マイケル・ジャクソンの「フォー」を考える

マイケル・ジャクソン/ Michael Jackson(1958年8月29日 - 2009年6月25日)は、アメリカ合衆国出身のシンガーソングライターでありダンサー。「キング・オブ・ポップ」と称されています。

彼の代名詞とも言えるアクション「ムーンウォーク」、有名曲の一つスムースクリミナルで魅せる「斜め立ち」などがありますが、やはり彼の代表的なアクションは「フォー」ではないでしょうか。

「フォー」といえば、マイケル・ジャクソンか、ベトナムの代表的な食べ物。誰かが「フォー」と叫べば、ベトナムの国民食よりも、マイケル・ジャクソンをイメージする人の方が、ほとんどでしょう。それくらい「フォー」とマイケル・ジャクソンは、切っても切れない関係として周知されています。ゴルフ場で、たまに叫ぶ人がいますが、それは「ファー」なので、間違えないように、気を付ける必要があります。

「フォー」・・・
この「フォー」には、いったいどのような意味が隠されているのでしょう?私は、マイケル・ジャクソンの、ある曲を聴いてピーンときました。

邦題「今夜はドント・ストップ」
原題「Don't Stop 'Til You Get Enough」

マイケル・ジャクソン ファンでなくとも、聴いたことがあるであろう有名曲です。この曲を、日本語訳することにより、「フォー」の意味、謎が、紐解けてきます。

この曲の冒頭に語りがあります。
プロモーションビデオのマイケル。
何かに、ひどく悩んでいます。
心の中に熱く燃えるような想い。
我慢しているけど、我慢できない熱い気持ち。
もう・・・我慢できない
我慢できないんだっ!
どうしても伝えたい・・・否、
伝えなければならないんだっ。
これ以上我慢すると、
ボクはどうにかなってしまいそうだよ。
ねぇわかって・・・このボクの気持ち。
ねぇわかって・・・このどうしようもない
情熱を・・・

こういう憤りが、冒頭の語りだけで
明確に伝わってきます。演出とは思えない
このシーン。この熱い想いを伝える力。
アーティスト、マイケル・ジャクソンが後にキングと
呼ばれるのは、必然だったのでしょう。

そしてこの冒頭の語りで「フォー」が出てきます。
凄く良い「フォー」です。
この冒頭の語りだけで「フォー」の意味が分かります。
和訳しながら、紐解いていきましょう。

「You know, I was.」 
あなたが知っている、私はそうでした。
「I was wondering ,you know」
私は疑問に思っていました、あなたは知っています。
「If you could keep on」
あなたが続けることができれば
「because the force」
力のため
「It's got a lot of power」
それはたくさんの力を持っています。
「And it make me feel like.」
そしてそれは私を〇〇のように感じさせます
「ah.」
あー
「it make me feel like.」
それは私を〇〇のように感じさせます
「・・・oooh!」
・・・フォー!

・・・

童貞です。

この曲のマイケルは、
完熟サクランボです。
サクランボは、すぐに妄想します。
誰とも付き合ったことないのに、
不良の先輩から、好きな子の事を守れるか
心配します。
合体(以下「Ⅽ」とする:恋のABCのC)すらした事ないのに、
身勝手で相手任せなⅭを妄想します。
今では、栗の渋皮煮のような私ですが、
昔は、こんな感じでした。

This is it!

一小節目は、こうです。
「You know, I was.」
あなたは知っています。私はそうでした。

相手の女性(女性とは断定できませんが今回は女性とします)は、年上もしくは経験済みの女性と、容易く想像がつきます。
「あなたは知っています。」つまり、経験済みなので
その行為の良さを「知っている」、
「それをボクは理解している」と、
「勝手に思っている」という事なんです。

そして次にくる「私はそうでした。」
ここが重要です。
知ったかぶりです。
良い大人が、お酒の力を借りずに、Ⅽの良さを
わざわざ言う事はありません。
「あなたは知っています。」「私はそうでした。」。
シラフで急にマグマのように吐き出すなんて、
正気の沙汰ではありません。
わざわざ言うとしたら、勉強のために縛られた経験のある
ベテラン緊縛師か、SM調教師くらいなもので、
それ以外で言うのはサクランボしかいません。
「私はそうでした。経験済みなんです。」と、わざわざ言うところに
サクランボ特有の「虚勢」が出てしまっています。

サクランボである事が明確になったところで、先へ進みます。

「あなたが続けることができれば」
「力のため」
「それはたくさんの力を持っています。」
「そしてそれは私を〇〇のように
 感じさせます」
「あー」
「それは私を〇〇のように感じさせます」
「フォー!」

