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好奇心猫をも殺す。いざペルーへ!エクアドル16日目&ペルー1日目ー南米放浪記ー

2022/11/08 曇り

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

今回はいよいよエクアドルを離れてペルーへと行きたいと思っています。

クエンカから国境の街までのバスが9:00にあるのは確認したのでそれに乗って国境まで行って国境を越えてトゥンベスの街まで行く予定です。

久々の陸路国境に緊張しますが、なんでもここから行く国境は入国管理が国境にないらしくどういう事か分からない…という点でも楽しみな感じです。

なんかいまいち寝れなかった上に6時に目が覚めてしまってちょっと早いけど起床。

日本では皆既月食らしく羨ましく思いつつもいろいそと出発準備。

noteが不調みたいで日本夜だからしばらく直らんだろうなーと諦めモードで色々と準備して7:50に宿を出てタクシー拾ってターミナルへ。

タクシーのメーターが1.10$なのに1.50$も請求されてなんでだよって文句言おうかと思いましたが、ターミナル前で揉めるのもめんどくさいと支払いました。

最後の最後にこれだよって諦めモードです。

ターミナルでクエンカから国境の街huaquillasまでのバスを購入。なんと9$で思ったより遥かに遠いのか…って戦々恐々でバスの発車を待ちます。

更に最後にターミナル使用量を直接払うというシステムに遭遇。0.1$硬貨で必要というビックリなシステムで余計なスナックを買う羽目になってしまいました。

そしてクエンカを南へ。完全な牧草地でまるで北海道の中を走っているような牛と馬がのびのび暮らしていました。

その先はいつものアンデスの裾野なので、景色はいいけどなかなか大変な道をひたすら降っていきます。

後一回見てるはずのアクアマン全く内容覚えてなくてDC系はこういうの多いなーって感じでした。

11時ぐらいにエンパーダを車内で売りきたので買ったら3枚も入っていて1$でした。一枚でよかったんだけどなと思いましたが仕方がない。お昼はこれって事に。中に何も入ってないプレーンで砂糖かまぶしてあるだけのものでしたがこれはこれでうまいって感じでした。

そしてしばらく走っていると同じ山の中なのに景色が一変。ほとんど草木の生えていないむき出しの荒野地形に変わってここら辺は不毛の大地なのかと感心していたら気が付いたら寝ていました。

でも、起きたら植生が元に戻っていてアンデスも場所によって色々あると改めて感じる所です。

そして12時ぐらいでうっそうとしたジャングルの中で霧が発生している場所を通過。もうほとんど高度は残っていないので海が近いのに霧が出るなんて・・・

ようやく12:30にパサーへの街に到着。クエンカから近くの大きな街まで遠い遠い。エクアドルの大きさを改めて感じる所です。

そしてパサーへの街を出ると何故かカーテンを閉められてしまいました。

まさか危ないみたいな話なんだろうかとあれ、やってしまったか?みたいな気分になりましたが、何を起こらない事を祈るのみです。

12:45にマチャラ到着。マチャラを過ぎたらまたカーテン開けていいか聞いたら開けていいって話なのでマチャラ周辺が危ないのかもしれませんが分かりません。でも、マチャラで一泊する案もあったので危機一髪だった可能性もありかと胸をなでおろす所です。

13:15サンタローサ、14:10ぐらいにターミナル到着。街中にあると言う入国管理に行こうとどこにあるのか聞くとタクシーと言われて、そこまで遠いのか…で、タクシーに聞いたら3$でそんな遠いの??ってなったので一応どこにあるのか地図で確認してみると思ったより遥かに遠いのでちょっと高い気もしますが朝のあの距離で1.50$も払った事を考えるとそんなもんかと交渉なしで3$お支払いしました。

タクシーで走ってメーターついてると3$じゃ厳しいかもなと思いつつ10分ぐらいで到着。

14:40ぐらいから列に並ぶとなんとここはエクアドルへの入国入り口で、ペルーへの入国ではなくペルーの入国は違う所だからタクシーで行ってくれと言われます。

仕方なく今度は4$払ってたらい回しにされると、普通に国境を超えてペルーへと入ってしまいました。

エクアドル側の街中にある入国管理行かないといけないんじゃなかったのかよ??って感じですが、ペルー側の入国管理でエクアドル出国とペルー入国できました。

地球の歩き方の情報が古過ぎたとしか思えない。

入国管理がそんな別々の場所にあるなんて不便だからどうやって管理してるのかとわくわくしながら行ったらこれですよ。

無駄なタクシー代使わされたっていうか最初のタクシー僕がペルー行くって散々言ったんだからペルー側連れて行けよって感じです。絶対話聞いていてペルー側だなって思っただろうにめんどくさがりやがって。日本だったら確実にペルー側連れて行ってくれただろうと思うとイラっとします。

無知なのは良くないって言うのは分かっていてもやらかしたなーっていうかつい好奇心に負けて直接国境越えてしまったけど、ペルー側で一元管理されてるなら長距離バスにすれば良かったとしか思えません。

