「やりたい」ことをひとつずつ叶えていく
最近1つだけ、気を付けている言葉がある。
それは「~したい」と言わないこと。
少し前までは「~していきたい」とか「頑張りたい」とか、「~したい」願望のオンパレードだった。
今日はこれを頑張りたいな。
いつかは〇〇に行きたいな。
そのうち、〇〇さんに会いたいな。
「~したい」の願望には、ふわっと「いつか」「そのうち」という言葉がくっついてくる。
そんなふわっとした目標は、叶えられることが少ない。
今までは、本気度が足りないんだと思っていた。
その目標自体を忘れてしまうことさえあった。
だけれど、足りなかったものは本気度じゃなくて「期限」だった。
いつかしたいなぁ。
そのうち行きたいなぁ。
いつまでに達成したい目標なのかを設定していないと、気付いたら「そのうちできたらいいや!」と少しずつ情熱が減っていく。
気付くと、意志の賞味期限切れがやってくる。
人ってやっぱり忘れていく生き物だから、自然と忘れてしまう。
そしてふとした時に思い出して、「あの時やっていれば」「あと〇歳若かったら」なんて思いが沸き上がる。
この状態が続いていくと、気付いたら願ったことは叶わないんだって思いが育っていく。
そんなもんだよねぇ。
簡単に叶ったら苦労しないよ。
だけれど、本当はそうじゃない。
やりたいと思ったその時に、すぐ動く。
そのタイミング以上にちょうどいいタイミングなんてきっとない。
だけど時間が!お金が!なんて、いろんな理由があるかもしれない。
「すぐ行動する」の中には、「準備をする」ということも含まれている。
留学したいなぁ…なんて思ったら、どこに行くのか、お金はどのくらい必要なのか、どんな準備が必要なのか…
調べものをしたり、イメージを具体的にしていくことだって、立派な行動のひとつ。
まずは、期限を設定することが第一歩の行動にしてみてはどうだろう。
ひとつずつ、心に浮かんだことを叶えていく行動をしていると、こころもどんどん喜んでいく気がする。
やりたいことがどんどん浮かんでくる。
少し前まで思ってもいなかった「やりたいこと」に出会えるようになっていく。
それをひとつずつ行動していくことは、最高に自分孝行だと思う。
思い浮かべても叶わない願いが増えるほど、こころは何も思い浮かべなくなっていく。
「思い浮かべてもどうせ叶わない」ことをこころが覚えてしまうと、思い浮かべても無駄に感じてしまうのかもしれない。
自分のしあわせは、自分の行動量で絶対的に変わる。
せっかく生まれた「やりたいこと」、どんな小さなことでも大切にしていこう。
♢
「やりたい」を「やる」と言い換えるだけで、効果が出る。
つい「~したい」と言いたくなった時には、「~する」「いつまでに~したい」と言い換えるか期限を設けるようにしている。おすすめ!
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