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トイプードルってどんな犬?

日本人にとって一番人気の犬といえば、トイプードルですよね。街なかでも一番良く見かける犬種ではないかと思います。

愛らしい外見も人気の理由ですが、飼育初心者にも飼いやすく、マンションなどに住んでいても、管理がしやすい特徴があります。


基本情報

英語表記 :Toy Poodle
原産国 :フランス
サイズ :超小型犬
グループ :9G(愛玩犬)
体高:~28cm
体重 :~4kg


見た目の特徴

優雅で気品あふれる容姿が特徴的で、独特のカールをもった被毛に覆われています。毛色はJKCに登録されているだけでも、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバー、シルバー・ベージュ、レッドなどがあり、さらにカフェ・オ・レなどブラウン系の中でも、濃淡でカラーがわかれていたりします。抜けにくい毛質のため、動物アレルギーがある家庭でもよく飼育されていますが、代わりに月一回程度のトリミングが必要になります(カットしないと、毛玉だらけになっちゃうんですよ!)

スタンダードプードルで特徴的なプードルカットは、水鳥の狩猟のために、頭・首・肩・胸は保温性を高めるため残し、後ろ足は泳ぎやすいようにカットをしています。またしっぽの先のポンポンは、先端も暖かく、また人間からもどこに犬がいるかわかるよう、視認性を高める役割があります。


性格の特徴

プードルはロシアや中央アジアに分布していたと言われます。フランスの犬というイメージも強いですが、水に飛び込む(pudeln)というドイツ語を起源に持つように、ドイツで水猟犬としてカモ狩りなどを行っていたのが、フランスに持ち込まれ、フランスの上流階級に人気となりました。高級食材トリュフを見つける使役犬として活躍していた歴史からもわかるよう、非常に嗅覚に優れ、現在でも麻薬犬として活躍していたりします。

知能も高く、また狩猟犬だった歴史もあり、愛玩犬でありながら運動量を必要とする犬種です。穏やかでフレンドリーですが、少し神経質な側面もあります。


トレーニングのポイント

知能が高く活発なので、ベーシックトレーニングを使って適度に精神的+身体的な刺激を与えることが重要です。また、購入時に「お散歩はいりませんよ」と言われたという飼い主さんの声を聞くことがありますが、エネルギーが余ってしまうと、問題行動に発展してしまうことがあります。健康上問題がなければ、朝晩二回、20分程度のお散歩にいくようにしましょう。

また、能力が高い分、アジリティーやドッグダンス、ノーズトレーニングなどの「お仕事」を与えて、報酬を与えていってあげたほうがいいですね。単純にフードをあげるより、何かのご褒美として与えたほうが、犬は楽しいという研究結果もあるんだとか!知育玩具も上手に使いこなしますので、いろんなタイプの遊びを試してみてください。


プロに相談する判断ポイント

神経質な性質による過剰な吠え行動や、人への飛びつき行動分離不安などの予防に努めることが重要です。万が一こういった行動の予兆が見えたり、が行動の頻度が増えてきたら、プロに相談してみましょう。特にトイプードルはジャンプ力が高いですが、膝蓋骨脱臼などを発症しやすく、落ち着いて過ごせるように習慣づけられると、安心ですね。


まとめ

テディベアカットの流行により、かわいらしい外見と、飼いやすい性質で10年ほど根強い人気を誇っています。また最近は、チワワとのミックス、マルチーズとのミックスなどのミックス犬も増えてきています。ミックス犬の場合は、もう一方の犬種特性が強く出る場合もありますので、行動特性や運動量はどちらの気質が強いかなどを見ながら、総合的に判断していきましょう。


もし今問題行動があって困っている、これからワンちゃんを飼うのだけど、問題行動が起きないように予防したい!トレーニングしたいなんて方は以下よりお問合せください。お気軽にどうぞ~!



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