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マイノリティー、知能検査を受ける①

先日友人から知能検査を勧められた。私も発達障害の特性があるのではないかという自覚があったため医療機関で検査を受けてきた。IQをはかる検査だ。よく東大生はIQが高いと聞くが、そんなに東大生って知能検査受けてるの?と疑問に思う。知能検査というのは日常生活での辛さが甚だしく、それが発達特性の影響であるのではないかと疑われた人が受ける検査だ。東大生のほとんどがそれを受けているとは考えにくい、私はそう思う。 私は幼いころから逸脱した子供だった。話はうまくできず周囲とは馴染めなかった。また、運動能力が非常に低く大縄跳びで引っかかってしまったり泳げなかったりしたためいつも嘲笑の的となった。つけられたあだ名は「絶滅危惧種」。ありえないぐらい世界の中でもトップレベルに気持ち悪くていなくなりそうだかららしい。そう、皆さんは察したと思うがわたしは常にいじめられてきた。それは自分の能力が皆より劣っているからだと信じてきた。しかし友人が言うことにはどうやら違うかもしれないらしい。逆に能力が高いのではないか。ここまで読んでくれた皆さんは意味が分からないと思うだろう、この流れであったら知能が低いから周囲と馴染めなかったのだろうと考えただろうか。実は世間であまり知られていないことなのだが、知能検査ではかるIQには4つの観点がある。言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度だ。言語理解は語彙や言葉で説明する能力である。知覚推理は目で見た情報から論理的に考える力である。ワーキングメモリは耳から入った情報を短時間記憶にとどめたり、その情報を整理して考える力である。処理速度は目で見たものを書き写すなどの単純作業である。皆さんはどれが得意だろうか?人それぞれ違うと思う。私は友人から、言語理解が人より得意なのではないかと言われた。調べてみると、なるほどたしかにそうかもしれないと思った。しかし、ワーキングメモリというものに関してはあれ?どうもこれは苦手そうだぞ、と嫌な感じがした。それから自己診断というものに意味はないため、病院で見てもらおうと思ったのだ。②へ続く!



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