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8月3日 トイレットペーパーの如き溶けやすさ

暑い週明け。午前中に冷房で冷え切ったので、少し暖まらなければなるまいとお昼に辛味噌ラーメンを食べたら汗が止まらない。冷房を強めたら汗が冷房で冷えて寒い。

自分でもどうなりたいのかよくわからない。不具合に対して後手後手で対応してしまう性格がここでも出た。

会議で改めて出席者を見渡すと、ほとんどおじさまとおじいさましかいない。年齢層と性別にここまで偏りがある職場は生まれて初めてなので、思えば遠くへ来たもんだ感が再認識される。会議の内容が入ってこなかった。

特別すごく嫌だというわけではないのだけど、集団の中でマイノリティなのが落ち着かない。良くも悪くもマジョリティのど真ん中を歩んできた人生である。

マイノリティに属していても、マジョリティを形成するのが賢く心優しく気遣いのある方々だから私は恵まれているのだった。これが愚かで意地悪なマジョリティによって成る集団だったら、マイノリティとして生きていくのは辛すぎる。

今日は休肝日にするぞと心を決めて帰宅したが、夫が開口一番、飲みに行きたいと言うのですぐさま出かけた。私の決意などトイレットペーパーの如き繊細さと溶けやすさなのだった。

焼酎と日本酒をたくさん飲んで、焼き鳥を食べて帰ってきた。ここの焼き鳥屋さんのお肉は大きくてなんだかジューシーで美味しい。まだ20時だったが、夫は顔と首まで真っ赤になってソファで寝だした。

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