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誰もが参加できる横浜マラソンを目指して── 。車いす種目参加ランナーさんをインタビューしました

横浜マラソンnoteをご覧いただきありがとうございます!横浜マラソン組織委員会事務局のnote編集担当です。

横浜マラソンは、28,000人のランナーが横浜の街を駆け抜ける大規模マラソン大会のひとつ。種目はフルマラソンのほか、車いす部門を設けており、誰もが参加しやすい大会を目指しています。

今回は、日常生活で車いすを利用されている方に向けて、車いす部門がどのような種目なのか、実際に大会の参加経験がある方にお伺いした話を交えながら、紹介したいと思います。

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今年10月31日(日)に開催する「横浜マラソン2021」は、フルマラソン及び車いすのほか、オンラインマラソンの種目を設け、感染症対策を徹底して安全で安心な大会開催に向けて準備を進めています。
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車いすチャレンジは、小学生以上が対象となる種目です。ご家族等が伴走者または介助者として一緒にご参加いただけるので、出走にあたって不安がある人もぜひ参加を検討してほしいです。

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横浜の名所を眺めながら走ることができる約2kmのコースのスタート地点は、みなとみらいエリアにあるパシフィコ横浜前交差点。

スタート号砲後、横浜赤レンガ倉庫方面に向かって真っすぐ進みます。途中で左に曲がった先には、海に面した横浜ハンマーヘッドの景観が広がります。

港街横浜の雰囲気を感じながら敷地内を周っていただくとラストスパート。今春に全面供用を開始した新たなシンボル女神橋を渡り、パシフィコ横浜・臨港パークが見えてきたらもうすぐゴールです。最後の力を振り絞ってください!

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ここで、過去に車いす(2km)種目でご参加されたアダチコウヘイさん(20代男性)にお話を伺いました。

── アダチさん、こんにちは。アダチさんは、前回開催の2019大会で、車いす(2km)種目でご参加いただいたんですよね。ありがとうございました。そもそも、どんなきっかけで参加していただいたのでしょうか。

僕は生まれつき歩けない障害があり、車椅子に乗って生活しています。横浜マラソンへの挑戦は、友達が誘ってくれたんです。

── そうでしたか。実際に走ってみてどうでしたか?

横浜マラソンでは、坂道にずいぶんと苦しめられました。かなり大変で、辛かったことを覚えています。でも、なんとか最後まで走りきることができ、とても嬉しかったです。

── 苦労した分、ゴールのうれしさもひとしおですよね。

そうですね。2kmという距離は、自分が思ってる以上に大変でしたが、体力づくりになったと思います。

── 横浜マラソンの魅力はなんだと思いますか。

海風を感じながら走れること。それに尽きますね。

── 港街横浜を堪能してもらえるようなコースづくりを大切にしているのでとてもうれしいコメントです。これからの横浜マラソンに期待することはありますか。

「誰でも気軽に参加できるマラソン大会」になってほしいです。

──わたしたちも参加者のみなさんにより愛される大会を目指していきます。貴重なご意見ありがとうございました。最後に「車いすチャレンジ」に参加を検討されている方へメッセージをお願いします。

走りきったあとの達成感は最高です!体力に自信がある方はぜひ参加してみてください!

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2kmのコースを車いすで走り切ることは、決して楽ではありません。しかし、無事にフィニッシュできた後には、かけがえのない達成感につつまれるでしょう。

この秋、年に一度の秋の思い出として、ぜひ横浜マラソンに参加してみませんか。

ランナー募集も残すところあと1週間となりました。お申し込みは5月11日(火)までですのでお早めに!

10月31日(日)は、あなただけに訪れる“感動の一日”となることを願っています。