特別じゃない自分を愛すること
特別じゃない自分を愛すること
特別じゃない日常を愛すること
特別じゃない今に感謝すること
これができるようになったらきっと人生はしあわせで、豊かなんだろうなと思いました。何かで目立つと一気にその存在や役割が特別なものに扱われて、特別を当たり前に期待されて、いつの間にか特別な自分じゃなきゃいけないような気がして苦しかったと思います。
特別なことをしなくちゃ、今まで誰も挑戦してない領域にチャレンジしなきゃ、誰もできなかったことをやらなくちゃと自分を追い込んでいたと思います。
でも、世の中にその人じゃなきゃできないことなんてほとんどなくて、遅かれ早かれ誰かが実現するわけで、そんなに気張る必要はないのだと思います。
それより大事なのは、誰でもできることでも私がそこでそれをやる意味を理解して感じていることなのだと思います。
個の時代って言われるようになってから、人と異なることを求めたり目指したりする人が増えたように思います。その結果、なんだか同質的なものが生まれたり同じような人が増えている気がしてそれがなんだか息苦しく感じることがあります。
特別だって認めて欲しい
そういう気持ちが溢れて押し寄せてくるような気がするのです。
そんな私もたぶん、少し前まで人と違うことを求められるままやり続けて、それがなかなか認められなくて、受け入れられなくて疲れ切ってたと思います。
それは求めた人が悪いとかではなく、仕事とは何なのか、本質的なところに疑問を持って、どうしたら良いのかを考えるということができていなかったことが原因だと思います。
仕事はやっていることよりもそこで本当に必要なことなのかということで、お客さんが必要としているところに必要なものを提供するからこそ価値や対価が生まれます。
それがユーザーであることはもちろんだけど、会社員だったらそれが上司だったり部下だったりするんだと思います。そして一丸となって、ユーザーに価値を提供するということ、その中で最適解を議論し一緒に作っていくことが大切なのだと思いました。
よく言われる当たり前のことだけど腹落ちさせるのは難しい。
人と異なろうとすることが悪いとは思わないけど、人と違うことが価値だって思ってしまうような言葉や表現を多く見かけるからこそ、そこに陥ってしまわないように自戒を込めて今日ここにnoteを書きました。
自分を特別な存在だって思えるときはたぶん普通の自分を愛せたときで、特別じゃない自分を受け入れられたときなんだと思います。
特別な何かで認められなくても受け入れてくれる人が周りにいること、だらだらと過ごす家があること、見たいテレビが見れること、特別じゃない日常を愛せた時に気持ちが満たされるのだと思います。
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