地球の歩き方を信用し過ぎたって後悔しかないです。

で、国境から乗り合いバスでトゥンベスまで行けるはずがそんなものはどう探してもなく、仕方なくタクシーを使用。ソルに変換できなかった硬貨を使わないといけなかったのでよかったと言えばよかったですが、マジで無駄な出費をしてしまったという後悔しかありません。

ちなみに13$で30分ほどでした。もうこれは公的に決められた額なので交渉の必要もない感じだと思いますがもしかしたら下がるのかもしれません。

そして、タクシー使うんだからホテルまで行ってもらうかと頼んでみると思ったよりホテルが実は遠いことが判明。

そんな事ないだろうと電話してもらったら本当に市街地からめっちゃ遠かったという事が判明して震えます。ターミナル行かないといけないのにそんな遠い所に泊りたくないし、どうやって行けばいいか分からんのでキャンセルしたいって言ったら中央の広場まで迎えに来てくれると言う事になりましたので、じゃあいいかって事で行く事にしました。

タクシーを降りてホテルのマダムに乗せられて走る訳ですが、思ったより遥かに遠くてマジでやらかしたって感じです。

おまけに着いてからタクシー代7$もらうって言われてもうげっそり。

一泊の代金も18$でbooking.com君より3$も高いって事で25$なんてお高いなーって感じになってしまいました。

まぁエクアドルでもう一泊する事を思えば気持ち安くなったかな?とは思いますが、ちょっと根本の原因である地球の歩き方には文句言いたい所です。

でも、宿のご婦人が色々と英語で話してくれたので色々勉強にはなりました。

ベネズエラからの難民がこのツゥンベスに大量に歩いて来ているなんて来ないと絶対に知らなかった情報ですし、街に新しいパイプを設置する為に工事中だから街が至る所工事してるとか面白い情報たくさんでした。

後、バイクの後ろに荷台つけたタクシーがアホみたいに走っている姿はニカラグアとかで見た光景で、ここってそのレベルの国なの??って思わずにはいられません。エクアドルから急に文明度下がった感じがヒシヒシとしますけど、ここってあの南米の中心の国であるペルーなんだよね?って思わずにはいられません。

一面の水田に見える光景が本当に水田だったのは本当に季節が逆になっているんだって感動すらしましたけどね。11月に日本の5月ぐらいの光景が広がっているのは地球の面白さを感じる所です。

でも、着いてから明日のバスを延々とネットで調べ出した時は勘弁してくれよって思いましたけどね。

どうせネットに書いてないバスがたくさんあるだろうから明日ターミナル行って探したいって言っても全然聞いてくれなくて最終的に知り合いに電話で確認するって言うなんでそれを最初にやってくれなかったんだよ…って思いましたがまぁ悪い人ではないしペルー一日目がここでよかったかなって感じです。

でもwifi使いたいって言ったら携帯貸してくれた時はえ、そんなのあり??って思いました。

これで終わったらいい話だったのですが、やる事もないから適当にマダムの話を聞いていたらまぁ止まらない止まらない。とにかくマダムの話が延々と続く。もう僕も疲れてきたんだけど…って思いつつもまぁそのうち話飽きるだろうと思っていたら全然終わらなくて、気が付いたらパン食べる?みたいな感じでパンとコーヒー飲みながら時々僕がしゃべる以外はずっとマダムがしゃべっている感じでした。いやーしんどかった。日本語でもこんな大量に情報入れたらパンクするわってぐらいの情報量で最後らへんマジで頭くらくらしてました。
おまけに昼用に買ったパンも食べそこなってしまいましたし、異文化コミュニケーションの難しさを改めて感じる所です。
でも、立派な人だし凄いなーって色々思う訳ですが、ペルー1日目がこれだと重たいなーっていうのも本心でした。後、月からパワーがもらえるみたいな話をし始めたからそれはなんかの宗教なんですか?みたいな事聞いてしまったら明らかに空気変わってカトリックの話をがっつりされてしまったので、日本以上に宗教の話はマジでやばいんだなって身を持って実感できたのは大きな経験っていうかreligiousって僕が思ってるより1000倍ぐらいやばい言葉だったので日本人っていうのはよくも悪くも特殊なんだなって改めて感じました。
後、海外で初めて揺れて揺れてるなって思ったらめっちゃ深刻な顔で外に逃げないとって外に一緒に出た時は他国の地震に対する感じってこんな感じなんだって逆にびっくりしてしまいましたが、外国で地震にあったら普通に死ぬなって思ったりもしました。
だって、日本基準なら揺れたねって普通に仕事してるぐらいであんなに大騒ぎしているなら耐震基準めっちゃ低そうで逃げ遅れる未来しか想像できませんしね…
やっぱり海外に出ないと分からない事は多いと感じる所です。
今回はここまで。
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好奇心猫をも殺す。改めて実感した冒険者の夜舞でした。

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