見出し画像

色気あるギャザーを意識して

作る上でどこを拘ってますか?

そう聞かれることがあります。どこを?と言われるとアレもコレも全部となってしまうので困ってしまう質問の1つです。が、逆に料理屋さんに行って『おすすめは?』と聞いたときに『全部!』と返されてしまうと『そう言うことじゃないんだけどな...』と思うこともあるので、少し見方を変えてここ好きだなぁと言うポイントにします。

ボクシングトランクスのウエスト部分(←これは作り方がちょいと違うのでいつままたの機会に)やファイトパンツ(朝倉兄弟がRIZINで履いてるパンツです)のウエストのサイド部分。

ゴムを入れてギャザーにする部分

これです!

均等に綺麗に入ったギャザーを見ると「色っぽいなぁ~~」と思うのです。

変態ですか?

変態です( ´∀`)

ファイトパンツのウエストはこのサイド部分のみ伸縮箇所なのです。ここでフィット感が決まる。細かくもなく粗くもないちょうど良い塩梅のギャザーを入れることで履き易さが決まるのてす。

レシピとしてはサイド用の生地の内側に3本のゴムを等間隔で平行に入れてあります。このゴムとゴムの間を(表からは見えないので)感覚で縫っていくのですが、生地の始点と終点(端と端)をしっかり持って引っ張り、3本のゴム全てが同じテンションで張った状態を崩さず針を進めていきます。

途中で力のバランスが崩れたり、左右のテンションが変わってしまうと均等なギャザーが寄らなくなってしまいます。テンションが崩れないように、ゴムを縫わないようにと....やや緊張感のある瞬間ではあるわけです。

それがゆえにより色っぽいギャザーに仕上がった時は実に気持ちが良いものです。死ぬほどギャザー寄せてきてますが、やはり色っぽいギャザーに仕上がった時は気分が良い。

ミシン初心者さんや中級者さんもきっと何かしらギャザー作りをされて綺麗に出来たときは同じような感覚になられてるのではないでしょうか( ´∀`)

実際の製作工程を簡単な動画にしてみたので気になるかたはチラ見してみてください。↓↓↓

色気のあるギャザーの入れ方


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?