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ピッタインダウンのこと

私のTwitterによく友情出演してくれる小人たち。


本名はPyit Taing Htaung(ビルマ文字: ပစ်တိုင်းထောင်)さん。ミャンマー人。実は彼らに会いにミャンマーに行ったと言っても過言ではない。

Pyit(ピット) = 投げる
Taing(タイン) = 毎回
Htaung(ダウン) = 直立

つまり「投げる度に立ち上がる」という意味があるそう。日本語で言うところの「七転八起」かな。パゴダへ向かう参道のお土産屋さんで売ってる縁起物のおもちゃだけど最近の子供たちはゲームばっかりで、今では飾りや外国人向けのお土産としての販売が多いみたい。


よく"ミャンマー版起き上がり小法師"って解説されるけど、うちの子たちは転がってばかりで起き上がる所はまだ見てない。伝統的な物は張り子製、最近はプラスチック製が一般的らしいけど、うちのは木製で、だから起きないのかな?

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2人ペアでいることが多くて、しかも男女があるらしい。こちらはスーレーパゴダでお会いしたピッタインダウンさんたち。私は見かけなかったのだけど、パゴダ以外にも街中のあちこちにいるらしい。

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お土産屋さんのおばちゃんは「頭が金色のがmaleで、黒色のがfemaleよ」って教えてくれた。でもmale・femaleをオス・メスと訳せばいいのか男性・女性と訳せばいいのかはイマイチわからない。って言うかそもそも金色のも黒色のも頭から生えてるのか被り物なのか想像すらつかない。

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こちらは家のとfemaleがデザイン違いでmale・femaleの識別がはっきりできる。


あとは前髪を流してるのがmale、パッツンがfemaleってパターンもあるらしい。



ピッタインダウンさんは2019年にヤンゴン地方政府による観光促進の為のマスコットにもなっている。ピッタインダウンさんは赤い物がほとんどなんだけど、ヤンゴン地域のテーマカラーが紫色なので、彼らは紫色してる。

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頭はヤンゴン市庁舎のレリーフと同じデザインだね。

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個人的に気になったのはここ。これ、”日本人にだけ読めないフォント”みたいに、ミャンマー人も読めないのかな?

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ピッタインダウンさんについて、あれやこれや読みながら少しずつ更新しているのだけれど、かなり苦戦中。ピッタインダウンさん、日本語でGoogle検索しても4000件しかヒットしない。




ここまで読んでピッタインダウンの魅力に嵌ったあなた。是非この曲をカラオケで!なんと450万再生超えの大ヒットソング。知らんけど。


ピッタインダウンさんが起き上がる様子はこちら。



References:
ရန်ကုန်တိုင်းခရီးသွားလုပ်ငန်းမြှင့်တင်ရေးတွင် အသုံးပြုရန် အတွက် ရန်ကုန်တိုင်းကိုယ်စားပြု လာဘ်ကောင်ပုံစံ (Mascot Design) ပြိုင်ပွဲ | ရန်ကုန်တိုင်းအစိုးရ-တင်ဒါ
ရန်ကုန်တိုင်းကိုယ်စားပြု လာဘ်ကောင်ပုံစံ ပြိုင်ပွဲမှ အနိုင်ရရှိသူကို အစိုးရ ကြေညာ | Mizzima Myanmar News and Insight
Pyit Taing Htaung: The Merging of Family, Pagoda Life and Globalization in a Traditional Toy from Myanmar
ミャンマー文化と信仰・語りつがれる物語をキャラクターで見る | テレビCM効果の可視化「サイカ マゼラン」

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