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オールラウンダー的起業家理論

オンラインサロン「四谷会議」の方で、話題になったので少し抜粋。オールラウンダー的な起業家が、「器用貧乏」になるのか、それともオールラウンダーとして活躍し続けるのか?続きは四谷会議で読めます。

オールラウンダーということの定義ですが、基本的には何でもできる人。そつなくある程度、なんでもできちゃう。これをひとり起業家に当てはめて考えていきます。

まず、私の考えるビジネスの世界で生き残るオールラウンダーは、器用貧乏ではありません。「1.5流のかたまり」みたいなものです。これにいくつか際限なく近い1流が数個加えられるかたちです。わかりにくいか。

一芸に秀でるが95点以上のスキルであれば、オールラウンダーはせめて85点以上を平均的に持っていること。この水準でなければ、オールラウンダーではなく、文字通り「器用貧乏」。「オールラウンダー」で頭一つ抜けることはできません。

これがビジネスだけのスキルにおいてではなく、そのほかの要素も加味されると考えています。オールラウンダーで生き残るにはね。ビジネスにのみにおけるオールラウンダーは、「つまんない人」に見えます。要は深みがないんですね。オールラウンダーは基本的にトータル勝負なので、ビジネス以外にも85点くらいのスキルを持っていたりします。

ただ、これは必ずしも85点以上でなくてはならないものではなく、「そう見える」ことが大事です。「あれもこれもできる」状態を表面的につくることが重要になります。ちなみに私のゲームの腕は92点くらい。ゲームガチ勢なので、95点以上とかが梅原大吾だとしたら、90か92くらいはあると思う。まあ、2点は見栄だw

ところが、世の中完璧過ぎる人は好かれないようになっていて、オールラウンダーはどこかに隙きがあります。あえて自分のダメなところも出し(あるいは、普段はそう見えないようにし)、自分でGAP理論をつかっています(おそらく無意識に)。そうすると、85点も90点に見えるわけだ、賢い。

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コメントをいただいて、それについて投稿(原稿)を書くというのは、なんともオンラインサロンっぽい現象です。「自分もオールラウンダータイプなので」といえる人は、自分を客観視できる人なんだと思います。客観視から始まることって、結構あるんですよね。

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まあ、超人がどうかは置いておいて(ほめていいんだよ!)、人には向き不向きに加え、その中でさらに得意不得意が分かれます。スポーツに向いている人そうでない人、その中でも球技に向いている人そうでない人、球技の中でもサッカーをさせるより野球をさせた方が良い人、などなど、自分の最大マッチする方向が見つかると、より才能が発揮されるということになります。
で、何が言いたいかというと、自分のこういうところを意識的に探すことが重要なのだと思うわけです。25歳でブログ営業術を出版した頃、そのアンバランスさに戸惑いました。だって大して収入は上がってないし(印税が入るのは遅い)、事務所だって自宅だし、でも知名度はすごい勢いで上がるし、企画はどんどん通っていくし。このとき、ドラゴンクエストのパロメーターみたいなものを自分で意識しました。MAXIMUMが255とすれば、企画はもう100超えただろう。でも、組織なんかゼロに近いし。営業は得意になったけど、でも絶対じゃないし。こういう客観視が大事で、自分の伸ばすべきパロメーターを考えていくことが重要なんじゃないかと思います。

・企画力
・マーケティング
・営業/商談
・経営戦略性
・文章力
・トーク力
・表現力
・Web/SNS力
・社交性
・行動力
・組織力
・実務能力(コンサルティング能力)
・人間力

いずれも、四谷会議ですべて無料で読むことが可能です。👍

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