「あなたが続けることができれば」
相手に委ねています。能動的に自ら動こうとしない。
サクランボ特有の怠慢さが
見られる一節であります。
もうそんな事慣れっ子だから、君のしたいように任せるよ。
こういうスタンスでサクランボがバレないように、相手に委ねようという
魂胆なんです。相手の女性は、この時点で「サクランボだな」と
確信します。女の感という第六感です。
昔、サクランボであろう女性と、初めての夜を共にしたとき、
その女性は、初めてを悟られないように挑んできました。
私の愚かな菊に、積極的に指トライしてきたのです。
え?なぜ?
「So I say why, why?」
「know I that it’s Virgin nature」
「Why, why, do you do me that way」
このように思いました。
初めての時、人は虚勢を張り
間違えるものです。

私は、中学から高校までエスカレーター式に「ドント」という
性教育雑誌をこよなく愛し、常に勉強を怠りませんでした。
「するな(DO NOT)」と言われれば言われるほど、したくなる。
雑誌の「カリギュラ効果」に、まんまと乗せられていました。
継続は力なり。この頃、身に着いた一生モノの習慣。宝です。
コップに水を張りピンポン玉を乗せ、そのピンポン球を
舌で下から上へと舐め、ピンポン球が回転するように弾き、
いつ来るかもしれない
デリケートゾーンのテイスティングの、
鍛錬を怠りませんでした。
成功したスポーツ選手が言います。
常に本番を意識して練習すること。
「ドント」には、デリケートゾーンの
テイスティングを丁寧にする男性はモテると、書いてありました。
慌てず乱暴にしない。そしてピロートークを大切にすること。
少年漫画の初体験は、いつもデリケートホールと愚かな菊を
間違えるシーンが描かれますが、私クラスのドントリーダーは、
絶対に間違えないという自信すらありました。
「備えあれば憂いなし」。
たとえクラスの同級生が、愛の宿泊所の内情を上から目線で、
黒板を使いながら具体的に説明してきても、平常心でいられます。
舌、両手、指先まで休まずキーポンムービン。ドラマーのように、
常にキーポンムービン。コールがかかるまで、一定のリズムを刻みます。
相手を動かすのではない。自分が動くのです。
それが「非童貞」なのです。
つまり「あなたが続けることができれば」なんて言っている時点で、
完全に童貞とバレていて、そこで既に相手にマウントを取られているんです。
昨今の大人作品業界で「嫌いな相手に朝まで~」「夫にの為に~」
という内容の作品が、リリースされ続けています。相手の攻めに心が
折れる時は、かならず「デリケートゾーン・テイスティング」です。
「やめてっ!洗ってないから・・・」
「大丈夫。ここは、良い匂いだよ」
全てを受け入れるテイスティンガーの大きな器、
徹底されたテクニックを感じた時、
女性は快感に屈服してしまうのです。
その瞬間に「和」となります。

そして次の「力のため」
・・・最悪です。

この「力」は、自身の我慢限界から生まれた
発散欲です。
自分が気持ちよくなりたいだけなのに、
それをしてもらえると「力が湧いてくる」と
他力本願な事を言い出しています。
それを言っていいのは
鳥山先生の描く最強のサルくらいなものです。
「オラに元気玉をくれ」
唯一言っていい、人のようなサルです。
みんなの為に頑張っていましたから。
自分の為なのに「力のため」と、言い訳がましい所がダメなんです。
男らしさに欠ける。そこが「サクランボ」を強調する修飾語と
なっている事に、全く気付いていません。
こういうサクランボ・ボーイは、脱サクランボ・エピソードを言う時、
「飲み会で女の先輩と、酔った勢いでヤッたからあまり覚えていない。」と、言います。もちろん私も、言っていました。
この曲のマイケルは「虚勢系完熟サクランボ・ボーイ」であると、
確信しました。

そして次。「それはたくさんの力を持っています。」
ここで言う「力」は、相手の発散力です。発散技術です。

来ました・・・
早くサクランボを卒業したくて、遠回しにお願いにきました。
・・・もうパンパンです。
我慢の限界です。
パンパンに溜まっています。
「たくさんの力を持っているから」ボクを助けると思って頼む。
ボクに元気をください。ボクに元気玉をください。
ボクの元気玉がそう言っています。

そして次の一節で、バケの皮が剥がれます。
「そしてそれは私を〇〇のように感じさせます。」
原文ですと「And it make me feel like.」
具体的な部分は、あえて言わないんです。
否・・・実際は、知らないから「言えない」という方が
正しいでしょう。
「〇〇のよう・・・」で切っているのは
本当は知らないからなんです。
知らないのに知っているフリをする。
「酔ってしたから覚えていない」と嘘をつき、
具体的な説明ができないのに「あえて説明しない」ような
言い回しをしています。

