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新規事業日記:7月28日

今とっても願うことは「壁打ちしたい」ということ…。当然、誰でもいいわけではないから現実にならない。悶々と過ごす時間が過ぎていく。

構想はよくても、具体的なビジネスモデルと収益モデルの構築でつまずきっぱなし。一緒にやりましょ!と組んだパートナーは、こちらからお願いしないと何かしら行動ができないくらい本業が多忙だし、起業経験や新規事業開発経験がないので、ある程度こちらで考えた叩き台を用意しないとディスカッションできないのだ。壁打ち相手になってほしいけど、やはり私の方で遠慮がある。毎回毎回、こちらからお願いして時間や思考を奪ってもカタチにならないのだったら申し訳ないんだもの。。

こんなことも頼めないなら、一緒に事業をやっていくなんて無理だろうか?とは思わない。誰だって得手不得手があって、おそらくビジネスモデルをある程度かためてしまえば、この人は迷いなく動ける人で、そこから活躍してもらいたいので問題ない。だから、今は自分が苦しむ段階なのだが、頭のなかでパズルしていてもどうにもならない。起業経験者(要するに現役の社長たち)に話相手になってほしいが、知り合いは多いけれど、彼らの時間を奪うことこそ罪。お金を払ってでもどっかでお願いしないといけないとは思う。

私は根本的に気が小さいやつなので、お金を払って物事を解決することがフェアだと思う性質だ。対価なく人に頼めないし、自分であってもフリーランスだからといって、仕事上に培った知見を無料で披露するのは絶対にいやだ。もちろん、無二の間柄であればとことんボランティア精神を発揮しちゃうのだが、たいして親しくない知り合いなどに、「原稿書けるんだから無料でやってよ~」とか言われるのは絶対に断る。こちとらそれ、メシの種なんだから安売りはできないよ。

でも今日はもう腹をくくった。今すぐに答えを出そうとするからあわてる。

もちろんお尻をきめて考えないと、この事業は世にでないばかりか、適切な人が世に出してしまう。でも今はインプット、情報収集に努めるときだ。判断する材料があまりに乏しい。普段、執務室として会員制の某ライブラリーを活用しているんだが、そこで昨日も行き詰って意気消沈しながら手にした本が結構ヒントをくれている。

ナシーム・ニコラス・タレブ著「身銭を切れ」とか、まさしく私におあつらえ向きのタイトルだが、書いてる内容は非常に自分の考え方と共鳴できるので、難しいところもあるが一気に読み下す。昔から、決定打になるハウツー本ではなく、思考や価値観の部分で参考になる書籍を読むと少しずつそれを足掛かりにブレークスルーできるのだ。

本業が少し自由になるタイミングなので、今は腹をくくってインプットに打ち込もうと思う。すぐに出る結果を求めてしまうが、結果とは少し遠い未来で出る場合もある、ということを忘れないようにしたい。

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