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感染者

最近のクリニック、診療所は、行ってすぐに診てもらうことは難しい。
コロナウイルスが流行してもう2年。長い流行だ。
超高齢社会である日本では、地域密着の診療所、クリニックで勤務するドクターは高齢者が多いように感じる。ドクターも診察は命懸けである。

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3月5日、朝起きて倦怠感を感じた私は、近くのクリニックに診てもらえるか、電話で聞いた。
受付、看護師から電話越しに「熱、他の症状はありますか?」と聞かれた。
私は緊張しながら「熱は36.6℃、朝起きたら倦怠感がありました」と答えた。
37℃以上ないので診察してくれると思い込んでいたが、実際は違った。
「3〜4日、家で安静にして休んでください。それでも、体調が悪ければ再度電話を下さい」
と言われた。
断られたのは、これで3件目だ。
4件目にして、診てくれるクリニックを見つけ、ホッとした。
クリニックの指示通り、車で来院し駐車場で待機していた。
しばらくすると看護師から診察の準備が出来たと、電話で指示がきた。
ドキドキしながら、診察室に入ると完全防護服を着たドクターが全身にアルコールを塗って
待ち構えていた。
マスク、防護服、皮膚とあらゆるところにアルコール塗っていたので、若干臭かった。

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