「それは私を〇〇のように感じさせる」
・・・パンパンです。

そしてそこからの「あー」
妄想だけで、オルガスムスを迎えそうになっています。
オルガスムスならぬオルガススム・・・ご飯がススム君に
なっています。
大人になると、母性溢れた女性は「美味しい」と言いながら
男マトリョーシカを、テイスティングしてくれます。
絶対に、美味しいことはないのに、「美味しい」と
言ってテイスティングしてくれます。
その時、男性は「そこ、そこがナイス」と伝える必要があります。
わかっている大人は、皆そうします。
歯を喰いしばり、悔しい顔をしながら「スー」と息を吸います。
音で言うと「シー」と「スー」の間のような音です。
テイスティングという名のコールから、
「そこがナイス」のレスポンス「スー」。
「レスポンスー」です。
ここで、こういう事をしていなと、
揉めた時に「どうして言ってくれなかったの?」と
後日怒られることになります。

サクランボ・マイケル少年は、妄想しただけで、
いたたまれない気持ちが
ボルケーノのように溢れ出したのです。
この「あー」は「レスポンスー」です。
「もっとちょうだい
カモン カモン カモナジョイナス!」の
「あー」です。
それがより強調され、明確になるのは、
タイトルにも含まれている
サビの部分。

Keep On With The Force Don't Stop
Don't Stop 'Til You Get Enough

力(その気持ちいい技)を続けてよ やめないで
きみが満足するまでやめないで

「Ⅿ気質サクランボ・ボーイ」
ここに全てが白日の下にさらされました。

そして連発の「それは私を〇〇のように感じさせます」
そして魂の「フォー!」

いただきました。
これは「夢精」。

この「フォー」は・・・・夢精です。
夢精すると飛び起きます。その時に出てしまう叫び声。
これが「フォー」の正体です。

そして羞恥を振り切った後の歌詞は、直接的になります。
羞恥を脱ぎ捨てて、本気で脱童貞を狙います。
むしろ羞恥すら味方にしつつあります。見苦しいです。

「Lovely」
「Is The Feelin' Now」
「Fever,」
「Temperatures Risin' Now」

素晴らしい
今・・・感じているよ
熱い・・・熱いよ!
カッカしてきたよ

「Power (Ah Power)」
「Is The Force」
「The Vow that Makes It Happen」
「It Asks No Questions Why (Ooh)」

パワー(ナカヤマキンニ君)
これが性交渉のパワー(気持ちよさ)なの!?
オルガスムスできるよね
理由なんかなくても大丈夫

「So Get Closer (Closer Now)」
「To My Body Now」
「Just Love Me」
「'Til You Don't Know How (Ooh)」

そばにおいで(近くにおいでよ)
僕のからだのすぐそばに
そして愛してほしいんだ
どうしていいかわからないくらいに

「Keep On With The Force Don't Stop」
「Don't Stop 'Til You Get Enough」
「Keep On With The Force Don't Stop」
「Don't Stop 'Til You Get Enough」
「Keep On With The Force Don't Stop」
「Don't Stop 'Til You Get Enough」
「Keep On With The Force Don't Stop」
「Don't Stop 'Til You Get Enough」

その気持ちいい技を続けてよ やめないで
きみが満足するまでやめないで
その気持ちいい技を続けてよ やめないで
きみが満足するまでやめないで
その気持ちいい技を続けてよ やめないで
きみが納得するまでやめちゃだめさ
その気持ちいい技を続けてよ やめないで
きみが納得するまでやめちゃだめさ

・・・ご理解いただけましたでしょうか。
どれだけ言うんだってくらい連発します。
完全に「WA・GA・MA・MA サクランボ・ボーイ」です。
しかも「TUNA・BOY」です。
男性も女性も夜の「TUNA」は嫌われます。
「ドント」の漫画にも、嫌な感じに描かれてました。

この名曲の背景は「サクランボTUNA・BOY」が身勝手に
絶頂したい願望であり、
「フォー」は、脱サクランボの時に、あまりの気持ちよさで
心が叫びたがって出てしまった「フォー」でした。

歌詞を私なりに「サクランボ」ベースで訳してみると・・・

愛とかどうとかどうでもいいから。
そんな理由とかどうでもいいからさ。
とにかく、こっちにおいでよ。
そしてボクを気持ちよくさせてよ。
止めないで。
そのローリングハンドシェイクを止めないで。
ボクが満足すると、君も嬉しいよね。
だから止めないで。
そのローリングハンドシェイクに何を加えたら
その凄い技になるの?それを続けてみてよ。
そしたらボクは嬉しいよ。
ボクが嬉しいと、君も嬉しいよね。
YOUやっちゃいなよっ!
Don't Stop 'Til You Get Enough!
フォー!

マイケル・ジャクソンの最高の歌唱力と演技力を用いて、
ノリノリで身勝手なサクランボ・ボーイを演じる姿に、
当時リアルタイムで聴いていた人々から、
現代に至る全てのファンの心に響き、
これからも愛され語り継がれていくのでしょうね。

・・・

ベトナムのフォーが食べたくなりました。

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