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カイロプラクティックの思い出

今回は、カイロプラクティックの学校を見学に行った日に、附属の治療院で
初めて受けたカイロプラクティックの施術についてと、カイロプラクティックの学校へ入学してからの事を、お伝えしたいと思います。

カイロプラクティックの学校を見学に行った日に、附属の治療院で受けた
施術の内容ですが、まず首と背中、肩の動作を診てもらいました。
診てもらった結果、私の体は左に捻じれていて、猫背になっていました(>_<)

次に、首、肩、体幹の可動の検査です。
検査の結果、私の首や肩の筋肉が緊張によって硬くなっていたので、
可動範囲も狭くなっていました。
自分の首と肩の可動範囲が、狭くなっていたとは、自分では気づかなかったです(>_<)

体の可動域の検査が終わると、次に触診しながら、症状が強い箇所を探していきました。
首の付け根、肩甲骨の表面、肩甲骨と背骨の間、僧帽筋の肩の部分、もう首、肩、背中全体でした(T_T)

それから、施術用のベッドにうつ伏せに寝て、「マニュピレーション(筋緩和操作)」いわゆるマッサージみたいなもので、全身の筋肉をほぐしてから、首、背中、骨盤を正しい方向へ矯正するというものでした。

首の骨の矯正も気持ち良かったですが、自分にとって一番良いと感じたのは、背中の矯正でした。
背中を矯正された後、ベッドから立ち上がると今までと違い、明らかに自分の目線が高くなっていました。
私の猫背で丸くなっていた背中が伸びて、背が伸びた実感がありました。
全身が軽くなり、肩こりの症状も凄く楽になったのを覚えています。

入学してから、実技では先ず「マニュピレーション(筋緩和操作)」と骨格模型を使っての骨の名称や、骨の細かい部分の名称を覚える事から始めて、モーションパルペーション(関節の可動性検査)の練習、整形外科的検査、ディバーシファイド(ボキボキっと関節の音を鳴らせて矯正する)テクニック、アクティベーター(アクティベーターという矯正器具を使って矯正する)テクニック、トムソンテクニック、仙骨後頭骨テクニックを勉強しました。

学科では、解剖学、解剖生理学、病理学、公衆衛生、内科学、運動学、免疫学、栄養学を勉強しました。
これらを2年かけて、勉強しました。人の体を触るので最低限、勉強しておかないといけませんね。

たまに、ネットなどで見るカイロプラクティックや整体の学校の宣伝で、「知識よりも、治せる治療家になりませんか?」というのを目にしますが、知識のない者=人の体を勉強してない者が、人の体を触ること自体、非常識で無責任だと思います。

ちなみに、私が通ったカイロプラクティックの学校は、高級な枕や、高級なマットレスの販売を推進して買ってくれた人に、会員価格で施術するような学校ではありません。

学校では同期の仲間で、、交代でマニュピレーション(筋緩和操作)の練習をしたり、上級生の矯正の練習台になったりして、何とか肩こりに耐えていました。あまりにも耐えれない時は、学校附属の治療院で施術してもらっていました。

ちなみに、カイロプラクティックの目的は、「サブラクセーション(骨や関節のズレ)を矯正することにより神経生理機能を改善し、人が本来持つ自然治癒力を高めること」である。

次回は、肩こりとの戦いについてお話しさせて頂きたいと思います。


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