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犬を飼うと幸せになれる!

犬を飼おうか考えた時、「しつけが大変そう」「お金がかかる」「留守にしているときいたずらしてしまうのでは」など、心配材料がたくさんあってなかなか一歩踏み出せない方が多いと思います。

私も長年、一人暮らしだし、フルタイム+残業も多いし、到底、犬を飼える状況ではないと思っていました。でもいざ犬を飼ってみたら、いいことがたくさんあったんですよ。犬を幸せにしようと思うと、なぜか飼い主も幸せになる・・・そんなメカニズムをご紹介します。

今日ご紹介の内容は、英国のMcCarthy & Stone社が実施した調査結果をもとにしてます。その調査では、55歳以上で犬猫の飼い主1000人と、同年齢層で犬猫を飼っていない1000人を比較し、「犬猫とともに暮らしている人の方が、そうでない人に比べて自分のことを成功していると考える割合が多く、その差は2倍」であることがわかったんですよ


1.健康になる

ペットを飼っている人のほうがより多くの運動をする傾向があり、ペットを飼っている人は飼っていない人に比べて、運動量がほぼ2倍ということがわかりました。また、ペットを飼っていない人の心拍数を上げるような運動の頻度がの平均が週に3回なのに対し、ペットを飼っている人は週に5回でした。さらに、10人中9人の飼い主が、ペットを飼うことが健康や幸せにつながっていると回答しています。

Tip
おそらくこれは、犬と生活するようになり、散歩の回数が増えたり、アウトドアや公園で過ごすことが増え、ライフスタイルが変わることが大きな要因と考えられます。

また、小児アレルギーや、戦争帰還兵などのうつ病、自閉症、慢性疼痛(とうつう)や消化器疾患にも効果があるということが医学的にも証明されています。

2.社会的に成功する

ペットを飼っているほうが、慈善団体のボランティアに参加したり、休暇に出かけたりする可能性が高いという調査結果が出ています。

さらに面白いのが、ペットを飼っていない人の方が、住宅ローンを早く返済し(60%に対して69%)、早期退職(35%に対して46%)する可能性が高いにもかかわらず、ペットを飼っている人の方が、結婚し、子供ができ、大学の学位を取得し、理想の仕事に就く可能性が高いのです。

結果、ペットを飼っている人のほうが、自分自身が成功者であると考える可能性が2倍であること、さらに年収が4,000ポンド(日本円では約54万円)ほど高いことが判明したのです。


3.幸せを感じやすくなる

2015年米科学誌「サイエンス」に、犬と人間が見つめ合うと幸せホルモンともいわれる「オキシトシン」がお互いに分泌されるという研究結果が発表されました(日本の麻布大学の研究結果です!スバラシイ!)

オキシトシンとは

・幸せな気分になる/ストレスが緩和する
・不安や恐怖が減少し、他者を信頼できるようになる
・社交的になり人と関わりたくなってくる
・親密な人間関係を結ぶ気持ちが高まる
・学習意欲や記憶力向上/心肺機能向上/感染症予防

など、わたしたちにとってもメリットのある分泌ホルモンなんです。

こういった犬を飼うことのメリットが科学的に証明されるようになり、最近アニマルセラピーなども流行ってきているんですね。


最後に

ただ、犬と見つ合い、触れ合うだけで、こんな幸せな気持ちになれちゃうんです。さらにその幸せの感覚や健康の安定が、社会的成功にもつながっていくのかもしれません。

まだ犬を飼っていないという人も、犬との生活を始めて、犬と一緒に幸せになってみませんか?


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