四十九日を迎える頃。高齢犬の介護を終えたあと。
皆さん、お元気ですか?
愛犬クレオたんの四十九日まであと1週間となりました。
今週末の日曜日に、火葬をお願いした霊苑が開催する合同法要に参加して、お見送りをしてきます。
早いもので、クレオが旅立ってから6週間が経ったってことですね。
今日お昼寝中に、カタって音がして、
なんとなくクレオがベッドの枕のところに両手をついて、あの頃のように
「起きて相手をしろ!」と、
シケた顔して覗き込んでいる気がしたので、
目を開けてみたら、
そりゃあ何にも見えないけれど、いつも通り
「わたし眠いから手だけでゆるしてね」
と思いながら、左耳の下をモミモミしてあげました(のつもり)。
来週末には、姉妹たちが眠る共同墓地に連れて行く予定で、
本当に本当に、クレオたんの「実体」とのお別れの時が近づいているのを感じます。
よく、ペットを亡くした人を慰めるようなことが書いてあるWebサイトには、
「魂はずっと一緒にいるよ」とか書いてあるけれど、
いつまでも引き留めているのは違う気がして。
先に行って待っててね、も違う気がして。
新しい道をお互いに歩いて行く、と思いたい。
スマフォのアルバムをスクロールすると出てくるクレオの写真や動画を見て泣くことはないけれど、
抱っこした時の重さや、触り心地や、
お風呂に入っている時に入り口でずっと立って待っている姿を思い出す時に、
声をあげて泣いてしまうんだな、湯船の中とかで。
でも彼女を悲しませたくないから、すぐやめるけど。
1人で暮らすには広くなりすぎた部屋から、
引っ越そうと思い、着々と準備をしています。
この部屋は、一年前に彼女の夜鳴きがひどくなったとき、
近所から苦情がきたタイミングで、急遽引っ越した物件だったけど、
築43年の集合住宅から、築3年のマンションへと、かなりの環境の変化を引き起こして、
びっくりするくらいの生活レベルの向上へとつながり、
現実的に、この1年間で、わたし自身も変化できたと思うから、
これもそれも全て、クレオたんのおかげで今があるんだと確信できる。
でもね、もうこの部屋は必要ないのよ、
わたしには。めちゃくちゃ良い部屋だけど、広いのよ、わたしだけ、には。
さらに良い人生にするために、次に進むために、
新しい部屋を決めましたよー。
さて。
なんとなく、今の気持ちを書き留めました。
今も愛犬と暮らしていたり、わんこの介護をしている人たちに少しでも何かを残せるように、
高齢犬との生活で悩んで取り組んで解決したことを書き残そうと思ったけど、
何からスタートしていいかわからなくて、
結局、1ヶ月もほったらかしになっちゃったから
とりあえず、今日はこんな感じで。
18年間を共に過ごしたのは、ある意味、
やり切ったという感覚の方が強いですね。
ふたりで生き抜いた!かな。
今までも他に、ポコ、レディ、ジジ、3匹を見送ってきたけれど、贔屓するつもりはないけれど
誰よりも一緒にいた時間が長いから、
贔屓目で見ちゃうのかな。ごめんなさいね。
でも全員、愛してるよ。
ありがとう。
載せるかどうか迷ったけど。
旅立つ3日前の夜のクレオたん。
なぜかこの日から抱っこをすると
体をこうやってピトーって添え付けてきて、
ヒョ〜ヒョ〜と鳴きながらわたしの顔をまっすぐ見上げてきてたんだよね。
あの時は、ちゃんと目が合って
見えてたんだよね、たぶん。
仏壇に置いてある遺骨に手を合わせる時に、
あの、見上げる顔を思い出しているよ。
ちゃんと見送るからね。
だからまだここにいてね。