親と老いとロスジェネと。
同級生で集まった。結果的に話したテーマを集約すると「これから先の働き方」と「親の介護」について。
その中のひとりの話。親が自分の老いを認めてくれず、家の住み替えやリフォームにも否定的でケンカも絶えない。何より「家で最期を迎えたく、それまでの面倒を私に見てもらおうとしていることが分かって衝撃だった」という。ちなみにシングルマザーで親とは別居。
一方、違う友人。親は施設に入ることには肯定的で、「あなたに面倒をかけたくない」が口癖だという。ちなみにシングルで現在は同居中。
価値観が多様化していく中、私たちはもちろんのこと親世代の価値観だって多様なんだよな、としみじみ。
昨年末、「忘年会スルー」という言葉が話題になった。ジェンダーギャップ以上に、ジェネレーション・ギャップがこれからますます加速する予感。家庭内だけでなく職場も社会全体も、そうなっていくような気がしている。
いわゆるロスジェネ世代の私。さして、これといって特定の色がついていないのも特徴のひとつ。それゆえ、上のバブル世代とも、下のゆとり・さとり世代とも、どちらの世代にも寄り添うことができるのが特徴か。上と下の世代の橋渡しができるという意味で、これからの時代に必要不可欠な世代なのかもしれないな、というようなことをぼんやりと。
今日の一冊
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