マガジンのカバー画像

街河ヒカリのまとめ

37
街河ヒカリが書いたnoteのうち、特にお薦めしたいものや長文のものをマガジンにまとめています。「街河ヒカリの対話と社会」と重複しません。
運営しているクリエイター

#コラム

文フリ東京2019年5月6日の感想

2019年5月6日(月)に東京流通センターで開催された第28回文学フリマ東京に行きました。『メン…

7

偏りと、かわいそうランキング

私がお世話になっている富永京子先生の本『みんなの「わがまま」入門』を読んだ。所々に笑うポイ…

9

【発売決定】BUMPのニューアルバムの魅力を解説

バンドサウンドに原点回帰したかもしれない可能性、星と猫と出会いと別れを歌う一貫性、演奏技…

5

街河ヒカリのnoteアクセス数ランキング

街河ヒカリのnoteのアクセス数を全期間で合計したランキングを発表します。 第5位「クレヨン…

6

君の名は。がヒットした理由である状況重視と非論理性と無個性を「カタワレ系」と名づ…

君の名は。に感動できない理由を解明するためONE PIECE、ナウシカ、この世界の片隅に、シン・…

40

『万引き家族』の予備知識

『万引き家族』は現代社会への問題提起です。絆への批判、家族観の変化、貧困問題、断言への抵…

18

BUMPとRADは似てるのか?綾波レイと君の名は。

RADは君と僕の絶対性を歌う。マイノリティとして世界の周縁にいたが『君の名は。』ではマジョリティに向けて直球勝負で挑んだ。BUMPは痛みと自分が一つになることを重視する。過去と今の多重化に真骨頂がある。『3月のライオン』と共鳴する。これが本稿の要点だ。 「バンプとラッドは似てるのか?」この話題は何周目だろう。しかし両バンドは常に変化しているから、「似てるのか?」という問いを常に更新しなければならない。 本稿では、主に歌詞へスポットライトを当てる。 哲学研究者であり『Jポ