マーケティングに突き進むと決めましたね。

マスへの進出、オリンピックや選挙イベントでのタイアップ、学園祭やフェスへの参加など、今年は芸能人とYouTuberが棲み分けしつつ、影響力としては同等になったといえる一年でした。
逆にマスからYouTubeへ参入するタレントも増えてきて、市場はますます拡大しそうな予感です。

業界の再編成によって、世界に誇れる文化として、グローバルなシナジーと成長を期待しています。

とても期待しています。本は世界中、いつの世も、誰にとっても、最強のメディアであることは変わりありません。スマホ、マンガ、映像化、オーディオブックなど、形を変えながら本は多くの人に影響を与えています。
作り方、売り方、伝え方の組み合わせでまだまだ発展する余地はあるのに、古い構造に縛られている業界なので、こういった事業がどんどん増えて欲しいですね。

スマホ×アプリで便利な世の中は当たり前になってきましたが、3Dプリンターのように初期投資が必要なサービスは、まだ敷居が高いですね。新規購入もマッチング×シェアリングにして、なにか新しいことできないかな。

キャッシュレスアプリは戦国時代の年でしたが、個人的にはメルペイが一番使いやすかったし、他サービスとのシナジーもあったような気がします。
やはりiD対応、モノを売ってそのまま使えるという利便性は、新しい経済の在り方であり、あとは規模の経済でユーザーや利用店舗が増えれば現金やクレジットを上回るでしょう。まだ若年層メインのアプリというイメージをどう払拭していくかに期待です。

今年最も印象に残った一冊。本の新しい売り方を実験してくれました。
性善説と思考停止をキーワードに、光本さんの次なる実験に期待大^^

こちらも今年のベスト5に入る一冊。タイムバンクのCMでおなじみの佐藤さんです。今まではお金や経済に関する書籍は読みづらい印象だったのですが、こういったデジタル寄りの人が描く経済未来はとても共感出来ます。
名言も多数あり、それをまとめた記事となります。

子供でも稼げる時代になる一方、モラルの在り方も議論されてきました。
健全に稼いで社会に還元すれば良いのかなと思いつつ、やはり古い考えなのか、未成年はお金より想い出を沢山創って欲しいと思う自分もいます。

紙媒体も工夫の余地があると感じた記事です。

非常に便利なツールで、この記事のカバーもこれで作成しています。作った画像をnote共有素材とすることで、利用して頂いた記事からの流入も見込めるという仕組みはうまい。

仕事柄、SNSに関する映画をたくさん見ました。感動作品もありますが、どちらかというとサスペンス系の作品が目立っている印象で、まだまだネットやSNSはネガティブなイメージも払拭しきれていないですね。
性善説に基づき新しいサービスが増えて社会に貢献することを願います。

noteは本当に仕組みが良く出来ていて、ゲーミフィケーションを活用出来ているサービスといえるでしょう。しかも意外な時に突然祝ってもらえるので、毎日更新したくなってきます^^

タイアップが大手メディアに取上げられた二次拡散の事例。
こういった形で地方をもっと元気にしたいですね。

可能性は感じるのですが、現状を見ると中身の少ない配信が多い印象です。可愛らしい子が何気ないことを言っているだけで投げ銭が行き交う市場より、専門家が有益な情報を提供して対価を求めるような市場に広がってくれたらいいなとおもいます。

今年はネットフリックスのコンテンツがとにかく話題になりました。テレビではタブーとされていたようなテーマで、多大な予算をかけての番組制作。
テレビと競合するのではなく、独自路線を貫いて欲しいですね。

読むのではなく見るもの。動画やマンガを活用したメディアが普及しているように、これからのメディアに必要な要素ですね。そのためには企画力やセンスが必要で、これはしばらくAIが出来ない分野でもあるので、このあたりのスキルを磨いてアウトプットしたいです。

40年間価格を変えずに、今も1日200万本売れている商品。
こんな記録を打ち出せる商品は滅多にないし、なかなか真似できない。
パッケージデザインや味のバリエーションは増やしながら、変えない部分と変える部分をしっかり見極めているし、薄利多売で広告予算がないので、ライセンスビジネスやノベルティ生産でPRを補っているといいます。
今後は子供だけではなくシニアへノスタルジックを提供するアイテムとして広がるでしょうし、学ぶべきことの多いビジネスモデルですね。

マスメディアや既存の制約から開放された才能やコンテンツは、こういった場所で次世代に向けてアップデートされていくのでしょう。
クリエイターが主役となり狭く深い、多様性ある世界の構築を目指して、国内だけではなく海外も見越して盛り上げて欲しいですね。

規模やジャンルではなく、独自の視点でカテゴライズしていてユニーク。

2年前のMJ一面記事ですが、その後の拡大ぶりはご存知の通り。
来期からSNSマーケティング予算を拡大するという声もよく聞きました。

もはや海外勢の勢いは止められないだろうし、そもそも国内勢はコンテンツではない部分で、裏技的な数値を保っていた部分もあります。
例えば、携帯購入と同時に自動契約、家族や他デバイスとのセット割など。
コンテンツの優位性はまだあるはずなので、日本から世界へ向けた動画を量産してほしいですね。

王者といえど現状にとどまらず常にチャレンジングな姿勢がうかがえます。

カフェ、コーデ、コスメはパワーワード。

ニコ動は意外と若年層メインだなと思いました。全体的に言えるのは、動画はまだまだ参加率が少なく見ているだけの人が多いこと。ライブ配信のようにインタラクティブで全員参加できるような動画サービスは、5GやVRによってどうなっていくのか期待しています。

いつの間にか本家が大変になっていると知りました。日本が成功しているのは、時代の変化に対する適応力と、ブランド力によるものみたいですね。

こういった次世代を牽引する人たちとなにか仕掛けたいですね。

賛否両論ですが、自分はアメリカのような形が理想だと思います。現在のGAFAの勢いを見ても分かるように、このまま人材が大企業で埋もれていくよりも、流動や変化があってもよいのかなと。ただしその為には、教育のあり方から変えていかないと、まだ日本では難しそうです。




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