米国公認会計士に、

初めての投稿。

初心の気持ちを忘れないために、心が折れそうになった時に戻ってこられる場所を作るために始めました。


私は来年の秋ごろ取得を目標に米国公認会計士の勉強を始めます。

「米国公認会計士」ときいて、すぐにピンとくる人はなかなかいないだろう。その名の通り、アメリカの国家資格の公認会計士なのだが、日本人でとっている人は数少ない。

もちろん、この資格を取得するのは日本の公認会計士同様、簡単な道ではなく、1.5から2年かけて予備校に通ってすべての青春をすてて取得を目指すことになる。



なぜ、米国公認会計士を取得しようと思ったのか。なぜ、大学2年生のこのタイミングで始めようと思ったのか。


端的に言うと、時間のある大学生のうちに最難関の国家資格といわれる公認会計士の資格を取って、自分の付加価値をつけたいと思ったから。

そもそも、私はいまもともと希望していた大学に通ってはない。つまり、「すべり止め」で入った大学に通っている。


私が通っていた高校は県内でベスト3に入る進学校であり、優秀な生徒が多かった。そのため彼らの進学する大学は、東大京大早慶など、名だたる大学だ。私は結局慶応全滅でmarchに通っている。そのため、高校時代の友達と比べてしまい、学歴コンプレックスを強く感じるようになった。不合格した当初は、受験地獄から脱出して早く遊びたいという思いのほうが強かったため、そこまで落ちこまず、むしろ受験が終わり大学生になれる安堵感のほうが強かった。

しかし、徐々に「やっぱり浪人してでも上の大学に行きたかったな」という思いに変わってきたのだ。それを強く感じるのは大学外で新しい人と出会うときだ。

私は大学一年生のその一年間でいろんなことに挑戦した。ベトナムのビジネス研修に行ったり、セブ島留学に行ったり、オンラインビジネススクールに入会したり、、、。そうした中で、新しい出会いが多かった。大学生同士の出会いがほとんどなので、やはりどこの大学に通っているのかが話題になる。「青学に通ってます」も決して悪いわけではない。ただ「このとき慶応って言えたらみんなにどう見られたんだろう、もっと称賛されたのではないか」と不覚にも感じてしまう。


皮肉なことに大学生は他人と優劣をつけるバロメーターが学歴しかないと私は思っている。学歴のことを考えれば考えるほど自分に自信を無くしてしまう。

だからこそ、自分をブランディングさせることができるものをたった一つでも身につけたいと思った。何か一つのことに全力で挑戦し、付加価値をつけたい。そして自信をつけ、優秀な人と対抗できるようになりたい。

そう思ったときに思い浮かんだのが、国家資格だった。国家資格はすごい資格、と漠然と思っていたので、何か一つとれば周りの見る目が変わるかな、と思った。経済学部であり、簿記の勉強もしていたので、公認会計士がいいとおもった。最初は公認会計士一択だった。予備校のサイトを見ているとき、公認会計士以外に、米国公認会計士の資格が存在することを知った。そのとき、私のこころはドキッとした。まさにこれ!と思った。

英語は小さいころからずっと好きで、将来は外資系に働きたいと思っている。だからこの資格は外資系の就職に有利なのでは、とすぐに思った。案の定、私の予想は的中。インターネット上からの情報によればこの資格はかなり有能そうだ。

よし、この一つしかない。この一年全力で頑張ろうと心から思えた。

がんばろうと思う一番の理由が、自分の付加価値をつけるためであり、優秀な人と台頭するためである、というなんとも安直で希薄な理由かもしれないが、私にとってはその理由こそが一番燃えるのだ。



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