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YONONAKA

YONONAKA

 YouTubeで藤原和博さんの講話を聞きました。内容は学校教育について。藤原さんはリクルート退社後に、学校教育の立て直しに専念している方です。

 一昔前は1+1=2のように答えのある問題がほとんどで、求められるのは情報処理能力でした。しかし、昨今は社会の多様化により明確な答えのない問題が増えてきています。与えられた情報からいかに最適解を導き出すか、いわば情報編集能力が求められる社会になってきて

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桃太郎理論

桃太郎理論

 駿府学園という少年院で行なった講話の感想文が送られてきました。
 ほとんどが一二行の簡単な感想でしたが、一人だけ長々と綴っている子がいました。感想文には自分なりの考察も含まれており、静かな部屋で「ふふふっ」となりました。ここに書かれていることを実践すれば、彼の人生は確実に好転するでしょう。

 ホリエモンが面白いことを言っていました。
 昔々、おばあさんがどんぶらこどんぶらこと流れてきた桃をスル

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売れるビジネス書とは

売れるビジネス書とは

 今日お会いしたばかりの千原せいじさん(※今朝はテレビの収録でした)と、大好きな箕輪厚介さんが共演している動画。
 箕輪さんは幻冬社でヒット作を連発しているやり手編集者です。

 動画では、売れるビジネス書の作り方について語っています。
 箕輪さんのこだわりは以下の二つです。

 ①前線で活躍している経営者に本を書かせること。
 ②30分でサラッと読める本を作ること。

 ①は理解できるとして、②

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サクッと学ぶ

サクッと学ぶ

 ジョシュ・カウフマン氏による効果的な学習法の発表です。
「物事を学び始め、そこそこ上手くなるまでにかかる時間は20時間である」と氏は言います。計算すれば、一日45分、一ヶ月続けるだけです。しかし、ただ漫然と練習するだけではいけません。

 スキルのコアとなる部分を分析し、間違いを修正しつつ、練習のノイズになるなものを排除すること、そして少なくとも20時間きっちり学ぶことが大切です。
 このスピー

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現代の魔法使い

現代の魔法使い

 宇野常寛さんのラジオに、メディアアーティストの落合陽一さんがゲスト出演しています。

 落合陽一さんの活動についての紹介から始まり、社会現象についてつらつらと語り合っています。このラジオを聞くまで落合陽一という人物は「シニカルなコメンテーター」くらいの認識で、Kindleでダウンロードしたはいいものの、積ん読状態の『日本再復興』でした。
 しかし、この動画きっかけで一気に引き込まれてしまいました

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都合の良い自分になるな

都合の良い自分になるな

 サカナクションのリーダー、山口一郎さんのインタビューです。20代だったころの自分の体験や思想について語っています。

 まず、現代の音楽シーンへの考察が素晴らしい。
 社会へのカウンターだったロックがマジョリティーに飲まれていくのを見ながら、ロックと自分たちの存在意義を冷静に再定義する姿勢など、サカナクションのヒットが偶然ではなかったことが窺えます。

 山口さんがインタビューのなかで使っていた

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排水溝を見つめているだけの時間

排水溝を見つめているだけの時間

 平成29年度近畿大学卒業式でのゲストスピーチ。
 スピーカーは芸人にして作家の又吉直樹さんです。

 過去を自虐的に語りながら、又吉さんなりの処世術を説いています。
 私は何冊か又吉さんの著書を読んでいるのですが、「ネガティブ生まれのポジティブ育ち」的感覚にすごくシンパシーを感じています。根っこが似ているのかもしれません。

 社会に出る前に自分のビジョンを疑っておけと又吉さんは言います。これは

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【YouTube】スリの現場

【YouTube】スリの現場

 TEDのなかでマジシャンがスピーカーになっている回がいくつかあります。
 どれも面白いのですが、アポロ・ロビンスのパフォーマンスは群を抜きます。

 内容は「注意力」についてです。人は二つの物事を同時に考えることができません。それをスリをテーマにして説明しています。

 私がマジックを始めるきっかけをくれた漫画のなかでも、アポロをモデルにしたキャラクターが描かれていました。当時は映像がなく、フィ

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