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こころに浮かぶ景色だけで、また歩もうって思える。


ひさしぶりにオーストラリアの話をしたい。

それはきっと、昨日シドニーで知り合った友人と3年ぶりに再会したから。
懐かしい気持ちと、夢みたいだった時間に現実味が沸いた。


2015年の9月。
オーストラリアのシドニーで、わたしのワーキングホリデーは始まった。

9月〜1月まで語学学校に通った。
ワーキングホリデーは、4ヶ月間が最長で学校に通える期間と定められているのでMAXの4ヶ月通った。3ヶ月間は一般英語、1ヶ月はバリスタの勉強。

オーストラリアのワーキングホリデーは、畑仕事をすると2年目のVISAをもらえるという、不思議条件がある。


2016年2月。
誕生日を友人と過ごしたあとに畑仕事をするためにシドニーを離れた。

畑仕事の最中に、トラブルがあって一時帰国することに。
その前後で、一度シドニーに立ち寄った。
5月のことだった。

そこからまた畑仕事に行った。
そんな中7月に、従姉妹がオーストラリアへ遊びにきてくれてシドニーにわたしも戻った。
1週間、シドニーで過ごして再度畑仕事へ。

そこからはしばらくシドニーから離れていた。


翌年2017年3月。
どうしても参加したかった、マルディグラというLGBTのお祭りのためシドニーにて1週間過ごした。
次はいつ来れるかなぁなんて思っていたのも束の間、1ヶ月後の4月から帰国までの4ヶ月間、シドニーで過ごすことに。

かれこれ、ゆっくり住んだのは2回のみだけど、旅行を合わせると6回もシドニーに向かう飛行機に乗ったことになる。

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友人がいたこともあって、事あるごとに戻りたくなっていたけど、土地ももちろんすきだった。

みんなリラックスしていて、自由で。
いろんな国の人が過ごしていて、街中いろんな言語が話されていた。
色も、見た目も、関係なく会話して、フレンドリーで。

周りの目が気になっていたり。
人と違うことが気になっていたり。
こうしないといけない、という枠にはまっていたり。
ちゃんとしなきゃってガチガチになっていたけど。

こんなに人生って自由なんだって、きっとはじめに降り立った場所だからこそ特別な場所。

その土地で出会った友達もやっぱり特別で、昨日は本当にいい時間だった。
ほんの1時間半くらいしか話せなかったけど、会えなかったよりは随分マシって言ってくれた。

何もかも、自分で動いた先で起きた出来事。
動いた先での出会い。

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新しいことをはじめる時。
不安に負けそうな時。

わたしはシドニーでの日々を思い出す。

こころに思い浮かべられる場所があるのはしあわせだなぁと思う。
今もまた、新しい挑戦に戸惑っているからこそ、このタイミングでシドニーの友人に会えたのはすごく大きかった。


ワーキングホリデーや留学。
行ってみたいとか、興味あるっていう人が結構いて、どうだった?みたいに聞かれることがちょこちょことある。

どうしても人によって感想はちがうし、つらいとかホームシックとかで帰国する人もいた。
留学しても、自分自身変わらないところもあるし、なにか好転するわけでもないと思う。

履歴書に作られてしまう空白とか、だからこそ何か結果を残さないとってなる人もいる。
お金も時間も使うことで、リスクに感じる人もいるかもしれない。

それでも、やってみないとわからないことってあると思うから、興味あるならやってみたらいいと思うとしか言えなくて。
だって、わたし自身はそうとしか思えないから、そうとしか言えないのだ。
ネットで調べて出てくる、失敗談みたいなことは話せないし、人生どう転ぶかも分からない。

それでもこころに思い浮かべられる場所が、ひとつでも増えるということは人生が色付くような気がする。
留学じゃなくて旅行でもいいと思う。
行ってみたらいいと思う、そしてきっとなにかを感じるはずで。

相談してくれた人たちが、これからどんな景色を見るのか、どんな景色を思い浮かべる人生になるのか。
結構たのしみだなって思うことのひとつだったりする。



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