Sun Cafeteria

ご無沙汰しております。

ここ東京は寒くなったり暑くなったりと、夏に向けてのウォームアップを始めたかのようですね。

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トイレは綺麗か

喫煙所に入った時ふと思ったことがあったので記しておくとする。

僕は決して自分に対して満足することはないし、まだまだ未完成だと思っている。

だからこそ、大事にしていることがある。

昔職場で数ヶ月ではあったが関わった人生の先輩がいた。
ビジネスから人間についてまで幅広く話した。
その中で、特に心に残っていること。
それは『行った先のトイレを必ず綺麗にする』ということ。

トイレに拘る理由は、その人曰くどんなお店でも会社でも素が見える部分であるから、らしい。
掃除したことが気づかれるか気づかれないかの場所であることもひとつ理由らしい。
また、美しさはそのお店や組織に対する評価の一つの指標にもするとのこと。

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喫煙所

先日行ったカフェに喫煙所があった。ブース内の灰皿はテーブルに埋め込まれている形で、２つあった。その横には濡れた布巾。

もちろんただ単純にタバコを吸って終わりでもいいだろう。
お金を払ってドリンクを買っている。
なんら問題ない。

ただ、僕自身、人や組織との付き合いは人情といった形無きものだと思っている。
そこのお店に入ったのも、出会ったのもなんらかの偶然であり縁であるわけだ。
決して円が絡んでお店に入ったわけでも出会ったわけでもなく偶然であり縁なのだ。

そしてアイスハニーカフェ・オレの３４６円はアイスハニーカフェ・オレの３４６円であり、自分は決してその３４６円で店舗に関わる人間や設備を自分のものにしたわけではない。
サービスという人情といった形無きものによって施設を利用する権利が発生している。

さて、ここでだ。
そのサービスを受け手として授受したことは、円では表せないものを受けているわけである。
そこを理解せず、当然のように大きな態度を取ったり汚して帰る人はこう思っているのだろう。

『自分は神様だ』と。

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問いを考え生きているか

自分は一つの物事や行動を説明するときに、文字にするときにはボディーランゲージがないので特に細分化して説明するようにしている。
ただ、普段の生活でも、〇〇という目標でも目的でも行動でも結果でも何でも良い。それに対してどのような根拠があってどのような仮説を立ててどのように動いた結果□□になったのか。を考えることを大切にしている。
何か事象があったときに、読み手の皆様は普段どのように考えて行動しているだろうか。

話を戻そう。
タバコを吸う。
濡れた布巾が目に入る。
ちょっと乱雑に置かれているな、と気になる。
灰皿の周りにも灰が散らばっていること、に気づく。
吸いながらでも畳み直したり拭けるよね？
なんてことを考える。

まずここの『気になる』『気づく』は日常生活でどれだけ意識できるか。
簡単な例だと、
女性にドリンクを渡すとき、ストローつけているかな？とか。
人の身なりだったり、香りの変化に反応できているかな？とか。
そういったところの細かな気づき。
そこの段階にいくまでの根底として、利用できているのは当然ではないよね（こうであろう、は自分の思い込みである）と思えているか。
もっともっと突き詰めると宗教チックになるので言わないが、そういうこと。

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みかんは熟れることで売れる

未完成な自分だからこそ、誰でもできるところを＋α意識して極める。
それだけで、人としての価値が上がると思っている。
できない人がいるおかげで、できるだけで他者からの評価も上がる。

誰かは感謝してくれるかもしれないし、してくれないかもしれない。

だけれど、気付く人は気づく。
気づける人はついてきてくれる。
そういう人たちと仕事をする。
結果的に人と仕事に高いレベルで恵まれた生活を送ることができる。
要するに必要とされる人材になれるということ。

そうやって自分のステップを上げていくことが大事だと思っている。

だから僕は、気づいたところを綺麗にする。
気づきを行動に移す。

その数秒はのちに大きな強い武器となる。
だからどうか、皆様にもその時間は惜しまないでほしいと思う。

その時間は価値ある時間か。価値を生む時間か。無価値か。

その関係は価値ある関係か。価値を生む関係か。無価値か。

それは結果的に、

『時間と人間関係の断捨離』

と繋がっているのだ。

あなたには、大切にしているルールがあるだろうか？

立つ鳥跡を濁さず。

この言葉結構好きなんです。

では。

2021.05.12