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潰瘍性大腸炎の悪化②〜悪化しての気づき

こんにちは!よもぎです

前回に引き続き、今回も僕の持病である潰瘍性大腸炎に関する記事です。
①は、ただ単にどんな日々を過ごしていたのかを書きましたが、今回の②は、これを経験して、どのような気持ちの変化があったのかについて書いていこうと思います。
僕と同じく潰瘍性大腸炎を発症されている方にぜひ読んでいただきたいです。

では、早速内容に入っていきましょう!

気持ちの変化その1
 潰瘍性大腸炎を受け入れられるようになった

僕は今まで、再燃期(症状が出て、しんどい時期)になるたびに、「なんで僕は潰瘍性大腸炎を発症したのだろう…」と落ち込んでいました。
でも、今回の再燃をきっかけに、この思考をやめて、潰瘍性大腸炎という病気と一生付き合っていく覚悟を決めることができ、この病気を受け入れることができるようになりました。
発症したことを悔やんでも何も変わりません。過去に対して、文句を言っても未来が良くなることはありません。それなら、しっかりと現実を受け止めて、未来を見ている方がよっぽど価値があります
とはいえ、難病を発症したという現実を受け入れるには、相当の時間がかかると思います。僕も、発症してから7年ぐらい経ってようやく受け入れることができました。
現状を飲み込むスピードは人によって様々だろうと思いますが、いつまでも後ろを見ているのではなく、必ず前を向くようになりましょう!僕も前を見続けますよ!

気持ちの変化その2
 人生に対してもっと真剣に向き合う

再燃して、初めの方は、あまりにお腹が痛くて、ベッドに横になっていました。そこで思ったのは、「僕はここで何をしているだろう…」ということ。
でも、動ける状態じゃないから、寝ることしかできることはないんですけどね笑。
再燃期で、とってもしんどい時は、何もすることができません。
その分、他の人よりも人生を楽しんでいる時間が少ないのです。
再燃期は仕方がありません。
でも、寛解期(症状が治って、自覚症状がない状態)はどうでしょうか?
寛解期は他の人と同じような生活を送ることができます。
他の人よりも健康に過ごせる時間が短い分、この寛解期に全力を注ぐ必要がある。
病気を受け入れてことで、このような思考になりました。
「人よりも健康的に過ごせる時間が少ない」というのは、衝撃的な事実ですが、「事実」である以上、これも受け入れなければなりません。
再燃期で苦い思いをした分、寛解期に思いっきり弾け飛んでやろう!僕は今、こんな心境で、再燃期の日々を過ごしています。
僕は人生で達成したいことがたくさんあります。立ち止まっている時間はできる限り少なくしたい。
けれど、再燃期に無理をするのは絶対に良くありません。すぐに良くなるものも、ズルズルと長引いてしまいます。再燃した時は、一旦立ち止まって、治療に専念しましょう。寛解期に人生の主役になることを想像しながら。

気持ちの変化その3 
 同じ病気で悩んでいる方の支えになりたい

潰瘍性大腸炎の特徴としてあげられるのは、発症年齢が低いことです。

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(出典:難病情報センター 潰瘍性大腸炎(指定難病97) https://www.nanbyou.or.jp/entry/62

この図から見てご理解いただけるように、発症年齢のピークは、青春の真っ只中です。僕が発症したのも高校1年生の時でした。
これから楽しい青春を過ごすんだ!と期待で胸を膨らませている方にとっては、あまりにも厳しい現実です。この病気が原因で、お先真っ暗に思ってしまうかもしれません。人生終わったと思うかもしれません
そう思っている方がいらっしゃるならば、それは違うよと言いたい。症状が出ている時は確かにしんどいですが、寛解期に至ると、今までと同じような生活を送ることができます。実際、寛解に導入できる患者がほとんどです。
そうは言っても、何事も初めは怖いものです。僕も初めはすっごく怖かったです。
だから、不安を抱いている方の支えになって、自分だけの楽しい人生を歩んでいただきたい。僕が高校生の時にして欲しかったようなことをしたい
僕はまだ22歳ですが、UC発症から7年が経過しています。UCと共に高校、大学生活を送ってきました。そんな僕だからこそ、UC患者、特に学生の患者の皆さんの苦しみを理解しやすいと思っています。
今、潰瘍性大腸炎が原因で辛い思いをしている方は、この記事にコメントしていただいたり、僕のTwitterアカウント(@yomoginokokyu)にDMを送っていただきたいと思っています。
同じ潰瘍性大腸炎患者だからこそできることがあると信じています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
潰瘍性大腸炎は辛い病気ですが、1人で悩まず、みんなで乗り切っていくことができると思います。

僕は寛解してからの生活が楽しみで仕方がありません!
僕は潰瘍性大腸炎に負けない!この病気を患っても、自分だけの人生を歩んでいきます!💪



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