僕が自然を撮る理由
こんにちは、前山です。
写真を撮っています、と一言で言っても様々なジャンルが存在します。
風景、人物、スナップ、物撮り、動物…
そこから更にネイチャーや夜景、ポートレートやファインアート、ストリートなどなど細分化していきます。
そんな中で私は、風景写真を主としています。
都市風景も自然風景も撮影しますが、今回は自然を相手にするネイチャーフォトの魅力を伝えます。
地球の『凄い』を最もシンプルに体感出来る
私がネイチャー撮影に魅了された一番の理由がこれです。
世の中に絶景と呼ばれるようなスポットって星の数ほど存在します。
でも、その絶景を貴方はどれだけ実際に見たことがありますか?
(美しいのは分かってるけど、遠いしお金もかかるし中々ね…)
そんな人が大多数だと思います。
そう考えると私は他の人達より多くの秘境、絶景に出会っています。
普通に生きていると出会わなかった素晴らしい景色に写真という趣味を通じて出会う事が出来る。
私が写真を初めてネイチャーを撮影したのがこの和歌山県の橋杭岩です。
深夜に到着して、車を降り、目の前に広がる巨岩のシルエットを目にして最初に感じたのは『恐怖』でした。
自然の壮大さ、迫力で『感動』よりも先に『恐怖』を覚えるってすごくないですか?
そして、夜明けに近付くにつれて真っ黒の大きな影だった岩が朝日に照らし出された時の美しさで完全に自然撮影の魅力に堕ちました。
『人間』が『自然』に立ち向かう快感
自然は融通の利かない被写体です。
言葉も通じないし、天気や季節も光も操れません。
どんな時も我々人間が合わせるしかありません。
そんな自然を相手に狙った瞬間を撮影する為、我々は様々な工夫をします。
天候、狙う撮影に適した時間帯、ロケーションまでの移動手段、移動ルート、機材選び、日の出や日の入りの方向、雲の動向…
撮影までに、準備できる事は全て調べます。
雨が降った場合、雲がかかった場合、到着に遅れた場合、様々なパターンを視野に入れて下調べを行い撮影に臨むわけですね。
そして、撮影地まで何時間も登山したり日の出や日の入り待ち数時間なんてことも多々あります。
それだけ準備して、大変な行程を踏み、辛抱強く待ち続けた末に、狙い続けた絶景に出会ったら…?
考えただけで震えてきませんか?
こちらの写真は真夏の新月の雲のない快晴の夜。
片道3時間近く山を登り、野生の猪や鹿に遭遇しながら出会った満天の星空です。
恐怖と山の寒さと疲れに震えながら空を見上げた時の感動は未だに鮮明です。
終わりに
今回は、ネイチャー撮影の魅力の一端を紹介しました。
魅力的な被写体は、身近にいくらでも溢れています。
絶景を見なくても人生において困ることはないかもしれません。
でも、地球が生み出した自然の素晴らしさを体感したっていう経験は、きっとあなたの人生を彩る素敵なスパイスになりますよ。
私で良ければいくらでも一緒に撮影に行きます。
その時は感動を一緒に分かち合いましょう。
それでもやっぱり行く機会がない!って人へは貴方の目の代わりになって自然の美しい写真をお届けしているTwitterのアカウントがあるんですよ!
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今夜のお相手は、ジョジョで好きなスタンドは「ザ・フール」と「D4C」の前山でした。
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